Algoageへの転職のきっかけは何ですか?
転職のきっかけは、2人の上司との出会いでした。ひとり目の上司は事業会社でマーケティングを担当していた経歴があり、ふたり目の上司は自分でマーケティング会社を立ち上げた後に事業を売却したという経歴でした。ふたりとも社内では群を抜いて優秀で、外の世界にはこんなに優秀な人がいるんだなと、衝撃を受けました。新卒の時から担当したマーケティングのスキルアップをしたいという思いが強くなる中で、自然と転職する方向に気持ちが向いていきました。 マーケティングのスキルの幅を広げていきたい、特に売上を直接つくる領域に挑戦していきたいと思い、さまざまな企業やポジションの方とお話をさせていただきました。Algoageはエージェントからの紹介企業の中で、「広告×AI」というキャッチコピーが目に留まって興味を持ちました。 AlgoageのチャットブーストCVは、LINE内でユーザーから直接得た回答データを活用して1to1なマーケティングができるサービスだということを知りました。Cookieレスに向かっているにも関わらず、よりユーザーにぴったりな情報提供を求められるこれからの社会でのマーケティングにおいて、このサービスは伸びていくだろうと感じました。あわせて、最先端のマーケティングのスキルを身につけられるであろうことも魅力的でしたね。
Algoageに入社してからはどんな業務を担当されていたんですか?また配属先(Section2)はどんなチームですか?
▼入社してからの業務 プランナーとして入社し、最初は大小さまざまな案件を担当しました。その実績を評価いただき、2022年の秋ごろからセクション制度が導入された際にはCPP本部のセクションを1つ統括するポジションを任せてもらいました。そこからはセクションと事業全体を大きくし、組織の成長基盤を作っていくミッションを持ちながら事業推進を進めています。さらに、2023年からは組織や事業にChatGPTを活用するGAI推進室のリードやCPP本部の採用育成のリードも兼任しています。 余談ですが、資金を気にせず事業成長にコミットできるのは最高の環境でした。 ▼チームカラーについて Section2のメンバーは若くて成長意欲のあるメンバーばかりです。フィードバックをどんどん吸収して成長するんだ!事業成長にコミットするんだ!という意欲が高いですね。成長意欲を持ちながらも合理性を追求し、事業の成長スピードを上げるために何が必要なのか?ということを言語化しながら走り続けています。 Section2ではフィードバックを大事にしていて、Section2から派生して会社全体にも、もっとフィードバック文化を根付かせたいという想いもあります。すばやく成長するためには、インプットとアウトプットの量に加えて、質の高く自分のレベルにあった意見をもらうことが最短の道だと思っています。その最適なフィードバックを数多くさまざまな人から受けられる環境を作ることができると、メンバー同士の成長の相乗効果が生まれ、全員のレベルアップにつながるはずなので、これからもフィードバック文化を大切にしていきたいですね。 Section2チームリーダー(以下澤地さん)がとても良い例なのですが、入社当時はロジカルに物事を進めることに苦手意識を感じていたんです。しかし、クライアントワークを進めたり、ユーザーのインサイトを深く分析するためには、かなりのレベルのロジカルシンキングが求められます。まずそこを身につけようと、実際に案件を担当してもらいながらフィードバックを繰り返しました。澤地さんは成長意欲が特に高いメンバーだったのもあって、社内でもトップレベルでシナリオのコンテンツ制作ができるようになり、わずか半年でチームリードに昇格。現在は社内のエース人材として20名程度のマネジメントを含む幅広い領域に挑戦しています。
フィードバック文化を根付かせ、実際に活躍しているメンバーがいるのは素晴らしいですね...!現在注力していることがありますか?
現在一番注力している事は、育成ですね! 現在は採用したメンバーを、高いレベルまで最短で育成するためのプログラムを作っています。いずれは、Algoageが育成で有名な会社として認知されるようにしていきたいです。 育成においては澤地さんの事例をベースに、最短でレベルアップできるような体制をつくっています。澤地さんのような人材を再現性高く育成できる仕組みを作り上げたいんですよね。手を挙げればなんでも任せるスタンスですが、もちろん根拠があることが大前提です。 また、当たり前ではありますがミッションであるMRRの達成にむけて、マーケター職の全員が力を合わせて全体最適の視点で、規模の大きいエンタープライズ案件を受け入れて丁寧な対応をする事、比較的小さな案件をより効率よく運用していく事、という質と効率の両面をレベルアップさせるための体制づくりを行っています。 バーチャルオフィスの実装やストレングスファインダーを全員が受けて共有するなど、オンラインオフライン問わずコミュニケーションを取る施策も継続しています!
育成プログラムの詳細を教えていただけますか?また、なぜプログラムを作ろうと思ったんですか?
▼プログラムの詳細 2段構成のプログラムで、1つ目は動画やワーク中心のプログラムです。プログラムでは「ユーザーを理解するとはどういうことか」「ユーザーをコンバージョンに導く体験設計には何が必要か」といった、プランナーのスキルの根幹となる知識を実践的に学びます。さらに、一人一人にメンターをつけ、適切なフィードバックができるような体制を構築しています。 2つ目は案件に入った後、最短で独り立ちできるようにするサポートプログラムです。案件構築と運用の2つのフェーズに分けて、やるべきアクションを整理し、達成に向けて取り組んでいくプログラムです。ここではOJTをいかに効率よくできるか?という点に重きを置いていますね。 さらに、毎日振り返りを書いて、メンターがフィードバックするようなサポートをしており、「なぜその学びが得られたのか?」などの深掘りを通して、ロジカルに考えられるような設計になっています。 ▼プログラムを作った背景 一番は、組織としてもっと成長支援をしたいという想いです。成長性の高いプロダクトかつ、成長意欲のあるメンバーばかり集まった組織なので、正しいインプットができる仕組みがあれば、さらにスピード感を持ってレベルアップできると思います。入社したメンバーのなりたい姿に、最短でなってもらえるようなコンテンツを提供したいと思ったんです。 オンボーディング施策自体は1年前から進めていますが、その際に経営陣とリクルートやP&Gのような「人材育成に強い会社として、ブランディングができたら良いよね」という話をしていました。ベースのスキルセットが高く、個性を発揮できるような会社になりたい。そのために育成体制の整備は必要不可欠だと思い、プログラムの構築に取り掛かったんです。
Algoageではどんな成長ができると考えていますか?
1つはひとりのユーザーを徹底的に考えるマーケティング力です。Algoageの提供しているチャットブーストCVは、LINEでユーザー一人一人に向かい、コミュニケーションをとっていくのが特徴です。近年では、1人のユーザーに向き合う本質的なマーケティングの重要性を謳っているものの、広告/プロモーションなどの対多数向けのマーケティングに目がいきがちで、なかなかこの領域に踏み込めていない企業が多いです。Algoageではユーザーの解像度を上げて、コミュニケーションをとりながらアプローチしていく。形だけの1to1ではなく、本当の意味でユーザーを理解し、試していく必要があるので、ユーザーを理解する本質的なマーケティング力が身につきます。 その能力に付随する形で、ロジックを徹底的に考える思考力も鍛えられますね。ユーザーインサイトやユーザーに提供したい体験の設計を、論理立てでクライアントに説明することが求められるので、言語化能力はかなり大事になってきます。また、社外だけではなく社内でも最良のコミュニケーションを考え続けています。特にプランナーは、ライターやデザイナーなどやり取りするメンバーが多いので、依頼内容の詳細やその背景にある思考を丁寧に伝え、認識齟齬が起きないようにしています。 もう1つは最先端の技術を使った仕組み化力が身につきますね。部門の方針として、最先端の技術を積極的に取り入れて業務を効率化させていこうと取り組んでいます。 直近の取り組みとしてはChatGPTの活用です。使いこなすには慣れが必要で、セキュリティ面なども鑑みると、多くの企業がうまく推進できていない部分だと思います。CPP本部では、ChatGPTを有効活用するための仕組みを導入した上で、ひとりひとりが使いこなせるようにするアプローチをしています。例えばチーム定例の後半で、いつもChatGPTのワークをやっているんです。チームリード中心に業務でGPTを使うよう指示だしを行い、業務に組み込めるよう浸透させています。その甲斐あって、新しく入ったメンバーは業務でChatGPTを使うのが当たり前になっていますね。