フライクのボランチを目指す 濵砂 亨氏 自衛隊で戦闘機のエンジン整備をしていた過去を持つ。2022年4月、IT業界完全未経験でフライクに入社。現在、フライクで扱うツールの使い方を学ぶ一方で、メールマガジンの配信やホームページのフォーム作成、「Visualforce」を使ったカスタマイズ、代表が出演するYouTubeの動画編集等、幅広い業務にチャレンジ中。とりわけ、YouTubeの動画編集にハマっており、仕事の合間の息抜き感覚で仕事を進めている。

自衛隊を除隊した理由は？

高校を卒業して自衛隊に入隊。山口県と静岡県で研修を受けた後、新田原基地に配属。戦闘機のエンジン整備の任務に就いていました。5年間、自衛隊で過ごし、23歳になった段階で、将来のキャリアを意識し始めました。先輩達のキャリアを見ていると、自衛隊でどの程度のキャリアアップが望めるかは想像が付きました。キャリアの頭打ちを感じ、モチベーションを長く保つ自信がなく、民間会社で働くのもありかなと思って、転職しました。 自衛隊は出戻り歓迎の組織なので、若いうちに自分のキャリアを探ってみて、自衛隊に戻る選択肢もまだあります。戦闘機のエンジン整備の仕事は大好きで、今でもあの仕事には戻りたいと思っています。ただ、自衛隊という色々固まった組織だけでなく、民間企業で新しいことにもチャレンジしてみたい気持ちもありました。

民間企業ではどんな仕事をしましたか？

転職エージェント経由で入った企業は、レーザー機器を開発するメーカー。半導体に興味はなかったのですが、待遇面が良くて故郷の熊本に事業所を持っていたことも手伝って、入社を決めました。世界的な建機メーカーの100%子会社で、世界で2社しかない特殊な技術を持った会社でした。 2年間、その会社でカスタマーサポートの業務をしていました。待遇が良い会社だったこともあり、最低限の仕事をすればそれでいい、といった雰囲気が職場にはあって、必要以上の仕事をすると周囲から白い目で見られる。自衛隊も同じように「任務」をこなすのが仕事で、自ら考えてそれ以上の仕事をすることは任務を逸脱する行為とされました。民間企業に移れば、働き方も変わるかと思いましたが、大手企業傘下の安定した環境でも、公務員と変わらないモチベーションでした。 モヤモヤした気持ちでいるところに、高校の同級生でサッカー部のチームメイトであった友人から、フライクでの働き方を聞いて、陰鬱とした気分で毎日働いている自分との間に大きな差を感じて、フライクで働きたいと友人経由で会社に伝えてもらいました。

フライクに入社するまでの流れは？

最初はWebでの「カジュアル面談」でした。代表の大瀧と話して、2週間後に香椎のオフィスで会うことになりました。最初のカジュアル面談で印象に残っているのは、「趣味は何ですか？」という質問に対して「仕事と家族です」と返ってきたこと。今まで働いた職場で「仕事が趣味」という人に会ったことがありませんでした。ここなら間違いなく成長の機会があると感じたのを覚えています。 初めて香椎のオフィスを訪問した日は、1日体験入社することになりました。午前中にSalesforceの説明を受けて、午後に設計書に基づいてSalesforceを実際に触りました。もちろんSalesforceを触るのは初めて。説明を聞いてもちんぷんかんぷんでしたが、アドバイスを受けながら動かすことができた時に「楽しい！」と感じました。自分で作った物が正常に動く楽しさを知りました。その後、選考プロセスを経て、無事にフライクへ入社する運びとなりました。

フライクではどんな仕事をしていますか？

入社後は、フライクが扱っているツールの使い方を覚えています。その一方で、マーケティングにもチャレンジしています。メールマガジンの配信やホームページのフォーム作成、代表が出演するYouTubeの動画編集等、幅広く手掛けています。Salesforceのカスタムユーザーインターフェースを開発するためのWeb開発フレームワーク「Visualforce」を使って、開発も経験しています。 規模の小さな会社だから、色んなことにチャレンジできていると感じています。これまでが大規模な組織ばかりだったので、とても新鮮な気持ちで働いています。自分で限界を決めなければ、どこまでも自分を成長させられる会社。逆に言えば、個人の思いや考え方の違いで、得られる結果に差が出るのではないでしょうか。成長意欲を満たしたい人には最高の職場ですが、日々安定して働きたいと考える人には不向きかもしれません。 今後はスキル面で一人前の人材になるのは当然として、人格面でも成長したいと考えています。代表と話していると、自分の考えの甘さに気付かされます。誰のために何のためにやるのか、といった本来の目的を事前にしっかり考えて、そこから逆算してロジカルに考えを組み立てることが、全くできていませんでした。最近は考えたことを一度飲み込んで、再度掘り下げて考えてから発言するように意識しています。

趣味は何ですか？

温泉・サウナに入るのが好きです。あと、高校時代にサッカーをやっていたので、フットサルをやっています。熊本から香椎に引っ越す際にクルマを手放したから、趣味のために動くのが大変です。体を動かすのが好きなので、クルマを持っていた頃は、スノボやサーフィン、BBQ等アクティブに動いていましたが、今は移動手段がないのでアウトドアの活動は減りました。香椎は博多まで電車で10分、天神も30分で行けます。熊本と違ってクルマがなくても生活に不便は感じないので、クルマを買うか悩みどころです。 今は仕事が充実しており、趣味に時間を割けていませんが、とても楽しく日々を過ごしています。特に、YouTubeの編集が楽しくて、どんどんハマっています。当社と付き合いがある動画制作会社のメンバーから、動画編集のイロハを教わる機会があり、プロが持つスキルのすごさを実感しました。それから、自分なりに動画の編集スキルを上げるために、色々勉強しています。