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株式会社ゼンショーホールディングス

  • サービス系

経営理念の実現へ向け、外食産業のDXを推進。売上高日本一の外食チェーングループ

上場
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動
残業少なめ

企業について

株式会社ゼンショーホールディングスは、『すき家』『はま寿司』『なか卯』『ココス』『ビッグボーイ』『ジョリーパスタ』等、牛丼、寿司、ハンバーグ、うどんなどの外食チェーンを展開する。2022年3月期の売上高6,585億円は、国内外食企業として売上高ナンバー1、世界の外食企業のトップ10に入る、日本を代表するグループだ。店舗数は、全世界で10,000店以上を数え、国内店舗はそのほとんどが直営店である。

近年、ゼンショーホールディングスはM&Aで外食チェーンをグループ傘下に収め、急速に規模を拡大してきた。2000年からの20年で売上高が36倍になるほどの急成長を遂げ、日本の国民食「牛丼」を世界へ広げるべく『すき家』を海外へも展開している。そのほか、100店舗以上のスーパーマーケットチェーンを運営し、高齢者向け住宅や介護サービス等の介護事業も運営している。

そんな同社は「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という壮大な経営理念を掲げている。そのために、「フード業世界一」を目指しており、M&Aによる事業規模の拡大も、世界一を実現するための施策なのだ。

ゼンショーホールディングスは、社会インフラとしての外食チェーンを強く意識して事業を展開している。365日、いつでもどこでも、“食”を途切れることなく提供し続けるために、ゼンショーグループの工場と物流センターは日々稼働している。

「世界中の人々に安全でおいしい食を手軽な価格で提供する」そのために、独自の仕組み「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」を確立している。世界最高水準の食の安全性と品質に責任を持って提供するため、原材料の調達から製造・加工、物流、店舗での販売までを、一貫して企画・設計、運営する。これが創業以来続いている躍進の原動力なのだ。

「世界から飢餓と貧困を撲滅する」という経営理念を実現するために、ゼンショーホールディングスが力を入れているのがデジタルトランスフォーメーション(DX)。

「スケールメリットを生かした開発を通じ、外食業界全体のDXを視野に入れています。外食産業の労働生産性は他の産業に比べて低いといわれています、それは翻せば、ITテクノロジーで業界全体を大きく変える可能性が眠っているということ。ITエンジニアにとってやりがいのある仕事が待っています」(グループIT本部 DX推進室 室長 K氏)。

ゼンショーホールディングスのDXは、多岐にわたる観点から進められている。顧客の利便性の追求、社会インフラの変化への対応などが必要とされる。グループ全体で事業を効率化するために、DBやITシステムの統合も推進しなければならない。店舗・工場・物流・本部、それぞれの生産性を向上させるためには、最新技術も積極的に取り入れた開発を進める。

「当社のDXでは、様々なシステムの開発・導入・運用が進んでいるため、エンジニアにとってエキサイティングな経験ができます。ITベンダーやSIerでの仕事とは異なり、ユーザーがすぐそばにいます。グループで働く従業員や店舗を利用してくれるエンドユーザーの反応がダイレクトに届きます」(K氏)。

ゼンショーホールディングスの原動力である「MMD」という考え方は、食べ物のサプライチェーンマネジメントに限った話ではない。店舗物件の調達や内装工事等も、自らのグループ内で手掛けている。全てをグループ内でまかなうことで、クオリティコントロールが可能となるからだ。DXにおいても「MMD」の考え方は生かされており、システム開発の内製化にも2007年から取り組んでいる。

「以前は外食業界に強い大手ベンダーと組んで開発をしていましたが、MMDの根幹をなす調達システムをグループで統合するプロジェクトがきっかけで内製化に舵を切りました。社内で利用しているシステムの中には独自に開発して特許を取得しているものもあります。システムを全て内製化することでデータ連携が容易となり、データの管理も簡単になります」(K氏)。

ゼンショーホールディングスが進める外食産業DXへのチャレンジ。その主役はもちろんITエンジニアだ。中途採用を積極的に展開し、エンジニアを増員する計画を進めている。前述したように、同社のDXは開発が多岐にわたり、しかも内製化を基本路線としているため、グループ会社を含め各所でITエンジニアが活躍している。

ゼンショーグループのIT戦略全体を統括するのは、ゼンショーホールディングスの「グループIT本部」。

「グループIT本部は、企画系と開発系の組織に大きく分けられます。企画系の部署では開発するITシステムの企画設計を担当し、開発系の部署ではグループ内のインフラ整備を担当したり社内システムを開発したりしています」(K氏)。

ゼンショーホールディングス以外に、『すき家』や『はま寿司』などの傘下の外食チェーンブランド各社にもエンジニアが在籍しており、システム導入と運営を担当している。さらに、グループIT本部の開発拠点として、長野県に「長野システムセンター」を、沖縄県には「フィールドコミュニケーションズ」というグループ会社を設置し、店舗システムのコア部分の開発を請け負っている。

「長野と沖縄の拠点でニアショア開発を、上海とベトナムの開発拠点でもオフショア開発を進めています。今回の求人では、ゼンショーホールディングスのグループIT本部だけでなく、長野と沖縄の開発拠点で働くプログラマも募集しています。近々、大阪にも開発拠点が新設される予定です。そのほか、最近立ち上げたグループ会社『品川デザイン』では、UI/UXを担当するデザイナーを求めています」(K氏)。

国内ナンバー1の外食企業が内製化で進めるDXプロジェクト。全体の開発規模が大きく、グループ内に“ミニSI業界”が存在するかのようだ。

プログラマから上流工程を担当するSE、プロジェクトマネージャーまで、グループ内にポジションは無数にある。キャリアアップを実現したいエンジニアや、プログラマのキャリアを長く続けたいと願っているエンジニアの想いも叶えられる。

外食産業を今よりももっと便利で安心できる業界にするため、ゼンショーホールディングスのDXに参加してみたいエンジニアは、是非ゼンショーホールディングスの門を叩いてほしい。それぞれのエンジニアが過去に培ったスキルと経験を生かせるポジションが待っている。

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求職者の声

企業情報

会社名

株式会社ゼンショーホールディングス

業界

サービス系 > 飲食・旅行・レジャー・アミューズメント

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

269億9600万円

設立年月

1982年06月

代表者氏名

代表取締役会長兼社長 小川 賢太郎

事業内容

フードサービスチェーンの経営、販売システム・食材加工システムの開発

株式公開(証券取引所)

従業員数

15929人

本社住所

東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル

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