起業の経緯と設立から現在に至るまでの沿革について教えてください。
私は大学卒業後にSI企業とコンサルティングファームでSE、営業、PMとし勤務しました。その後フリーランスとして、まずやりたかった学生のキャリア支援をはじめ、システム開発やセールス・マーケティングに関する業務全般を請け負いました。元々の「世の中に役立つことを主体的にやっていきたい」という思いから、発展させる形として2010年に当社を立ち上げました。 設立から数年は自社サービスでの事業展開を試みたものの、勉強不足だったこともありあまり上手くいかなかった。悔しい思いをしましたが、当たり前ではありますが、やりたい思い&知識や経験だけでは成功できないと学ぶことができました。自分は何ができるのか、どこで役立てるのかを改めて突き詰め、ITWEBのシステム開発におけるシステム営業、クライアントとの要件に関する擦り合わせや関係者交渉、プロジェクトのとりまとめといった役回りが一番得意だと再認識しました。 こうしてコンサルティングとPMO事業に軸を定めて丁寧に取り組む中で、依頼が増えていきました。優秀な人材が集まるようになって、挑戦的なプロジェクトにも参画できるようになり、現在に至ります。
御社の強みと社員のやりがいについてお聞かせください。
ビジネス企画とシステム開発の両方が共存する強みがあります。どちらかに特化した会社が多いなか、企画構想が得意で、ものづくりも長けている。そんな風に両方を高い品質でできる形を追求します。社内文化としても、コンサルとSEのどちらが偉い・優れているといったヒエラルキーが生じない風土づくりを心がけています。 それは、状況状況に応じた立場や役割の違い、および得意なところが違うことだと思っております。 また社員のキャリア形成を念頭に置いて、プロジェクト営業に努めています。プロジェクト獲得に際しては、得られる経験やスキル、期待できる報酬までを踏まえて、営業しております。ただし自身の意思=willだけではなく、できる=canとのバランスも大事。クライアント・社員・会社皆がwin-win-winにならないといけないよねという話はしますよね。そのバランスが大事でありますが、プロジェクトで力を発揮していく、次のステップに繋がるようにすることを大切にしています。 あとは小規模組織ゆえの役得も、やりがいになるのではないでしょうか。課題や事象に応じて、自身のアイディアや考えが伝えやすくはなっております。それが理に叶ってること、関係者にとって良いことであれば、即断して実現に向けて動きます。自身のアクションが会社の発展にリンクして、評価は収入にしっかり反映される。そんな醍醐味があります。
社員にはどのような成長を望んでいますか?
われわれは顧客に貢献することがミッションのクライアントサービスだという話をよくします。その義務を果たした上で、自分のやりたいことを追求し実現してもらいたいです。目指すスキルや年収、立ち位置、いろいろとあると思いますが、達成するために弊社を活用してほしい。弊社では達成できなくなってきた、キャリアや収入に上限を感じてきた、と判断したら、辞めてもいいと言っています。とはいえ最低でも2~3年はいてほしいですが(笑)。もちろん長くいてもらうことの方が歓迎です。一方で弊社でキャリア(仕事のステップ)や収入に上限が見えていくことは早々ないと思います。次から次へとステップがあります 笑 また担当する職務を責任持って遂行するならば、副業を含めてやりたいことを制限することはありません。この業界では珍しく同業での副業もOKです。 そして目標は途中で変わってもいい。人が成長すれば欲望や想いも変わるというのが私の持論です。「こうしなきゃいけない」という制限を設けず、いろいろな人のキャリアが花開く場でありたいです。 私自身はいつか学校を作りたいと思っています。京セラ創業者の稲盛和夫氏による経営塾や、日本電産の永守重信氏が理事長を務める大学のようなイメージです。特筆した個性を潰さない、伸ばしていく人材育成の一翼を担うことで、地域およびおこがましいですが日本の役に立ちたいです。
日々心掛けていることは何でしょうか。
どんな人に対しても丁寧に接することです。クライアント、取引先、社員など周りにいる人やお会いする人、一人ひとりと向き合い尊重して接するようにしています。若い頃はそれの大事さがわかっていなくて、空気を読まないことも多かったですが笑、失敗は必ずするものなので、早いうちに失敗して経験量を増やすことが大事だと思っています。 あとは慢心しないこと。「自分は出来る・すごい」なんていう思い違いをしないよう心掛けています。 まだ24歳の時にですが、先輩に言われた「目標達成に向かう階段は二段抜かしできない。一段ずつ上がるしかないんだよ」という言葉が印象に残っています。また、創業経営者の書籍や海外の書籍を読むことが好きです。実践から得た言葉には血肉が通っていると感じます。経験を得るために日々の試行錯誤が一番大事ではありますが、そうした人の言葉や本からも学び、経験や知見の糧にしています。
今後の展望と共に、応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
ビジネス面とシステム開発面の両方の視点を磨き、クライアントをトータルに支援・推進する体制を強化します。まずは、現状の5倍以上の会社規模を目指しますが、それは規模拡大が目的ではなくクライアントの多様なニーズに応えていくためです。また社内にマネジメントのポジションを増やして、描けるキャリアの幅を広げたい思いもありますし、自社サービス開発も視野にあります。 SE経験を活かして、PMO / コンサルタントを目指していきたい方、経営に近いポジションで事業を学びたい方、プロジェクトを遂行しながら自身の目標に向けて活動したい方など、一人ひとりのキャリア形成に向き合い可能性を広げる組織づくりを推し進めます。経営効率化と工夫によって社員に多く還元する仕組みを取り入れており、収入アップも叶いやすくなっています。 自分が目指したいこと、達成したいことに対して当社を活用できそうならば、ぜひ話を聞きに来てください。お待ちしています。