Uixデザイン製作室　室長 古高 雄太氏 1995年生まれ。学生時代はプロダクトデザインを学ぶ。2018年4月に新卒でシステム開発を手掛ける株式会社N.ジェンに入社。エンジニアとしてスマートフォンアプリ開発等に携わる。2022年5月に同社にデザイン業務に特化した『Uixデザイン製作室』発足に伴って、27歳で室長に就任。

株式会社N.ジェンに入社された経緯を教えてください。

私は学生時代に、スマートフォンや食器等、身の周りのモノをデザインするプロダクトデザインを学んでいました。そこでUI/UXデザインに興味を持ち、インターフェースデザイナーになりたいと思ったんです。しかし、UI/UXデザインを手掛けている会社は、実務経験がないと雇ってくれないところばかりでした。それならば、UI/UXデザインに直接携わることができなくても、関係のある業界に進もうと考え、システム開発会社への就職を目指しました。 当社との出会いはITプロダクトの展示会でした。スマートフォン向け多言語メディア配信クラウドサービス『infoGrove』が展示されていて、面白い製品を作っている会社だなと思ったんですね。この会社なら面白いことができそうだと考え、その場で担当の方に「僕のことを雇いませんか」と声を掛けたのが入社のきっかけです。

入社後はどのような経験を積んでこられたのですか。

まずは研修からスタートしました。友人の話等を聞くと、新卒研修は1～3カ月の会社が多いようですが、当社は約半年間かけて新人研修を行っています。ビジネスマナーからプログラミング、OJTでの技術研修と順を追って学ぶことができたので、すんなり仕事を始めることができました。 最初に携わったのは大手スーパーのスマートフォンアプリの開発です。まずは先輩に横に付いてもらいながら開発を始め、1年後ぐらいには、アプリのフロントエンドの実装からサーバ構築まで一人でできるようになりました。その後、Webディレクターとしてスマートフォンで決済できるPOSシステムの開発等に携わった後、2022年5月にUixデザイン製作室「Uix Design Studio．」が発足したのに伴って、室長になりました。

御社のUixデザイン製作室の特徴・強みを教えてください。

デザイナーとエンジニアの距離が近いのが特徴です。Webアプリケーション開発を進める場合、システムの設計・開発はシステム開発会社で、UI/UXデザインはデザイン会社で進めるケースが多くあります。そうするとデザイナーとエンジニアの距離が遠くなるため、認識の齟齬があったり、細かい調整ができなかったりすることも少なくありません。 それに対して当社は、同じ会社の中にシステム開発部隊とUI/UXデザイン部隊の両方があって、お互いが小まめにコミュニケーションを取りながら、システムの開発を進めています。そのため、よりお客様のご要望を汲んだ、使いやすく、分かりやすいシステムを開発して提供することができるのが強みです。

御社の社風・環境を教えてください。

社長や役員と社員、社員同士の距離が近く、風通しが良い環境です。やりたいことがあれば、遠慮なく言うことができて、20代の若手社員にもどんどん責任のある仕事を任せてもらえます。 私自身、入社当初からUI/UXデザインをやりたいとずっと言い続けてきた結果、5年目にUixデザイン製作室が発足したのに伴って、27歳で室長を任されました。過去にも当社では、自社アプリケーションを作りたいという社員の声から、自社アプリ開発部隊が発足した例もあります。やりたいことを言えば何でもできるわけではありませんが、やりたいことがあって、それが会社の利益に繋がることであれば、思い切りチャレンジさせてもらえる会社です。

どんな人と一緒に働きたいかを教えてください。

「できない」ではなく、「どうすればできるか」を考える方ですね。例えば「これをPHPで作ってほしい」とお願いした時に、「Javaしか触ったことがないのでできません」と言うのではなく、調べて作ってみようとするような方に来ていただきたいですね。 ソフトウェア開発やシステム運用・保守等のエンジニア経験があって、デザインに興味のある方なら、UI/UXデザインの実務経験がない方も歓迎します。システム開発に携わっていて、「本当はここをこうした方がユーザーは使いやすいのではないか」と内心思いながらも、それができずにもどかしい思いをした方もいらっしゃると思います。そんな方も、当社だったら、思い切りやりたいことにチャレンジできます。私達と一緒にUI/UXを追求したシステムのデザインに携わっていただく方をお待ちしています。