太田 智彬 取締役CTO

ご略歴をお教えください。

大学卒業後、Web系の専門学校で1年間プログラミングを学び、2011年にアイ・エム・ジェイ（現・アクセンチュア）に入社します。そこではリードエンジニアとして大手企業のコーポレートサイトや著名な商品のブランドサイトの構築、Webアプリケーションの開発を統括していました。 2015年にリクルートテクノロジーズ（現・リクルート）に転じて、50名以上のメンバーを擁するフロントエンドのチームリードとして、『ゼクシィ』『カーセンサー』『ホットペッパービューティー』『リクナビNEXT』など数々の主力サービスに関わります。そのほか、BPRやオフショア開発にも携わりました。 2018年に当社代表の横田大造と出会い、「日本の不動産投資を変えたい」と目を輝かせながら熱く語ってくれたことに感化され、この人と一緒に自分も大きなことをやりたいと感じたのを今でも覚えています。横田と出会った次の日には会社に辞表を出し、すぐにクリアルにジョインすることにしました。入社してからはエンジニアやマーケター、デザイナー、CSなどからなるDX事業本部を組織化し、取締役CTOとして管掌しています。 なお、私には『Ruby on Rails 5の上手な使い方』『エンジニアのためのGitの教科書』『ブレイクスルーJavaScript』『現場で役立つCSS3デザインパーツライブラリ』などの著書や共著があります。

DX事業本部をどういった組織にしていこうと考えていますか？

当社はクラウドファンディングに関わるWebサービス企業の側面もありますが、DX事業本部は開発、デザイン、マーケティング、サイト運営といったITに関わるあらゆる業務を担います。つまり、事業運営のエンジンとなるセクションであると自負しています。 主なミッションは、当社のサービスの認知度を上げ、ユーザーを増やし、サービスや上場企業としての価値を高めること。全員がこのミッションに高い意識をもってコミットしていく組織を目指しています。 その点で、当部のメンバーは前向きにすべてを“自分事化”する人間ばかりです。私は、うまくいかないことがあった際に会社や周囲のせいにする者は、絶対に採用しません。そんな時に「自分にできることはないか？」「自分がこう動けば打開できるのではないか？」などと考える人しか採用しないので、そんな人間が約20名集まった組織になっています。これからお迎えしたいのも、もちろんそういった人です。

太田さんの仕事観をお聞かせください。

仕事は楽しむものとの思いがあり、当社でまさに楽しんでいるところです。そして、生きているうちに世の中に何かよい爪痕を残したいとも考えていて、『CREAL』はまさしくそんな爪痕を残せるサービスだと確信しています。 それまで非常にハードルが高いと思われていた不動産投資を、スマホ一つで誰でも簡単に1万円から始めることができる『CREAL』は、横田が言っていたとおり日本の不動産投資や資産運用を変えられるからです。 すでに不動産投資クラウドファンディングにおけるNo.1の存在になっていますが、まだまだ小さなパイの中の話なので、DX事業本部の活動を通じて「資産運用と言えば『CREAL』」と言われるようなサービスにまで高めていきたいと思っています。

社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。

当社で働くメンバーにはご家族を含めて「幸せになってほしい」という思いがあります。そのためにも、クリアルで働いてよかったと思ってもらえる環境をつくることが自分の責任だと考えています。 例えば、できるだけ権限は各メンバーに委譲していますし、新たなことにチャレンジして失敗しても1ミリも減点しません。原因分析の上、全体に報告・共有することでプラスになると考えています。また、定期的な1on1を通じてメンタル面もケアしています。言いたいことは何でも言ってもらえていると思っています。

求職者へのメッセージをお願いします。

当社は、創業12年目の2022年4月に東証グロース市場に上場を果たし、2023年1月にはSBIホールディングスと資本業務提携を行って、経営基盤をさらに盤石なものにしました。こうした資本をテコに、これからサービスをさらに伸ばしていくフェーズにあります。日々会社が成長していく中で、マーケターとしてサービスを大きく伸ばしていく経験ができることほど楽しいことはないと思います。 当社は上場企業ではありますが、手掛けているサービスは発展途上であり、我々のマインドもベンチャーそのものです。そんな社員数100名ほどの当社は、いわば「安定感のある上場企業」と「勢いのあるベンチャー」のいいとこ取りのような存在と言えるのではないでしょうか。こんなチャンスを見逃すことなく、入社を検討していただけたら幸いです。