転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業メインロゴ

PLiBOT株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

搬送を自動化する、ロボット+環境制御プラットフォーム『PLiBOT』

自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

PLiBOT株式会社は、AMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)と顧客の諸設備を繋ぐ総合制御プラットフォーム『PLiBOT』を開発、2023年より提供を始めている株式会社大林組100%出資のスタートアップである。

PLiBOTは、“Pliability Robotics Platform”から名付けられており、まさしく“Pliability:柔軟さ”が真骨頂。物品搬送ロボットや産業用清掃ロボット、フォークリフト型ロボットといった様々な用途のAMRと、導入先の工場や倉庫等のエレベーターや防火扉、機械設備等を連携させ、物品のフロアをまたぐ自動搬送等を可能とする画期的なプラットフォームであり、日本では稀有な存在だ。

例えば、1階の資材置き場から2階の所定の設備までAMRに自動搬送を行わせる場合、搬送ルート上のエレベーターの乗降や防火扉の開閉の制御を『PLiBOT』上で行うことができる。同時に複数の異なるAMRも制御可能だ。誰でも使いやすいUIのWeb画面で操作でき、予め稼働時刻等の指示を入力することで、人のいない夜間や休日に当該作業を行う等、省人化や平準化が可能になる。

なお、同社が取り扱うAMRは、産業車両の安全要求事項及び検証基準であるISO 3691-4に準拠しており、人との衝突防止や速度/減速監視、旋回方向監視機能によって、共に働く人の安全を確保している。

『PLiBOT』がプラットフォームとして繋いでいるのは、AMRメーカー、OEMフォークリフトメーカー、輸送機器・昇降機・パレタイザーメーカー、ナビゲーションセンサーメーカー、ロボットメンテナンス会社、ソフトウェア開発・SEエンジニアリング会社等。同社が顧客ニーズに応じてこうした協力会社をアレンジし、コンサルティングからプラットフォームの提供、システム開発、AMRの販売や保守メンテナンスまでを一貫して提供する。
「さらに、APIを公開している様々なプレーヤーもできるだけ多く連携し、幅広いニーズに応えられるプラットフォームにしていきたいと考えています」と、代表取締役社長の佐藤正明氏は話す。

現在は、企業内物流における500kg以上の重量物の自動搬送ニーズをターゲットに設定し、製造業の工場や物流業の倉庫を中心に商談を進めているところだ。
「今後は、小売業等の軽量物の自動倉庫や、医療機関における物流等、幅広いお客様のニーズにも広げていきます。国内で基盤を固めてから、グローバル展開も図っていきます」と佐藤氏は意気込む。

同社の始まりは、2019年4月。建設作業従事者の高齢化や人手不足が著しい建設現場における省人化や効率化が待ったなしの状態にある中、日本屈指のゼネコンである大林組は、建設現場のロボティクス化への取り組みを本格化させる。

重い資材を載せたAMRが建設現場の仮設エレベーターを利用して運搬するPoCを行い、世界中のAMRを調べ、建設現場の段差を乗り越えられるスイス製のAMRを採用。そのAMRに搭載されている頭脳部分のナビゲーションシステム「ANT」で世界最大のシェアを有するスイスのBlueBotics社とパートナー契約を締結する。大林組の東日本ロボティクスセンターに工事現場用仮設エレベーターを設置した実験環境を構築、AMRと統合的に制御できるプラットフォームの開発を行う。プロトタイプをつくり、試験を繰り返しながら2020年2月に「ANTを搭載した複数の異なるAMRを同時に制御するプラットフォーム」を完成させる。それが『PLiBOT』の原型となった。
「このプロジェクトは大林組のビジネスイノベーション推進部が進めていましたが、当初から建設現場だけでなく企業内物流の幅広いニーズに適合させ、外販していこうとの意図がありました」(佐藤氏)。

そこで、『PLiBOT』の名称を考案、商標登録し、ロボット展示会でデビューを果たす。そして、2022年9月、同社を設立し事業を開始した。

同社が掲げるミッション・ビジョンは、次のとおり。
●ミッション
人とロボットが協働する持続可能な社会の実現
●ビジョン
多彩かつ革新的(Robotics)技術を持ったエコシステムの組成により、多様かつ柔軟性(Pliability)のあるソリューション提案を通じて社会に貢献する

製造業・倉庫業・サービス業等の各事業所では、人手の確保が難しくなる中、“企業内物流DX”(業務の自動化による省力化)ニーズは高まる一方。しかしながら、それぞれが固有の課題を抱えているため、AMR導入のみで期待する効果を発揮させることは難しい。
そこで同社は“繋がる”をキーワードとして、次の2点を実現することで、初期投資を抑えつつ事業所ごとの課題に、柔軟できめ細かな対応を可能にしている。

①複数の異なるAMRを一つの統合制御プラットフォーム『PLiBOT』に繋げ、一元管理
②顧客の所有設備も『PLiBOT』に繋げ、連携管理

さらに、運搬だけでなく清掃や警備等の多様なタイプのAMRをラインアップとして準備することで、顧客の課題に寄り添ったソリューションを幅広く提供していく構えだ。

2023年3月現在、同社のメンバーは9名で、うち4名は大林組からの出向者が占めている。職種としては、経営ボードのほか、営業、技術、事務という内訳である。

その組織風土づくりの基軸とする、次のバリューを掲げている。

・誠実(Integrity):感謝の気持ちを忘れず、正直かつ倫理的に行動
・成長(Growth):エコシステムを構成する全社員およびパートナーが共に成長
・共創(Co-Creation):グローバルに多彩な企業・人・技術が連携し新たな価値を創造
・持続(Sustainability):持続可能な社会の実現に貢献
・湧活(Empowerment):人々に夢や希望、勇気を与える企業

「それぞれの部門ごとに、このバリューも織り込んだ行動目標を設定し、半期ごとの人事考課で進捗状況を確認、浸透・推進を図っています」(佐藤氏)。

同社ではジョブ型の人事制度を導入し、職種と階層に応じたジョブ・ディスクリプションを策定すると共に、年収テーブルを設定。半年ごとにパフォーマンス評価に基づく成果給を支給するという分かりやすく公平な成果主義で運営されている。なお、営業だけでなく、技術や事務も業績拡大への貢献が重視されている。

人材育成においては、1名のシニアメンバーが2名のジュニアメンバーを担当し、主にOJTを通じて育成。育った2名のメンバーが、シニアとして次の4名のジュニアを育てるというステップで拡大を図っていく。
「OJTにおいては、ロボットの実機に触ることを最重視しています。技術はもちろん、営業もロボットについて詳しくなければお客様への提案ができないからです。その点、当社のショールームには『PLiBOT』で稼働するロボットが揃っており、恰好の学べる場となっています。こうした設備は稀有と自負しています」(佐藤氏)。

そのほか、大林組のロボティクスセンターとの人的交流も頻繁に行われており、学び合える機会が少なくない。
就労環境としては、システム開発工程に入ったエンジニア等が必要に応じてリモートワークを行うことも可能である。また、大林組のグループ企業として、充実した福利厚生制度が利用できる点は魅力的だろう。社内で月1回行われる懇親会もある。

海外のAMRメーカー等とのやり取りも多く、グローバルな仕事ができる環境もある。ロボティクスに関心があるエンジニアにとって、見逃せない募集と言えるだろう。

募集している求人

エンジニア・技術職(電気/電子/機械/半導体)の求人(1件)

PR

すべて見る

インタビュー

PLiBOT株式会社のインタビュー写真
技術本部長 CTO 笹原 大介氏

── ご略歴をお教えください。

工学部でメカトロニクスを専攻し、1999年に大学卒業後、株式会社大林組へ入社しました。当時、全自動ビル建設システム(ABCS)を開発していて、建設工事を機械化するスケールの大きさと、建設プロジェクトで世界中に行ける可能性に魅かれたことが動機となりました。

入社後、機械部(現・ロボティクス生産本部)に配属され、建設現場における機械を用いた施工計画の立案や現場監督業務に携わりました。最後は、2012年に完成した「東京スカイツリー」の建設現場で、自分としてもエポックメーキングな仕事ができました。
その後、開発部門に異動。建設のデジタル化に取り組みました... 続きを読む

企業情報

会社名

PLiBOT株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

2億5000万円

設立年月

2022年08月

代表者氏名

代表取締役社長 佐藤 正明

事業内容

物流自動化・ロボティクスに関するソリューション提供事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

9人

本社住所

東京都葛飾区青戸3-2-2 ANTHEM青戸ビル

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:ハコベル 株式会社
ハコベル 株式会社
【急成長中の物流Techベンチャー】テクノロジーの力で物流をもっと透明に、もっとシンプルに効率化
無料登録して話を聞いてみたい
PLiBOT株式会社メインアイコン
PLiBOT株式会社
採用担当 笹原大介
webによる質疑・面談大歓迎です。起業したばかりのベンチャーですので、柔軟に対応いたします。時間問わず対応しますので、お気軽にご応募ください。
無料登録して話を聞いてみたい
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.
  • 転職サイトGreen
  •  
  • IT/Web・通信・インターネット系
  •  
  • ITコンサルティング
  •  
  • PLiBOT株式会社の中途採用/求人/転職情報
  •