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インタビュー画像代表取締役社長 菅野 壮紀氏

ご略歴をお教えください。

中学生の頃に父親が、Windows98が搭載されたPCを買ってきて「好きに使っていい」と与えてくれたのです。物理的にも好きに使って壊してしまい、しこたま叱られはしたのですが、「PCはこうすれば壊れる」「こんなことができて便利」「インターネットってすごい」と学びました。特に、字が汚かったのでWordの綺麗な文字はいたく気に入りましたね。そして、当時から「PCを使った仕事がしたい」と思うようになります。 プログラミングも始めて、大学入試のセンター試験でBasicによるプログラミングを選択し、高得点を取って自信が付きました。大学は経営工学科に進学し、学生時代からいずれはシステム開発業で独立すると決めたのです。人の下で働きけないと感じたからです。 そのためには、開発と営業と保守のスキルを身に付ける必要があると考えました。開発は自分一人でもできる自信があり、保守は遊び半分の学生の身ではできないから就職して経験するしかないと考え、学生の間に営業力を身に付けておこうと、居酒屋で接客のアルバイトをすることにしたのです。そこで、居酒屋の魅力と、システム化が遅れている実態を知りました。魅力とは、例えばお酒がなくなりそうなお客様にお勧めしたり、合う料理を提案して「気が利くね」と褒めてもらえるといったところです。接客には、直接人に触れ合う良さがあると感じました。 そのアルバイト先のオーナーから、「使えるシステムがない」という不満を聞いたのです。当時あったのは、大手向けの高価なもの。一店舗しかないのにエリア分析など使わない機能が多く、コンパクトなものが見当たりませんでした。「ならばそれを作ろう」と思ったことが『K1くん』開発の原点です。実は、後日、コンパクトな先行プロダクトがあったことを知りました。もしアルバイトをしている時に知っていたら、『K1くん』は開発していなかったと思います。無知は強いですね。 卒業後は、経験を積むために大手SIerに就職し、金融機関向けの大規模システム開発などに携わります。世界規模のプロジェクトにもタッチできてうれしかったのですが、全体像やゴールが見えないことに不満を感じはじめました。また、単純な打ち込み作業も多く、「自分でなくても」と思うことも多くありましたね。 そんな就業中から、プライベート時間に『K1くん』の開発を行い、宣言通りの入社3年後に退社し、アプリラボを創業します。と言っても資金がなかったので、アルバイト先の居酒屋のオーナーに出資してもらい、社長にも就任してもらいました。その後、『K1くん』が売れはじめて、少しずつ株式を買い取り、社長も交代し現在に至っています。

御社を起業して実現できたこととは?

2007年に会社を設立してから50名くらいの社員を雇用してきました。そのうち独立創業も含め、30名は退職していったりして、今は20名ほどが在籍していますが、その50名の人生に消すことのできない経歴をつくったことですね。良い意味でもそうでなくとも。 事業としては、『K1くん』を通じて1000店舗を超えるお客様に貢献していることです。さらに、創業時には思ってもみなかった海外進出ができているのは、自分でも意外に思っています。英語が流暢に話せない自分は海外に行くことが好きではありませんでしたが、仕事で仕方なくシンガポールに行ったらすごくよいところで、いっぺんに好きになりました。そのシンガポールをはじめ、台湾、カンボジア、中国(上海)、ハワイのお客様に自社プロダクトが使われています。目下タイ、ベトナム、欧州のお客様と商談中です。 もう一つ、現在上場準備を行っています。各種法令やコンプライアンス遵守などのおおやけの企業としての責任を負えるように現在進行系で進めております。

菅野さんの仕事観をお聞かせください。

自分の承認欲求が満たされるもの、でしょうか。本心では、人からすごいことをした人だと思われたいという欲求がありますが、人に「すごいでしょう?」とアピールしても理解されないと思います。そうではなく、製品を誠実に作り、しっかり説明して営業し、きちんとサポートするという当たり前のことを積み重ねたところで、初めてすごいことをしていると思ってもらえると思います。それが仕事というものではないかと思っています。 そして「公私混同」です。この一言だけ切り抜かれると誤解を与えてしまいますが、ある程度の私(プライベート)を公(ビジネス)に活かすべきだと考えています。わかりやすく言えば、例えば休みの日にお客様の居酒屋に飲みに行く程度でも極めて十分かと思っています。人を信頼・感動させるのは、期待を超えた時です。正当なサービスと正当な対価、というのは当然で、それをどれだけ超えられるか、というのが私の仕事観であり、弊社の理念にもなっています。ただし、無理しては長続きしないので、それこそがSDGsだと思っています。

社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいか、思いをお聞かせください。

まずは企業理念に共感してほしいです。つまり、全員が“めっちゃすごいパートナー”になってほしいということです。 また、会社の責任としては、終身雇用ではありませんが、一生食べていくことに困らせない自信があります。もちろん、給料だけでなくお客様から喜ばれる充実感を味わって糧にしてほしいですね。 応募者の方々に対しては、経験者も未経験者も入社して3年もすればスキルの差はなくなるでしょう。差がつくのは、理念への共感度、思いの強さだと思います。理念への思いが強ければ、自ずと勉強し積極的にお客様と接し、経験を積んで成長できます。そんな方にぜひ、アクセスしていただきたいと願っています。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

オフタイムはなるべくお客様の店に足を運ぶようにしています。地方に旅行に行く時も、できるだけお客様の店に行きます。行くと「ありがとう」と言ってもらえることが少なくないですし、「電話などで連絡するほどじゃないけど、ちょっと気になっていること」というのは必ずあるはずです。その際は、飲みながら相談に乗ったりします。 何より経費でお酒が飲めるので、是非この記事を読んでいる皆さんも弊社に就職したら、その制度を使いまくってもらいたいですね!(※私は経費を使えませんが・・・)

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