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医療法人社団EMIFULL

  • サービス系

美容クリニックの他、子供から高齢者までの「困った」を解決する医療法人

企業について

医療法人社団EMIFULLは、医療、介護、福祉、保育といった幅広い領域で事業を展開する日の出医療福祉グループを母体として2021年11月に設立された医療法人だ。関西と関東の各エリアを中心に170拠点の事業所を展開する同グループのDNAを引き継ぎながらも、ベンチャーマインドを発揮し、新たな価値創出に取り組んでいる。

現在(2023年9月)、同社団として展開しているのは、美容事業、在宅診療事業、障がい事業の3事業だ。いずれも、理事長・松尾太郎氏が副理事を務めていた医療法人社団奉志会で、立ち上げから関わってきた事業だ。独立した際に、それぞれの一部を事業譲渡によって引き受け、発展させている。

3事業のうち、現在、事業規模が最も大きいのが美容事業だ。“地域に根ざした通いやすい美容クリニック”をコンセプトに、『たろうメディカルクリニック美容皮膚科』(西宮市)、『ミセルクリニック大阪梅田院』(大阪市)、『アートメイクスタジオ』(大阪市)、『アートメイクラボ恵比寿院』(東京都渋谷区)、『レヴィオスメンズクリニック』(大阪市)の5店舗を運営している。

競争の激しい美容クリニック業界の中、同社団は事業コンセプトを忠実に守った誠実な事業運営で独自性を保っている。松尾氏は語る。
「手に届きやすいサービスで、より多くの人々に喜んでいただく。根底にあるのはその思いです。そのためには、好立地、低価格が絶対条件です。ただし破格の料金で囲い込んで、最終的には高額な料金を請求するようなやり方は絶対にしたくありません」

30代、40代の女性を対象に、シミ治療等、美容皮膚科に重きを置いたメニューを揃えるのが特徴だ。必要がないもの、効果が明確ではないもの等、顧客のためになるとは思えないものは、たとえブームだとしても取り入れない。また、施設運営に工夫を凝らすことで施術費用も低価格に抑えている。『ミセルクリニック大阪梅田院』では、分かりやすい都度払い、施術パッケージプラン等の導入で、利用者の負担を減らしている。

同グループの美容クリニック事業は、松尾氏らが中心となり、兵庫県加古郡稲美町という人口約3万人の町にある整形外科に併設してスタート。整形外科に通う患者を対象にシミ治療を始めたところ評判となり、姫路、西宮、大阪と、段階的に人口の多いエリアに出店してきた(稲美町と姫路のクリニックは現在も奉志会が運営)。

「これまで稲美町、姫路、西宮、大阪と、人口規模の異なるエリアで展開してきましたが、周りに競合のない人口が少ない地域での展開が、我々の強みを発揮しやすいということが分かりました。次は大阪府南部での出店を計画しています。また、男性向けに美容から不妊、頭髪等の悩みを総合的に解決するクリニックの展開にも力を入れていきます。目指しているのは美容版“地域のかかりつけ医”です。一度来て来院して終わりではなく、美容のことで困ったら来ていただける。そんな存在を目指しています」(松尾氏)。

在宅診療事業も松尾氏が奉志会時代に立ち上げた事業だ。現在、日の出医療福祉グループの在宅診療は、兵庫県トップクラスの事業規模を誇るまでに成長している。その中で同社団は、“一人でも多くの方の生活を支え、地域医療に貢献し地域の拠り所になること”を事業理念に掲げ、『たろうメディカルクリニック在宅診療部』と『尼崎ホームケアクリニック在宅診療部』を運営している。特徴は、月2回の定期的な訪問診療以外の診療等、24時間365日、柔軟な対応ができる体制を整えていること、そして内科医と精神科医を揃えていることだ。通院困難な患者が、ワンストップで全ての医療を受けられるサービスを目指している。

また、障がい事業では、放課後等デイサービス『UMIE』と児童発達支援『SORATO』の2業態を運営。松尾氏自らの実体験を基に、医療機関だからこそ実現可能な支援サービスを実現している。言語聴覚士によるサポート、アニメーション教材「すらら」等を取り入れた科学的根拠のある療育、子供が楽しく伸び伸びと過ごし、保護者が「自分の子供を預けたい」と思える施設作り等、理想的な療育環境を目指した取り組みを行う。

「当社団の使命は“人生、咲かそう。”です。世の中には顔のシミが気になっている女性もいれば、血圧を気にしている高齢者もいる。障がいを抱え、仕事が上手くいかずに悩んでいる人もいます。医療という手段を使い、様々な悩みを持った方々の未来を支援していきたいと考えています」(松尾氏)。

同社団が手掛ける事業は、いずれも“困っている人”の声から生まれたものだ。美容事業は、都会から離れた小さな町で肌の悩みを抱えている女性の声から、在宅医療は医療サービスが受けにくい地域の人々の声から、そして障がい事業は、松尾氏自身が子育ての中で感じた疑問から生まれている。さらにメンズクリニック事業は、男性が気軽に入れる雰囲気のクリニックが存在していないという声に対応している。

「これまでいろいろと試した結果、競争の激しい市場では戦わないと決めました。ただしニッチな市場は人材が集まりにくいため、運営が難しいという問題があります。しかし需要は確実にあります。その隔たりをいかに解決するかが課題です。そのためには、例えば田舎で運営していても魅力を感じてもらえるような施設、医療法人をつくりたいと考えています」(松尾氏)。

そこで注力しているのがマーケティングである。これまでも広報活動には力を入れてきたが、単に露出を高めていくだけではなく、他社との差別化を図るサービスの開発から人材教育、広告・広報活動までを統合し、成長のサイクルを生み出していける体制を構築したい考えだ。

「医療分野で最もマーケティングが進んでいるのは美容業界です。訪問看護や介護、児童福祉の業界は遅れています。まずは美容部門に集中してマーケティング活動を行い、その他の事業にも生かせるような知見を蓄えたいと考えています。将来的には別会社として独立させることも視野に入れたチームづくりを進めています」(松尾氏)。

同社団が本部を構えるのはJR大阪駅前のオフィスビルだ。マーケティングチームのメンバーは本部に常駐しつつ、1週間から10日おきに各事業所に訪れ、現場スタッフと情報を共有しながら施策を検討し、実施している。

現在、マーケティングチームは、目標管理やデータをまとめて分析する担当と、実際の施策を決めて運用していく実務担当者2名の合計3名という少数体制だ。広告運用やクリエイティブ等は外注している。今後は内製化率を高めるとともに、マーケティング部門として組織化を図るため、CMO候補を含め、マーケティング実務経験者を複数名採用する計画である。

同社団は、代表の松尾氏自身が38歳。本部のスタッフは同年代で構成される比較的若い組織だ。事業の性質上、性別の隔たりなく活躍しやすい環境である。松尾氏は組織づくりの基本的な考え方を次のように述べる。

「どんどん任せていく方針です。各事業に責任者を立てていますので、私が抜けても問題がない状態はできています。60点ぐらいできる人がいたらどんどん任せる。そうすることで事業のスピードが速まります。また60点の段階で任せた方が、結果的に人材の成長スピードも速まります。また、並行して属人化しない仕組み作り、ルール作りを行っています」(松尾氏)。

マーケティング部門に関しても、将来的には同様の組織運営をしていきたい考えだ。ただ、現状ではまだ部門を確立している途上のため、松尾氏自身、各メンバーと密にコミュニケーションを取りながら基盤固めを行っている状況だ。

社員に求めることは、行動指針にも掲げている、攻める姿勢、スピード、ポジティブさの3点だ。特に重視していることはポジティブさだ。仲間同士尊重し合い、チーム全体で新たな価値を生み出せるような考え方、行動を大切にしている。採用も同様の基準で行っている。

「やりたいと思ったことは止めません。特にマーケティング部門は立ち上げ段階ですので、自己実現がしやすい環境です。それだけに責任を持って取り組んでいただく必要があります。WEBやマーケティングの領域は、自分で考えて動けることが重要です。新しいことにわくわくできる方、常に自由で柔軟な発想と、変化し続ける意識を持って仕事ができる方をお待ちしています」(松尾氏)。

現在、同社団は全体で約125名。近々、松尾氏が理事を務める法人との合併も計画中で、実現すれば事業規模は2倍に拡大する。その上で医療、介護、児童福祉の分野で、新しい事業に積極的にチャレンジしていく計画の同社団。WEB人材やマーケッターが活躍する場も限りなく広がっていく。マーケティングに携わる者にとっては、自信を持って進められるサービスや商品を扱えることも大きな魅力だ。

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インタビュー

医療法人社団EMIFULLのインタビュー写真
理事長・松尾 太郎氏

── 医療の道を志した経緯をお話しください。

私が医師を志したのは、私が以前副理事を務めていた医療法人社団奉志会を立ち上げた叔父に魅力を感じたことがきっかけです。

叔父のどういうところに魅力を感じたかというと、仕事や患者さんに向き合う姿勢です。夜中に呼ばれても嫌な顔一つしません。その真摯な姿勢に惹かれました。私が、困っている人達の声に応えてサービスをつくっているのも、その思いがベースになっているのだと思います。

ただ、私は医師としてはほとんど働いたことがありません。医師免許を取得し、叔父と一緒に仕事をするようになり、最初は現場にも入っていましたが、新規事業の立ち上げを任され、そちらの方が... 続きを読む

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企業情報

会社名

医療法人社団EMIFULL

業界

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

資本金

1,000万円

設立年月

2021年11月

代表者氏名

松尾 太郎

事業内容

・美容事業
・在宅診療事業
・障がい事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

126人

本社住所

大阪府大阪市北区梅田1-3-1-600号-6階5-1-1

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