ビー・キューブ株式会社

ビー・キューブ株式会社は、戦略・運用・データソリューションのプロフェッショナルが三位一体になってクライアントのビジネス成長を支える、デジタルマーケティングの専門集団である。ビジネスパートナーという感覚ではなく、インハウスのデジタルマーケティングチームに近い存在として伴走する。そのためクライアントは「1業種1社」を徹底。データドリブンかつ多角的な視点で導いた施策の実行と、密なコミュニケーションでクライアントからの信頼を得ている。丁寧なクライアントワークが評価され、引き合いは増える一方だ。クライアントと共にさらなる成長を目指す同社は、新たなメンバーを求める。

同社の設立は2012年10月。代表取締役社長CEOの赤尾嘉彦氏は大手総合ITベンダーや、総合商社グループのデジタルエージェンシーで経験を重ねた人物だ。2010年代前半のWEB広告事業は新しい領域で、混沌としていた。その中で「適切に事業をしたい」との思いから設立したのが同社なのである。
変化の激しいWEB業界において、最新のテクノロジーや手法をいち早くキャッチアップして施策に取り入れてきた。一方で変わらないのはクライアントに寄り添い、共に成長していこうというスタンスである。クライアントは「1業種1社」と決め、事業やサービスの成長に向けて全身全霊で支援する。真摯な姿勢と成果によって、長期で付き合いが続くクライアントばかりだ。
「クライアントには意見を正しく、遠慮せずに伝えることを大事にしています。預かった予算を有効に活用して、最大限の効果を出すためにはどうしたらいいかをクライアントと同じか、それ以上の意識を持って考え抜きます」（赤尾氏）。
代表をはじめ役員も第一線でアグレッシブに動く。メンバーはその姿を現場で目の当たりにし、日々思いを感じ取っているだけに、会社全体に理念が浸透している。

赤尾氏は現在のフェーズを次の通り話す。
「これまで11年間、クライアントと一緒に高い目標をクリアし続けてきました。しっかりと結果を出して、ベースが固まったと感じています。今は5年、10年先に目を向け、どう挑むかを考えるタイミングにきています。
特にこの業界は、ここ数年技術の進化が著しいです。直近ではAIやGA4でしょうか。メディアも個人が中心になりつつあり多様化しています。
そのような流れの中ですべてに対応し続けることは難しく、時には取捨選択する必要があります。
そこは本質をしっかり見据えて選択を間違えないように進めなければなりません。
最重要であるクライアントの目標を達成し続けることと同時に、このような技術的領域にもしっかりと対応することでクライアントへの付加価値を提供していけると考えています。」
新たな成長局面を迎えた同社は、次の成長フェーズへ進もうとしている。

同社が提供するサービスは、ECサイトの売上拡大やリード獲得等のゴールに向けたWEB戦略のコンサルティング、インターネット広告の運用、GA4やタグマネージャー等を用いたデータソリューションサポートが中心だ。
クライアントからのヒアリングに加え、商品・サービスについての理解を深める事から始める。その後、ターゲットユーザーの行動調査や競合調査を実施して現状の課題を洗い出し、各領域の様々な手法を柔軟に組み合わせて最適なソリューションを導き出す。
特徴はチームを組んで案件に対応する取り組み方だ。フロントに立つメンバー、企画戦略とデータ分析を行うメンバー、広告分析を行うメンバーという三人体制で取り組む。一人でも二人でもなく三人にこだわるのは、多角的な視点と知見を掛け合わせることで難しい課題も解決できるという信念から。「3乗」の意味がある「キューブ」が、社名の由来になっている。

「近年のデジタルマーケティングは技術的素養を強く求められるようになり、エンジニアリングとは切り離せない関係になっています。
そのような背景から3年ほど前にデータソリューションサポートチームを立ち上げました。経験を積み上げ、ここ2年ほどで思い描いてきた三人体制を組めるようになりました。マーケティング事業は時代が変わっても、求められ続けると感じています。そこはしっかりと拡大しつつ、新たな取り組みを進めていきます」（赤尾氏）。
磨き上げた強みを発揮しつつ、トレンドを組み入れる「デジタル×マーケティング」を加速する考えだ。

求める人物像を尋ねると、「いろいろなメンバーがいていいと思っている」という答えが返ってきた。
「当社には個性の強い人物が集まっていて、今いるメンバーと似ている人を求めてはいません。多様な個性をぶつけ合ってディスカッションするカルチャーなので、広告運用、CRM、テック寄りの知見が豊富等、何かしらの分野で強みを持っている人がいい。そうした人材が集うことで、あらゆるキーワードを軸にしてより最適なソリューションを提供できます。そういった意味で当社は、様々なタイプが活躍できる環境です。
各自がスキルアップできる環境構築に力を入れていますが、まずは他責にせず自ら考え行動すること、時には先輩社員の知恵を借りながらあらゆる手段で問題を解決へと導こうとする粘り強さをもっている人を特に歓迎します。」
もし現状で自身の強みを確立し切れていなかったとしても、そこを目指そうという意欲があり、どう進めていくのが適切か自己分析できる人材を歓迎したいという。

同社のカルチャーについて、社員からは「とにかく自由」という声が多く挙がる。自由とは気ままに行動することではなく、課されたミッションを責任持って果たすことが前提なのはメンバー皆が認識する。自身で考え、ゴールに向けて適した行動を取るプロフェッショナルが揃っているのだ。
このベースの上で、働き方もプライベートも自由なカルチャーが成り立っている。オフィスへ出社するかテレワークにするかは、個人が選んで働くことができる。完全リモートや地方在住、月に数回オフィスへ出社する社員もいる。通信環境の整備や機材購入に充てるための在宅勤務手当が支給される他、コワーキングスペースの利用も経費として認められている。
オフィスにはウォーターサーバーを設置している他、炭酸水・コーヒー・紅茶が自由に飲める。リフレッシュスペースのマッサージチェアも好評。快適に働けるようにという配慮だ。
勤怠報告用のチャットチャンネルで、その日の就業予定時間と場所を周知する。子育て中だという社員は、「仕事に打ち込むことができる一方で、急な家庭の都合にも対応できる柔軟な環境でとても助かっている」と話す。

様々なワークスタイルのため、社員が一堂に顔を合わせる機会は多くないが、WEBミーティングを活用して、コミュニケーションが活発に行われている。
毎週月曜日にオンラインで全社ミーティングを行う他、チームやプロジェクトごとのミーティングを定期的に行う。プロとしてチームで同じゴールを目指し、活発に議論を交わす文化が根付いている。
一方で緩やかな繋がりも大事にしている。誰でも気軽に参加できる部門ごとの「オンライン相談会」や、入退室自由な「オープンルーム」の実施等、カジュアルなコミュニケーションの場もある。
バックオフィスのメンバーは「何事にも強制がなく、上司やメンバーもフランクで高圧的な人がいないのでストレスのない環境です」と話す。

穏やかな風土ながら、決して受け身ではないのが同社のメンバーだ。会社としても学びを積極的に支援する。デジタルマーケティングに関する教育制度を用意する他に、業務関連の書籍購入やセミナー等への参加費用、推奨資格に関しての取得費用の補助・負担制度がある。
キャリアの浅いメンバーには積極的に専門知識やスキルを共有しようと、手を差し伸べる温かなメンバーばかりだ。
柔軟で自由度の高い環境の中、クライアントに寄り添うデジタルマーケティングに取り組める会社である。