第1開発部と第3開発部、それぞれの部門が担う役割について教えてください。
音声・映像のミドルウェア製品ブランド『CRIWARE』を核として、第1開発部はゲーム分野での技術研究と開発を担っています。 2023年3月時点でゲームやアプリ、業務用ゲーム機器に採用された『CRIWARE』の数は、世界中で7,300ライセンスを超えています。各ハードウェアを徹底的に研究・調査し、細やかなチューニングと最適化を行っており、お客様のコンテンツのクオリティーやパフォーマンスを最大限まで引き出しています。ライセンスを買っていただくビジネスなので、お客様に使ってもらい認めてもらうのが本質。メンバーもそこを目指す職人気質のメンバーが多い印象があります。 第3開発部はゲーム以外の分野を担い、例えば官公庁向けや製造工場向け等の受託開発案件を担当しています。 当社の技術を使い、最適なソリューションとして提案できる醍醐味があります。お客様との直接の会話から得た情報を整理して、チームで取り組み、お客様にとっていいものを提供しようという思いが強い部門です。
部門の特徴や、活躍しているメンバーのタイプについて教えてください。
部門の雰囲気は、前段の回答の通り事業分野と展開方法が異なるので多少の違いはありますが、大きく目指すところである「最先端の音声・映像技術を提供し続ける」部分は変わりません。 そのため技術を磨き上げるために、どちらの部門メンバーもついついのめり込んでしまう傾向はあるかもしれないですね。 そうした技術者集団の中で、「お客様と話す」「メンバーと一緒にやる」という意識を持ってコミュニケーションを積極的に取るタイプは活躍していますし、新しい方にも期待したいところです。 当社には「チャレンジ奨励制度」という、商品企画や新規事業のプレゼン大会があります。年2回実施される制度で、ここから実際に商品化や特許を取得したこともあり、技術者として励みになると思います。役員の前でプレゼンしたり、アイデアを発表したりする経験を積める機会でもあるので、こうした場を活用して発信力を磨いていくことができます。
部長がメンバーに対して求める成長はどのようなものでしょうか。
エンジニアなので技術研究や開発が好きですから、自分でいろいろと調べたり試したりして技術的な部分はどんどん育っていきます。 そのため私としては、技術以外の要素も意識して身に付けてほしいと願っています。 具体的にはマネジメント能力です。人やチームに対するマネジメントはもちろん、自分自身のセルフマネジメントも含めてです。 技術的動向を追いながら、自分は将来どうなっていきたいか。キャリアを自分自身で考え、企画して、進んでいけるようになってもらいたいですね。 この考えは各リーダーによく話していて、リーダーごとのやり方で各メンバーに指導してもらっています。 また毎月リーダーに対して、技術以外のテーマをメインにした勉強会を開催しています。例えば労働基準法や給与改定の基準等を扱ったことがあります。これもまさに、技術以外の知識を身に付けてマネジメントに役立ててほしいという思いの表れです。
働く姿を具体的にイメージできるよう、プロジェクトへのアサイン方法やキャリアパス等をご紹介ください。
プロジェクトのアサイン方法は、2パターンあります。 受託案件の場合、計画段階からリーダーとやり取りを開始してスケジュールを考え合わせながら、チームを組成します。 継続案件はその領域や内容をよく知り、得意としているメンバーがいるので、その人をアサインすることが多いです。 働き方は、交流が必要な業務も多いのでオフィスへの出社が基本。ただ新しいスタイルを探る必要もあるので、週に1度はリモートをOKにしています。毎朝10時から進捗状況とその日にやることを確認する朝会を行い、部門内での認識を合わせるようにしています。残業は人それぞれで、定時で帰ることはもちろん問題ないですし、研究したいからと好きで残ってやっている人もいますね。 キャリアパスは管理側と技術追求型に分かれていきます。エキスパートとして、専門領域特化型でやっていく人もいれば、広くやっていく人もいる。またチームで成果を出していくことにやりがいを感じる人もいる。各人の志向に沿ったキャリアの道を進んでいますね。
最後にGreenユーザーへのメッセージをお願いいたします。
国内のゲーム業界ではよく知られている会社で、技術的な課題を相談してもらえる立ち位置にいます。 一方でゲーム以外の業界と、グローバルでの知名度が低いので、そこを上げていきたいと考えています。そのためパートナー会社と関係を深めていける人や、グローバルに話ができる人を求めたいです。 当社はさらなる事業拡大を目指して、組織を強化しています。そのためマネジメント人材を必要としていて、特に当社が経験していない大人数の組織をマネジメントしたことがある方は大いに力を発揮していただけます。 ゲームで培ってきた技術を様々な分野、そして海外へと広げていく。そこに興味がある方とぜひ一緒に働きたいです。 まずは話を聞いてみたいというカジュアルなお問い合わせも歓迎です。皆さんからのコンタクトをお待ちしています。