代表取締役CEO 三浦 一大氏 1980年生まれ、北海道出身。 簿記専門学校や業務での経験を通して、中小企業診断士の資格を取得。前職の独立系会計コンサルティングファームの経営企画室にて、同社の前身となるプロジェクトに携わる。

まず、今までのご経歴を教えてください

当社のビジネスは、結果としてですが、私のキャリアの集大成のようなものになっていますね。コンサル、ビジネスマッチング、IT、金融機関との関わり……。当社を形作っている要素は一通り経験しました。 大学卒業後はITベンチャーに就職。会計事務所などの士業と中小企業をマッチングさせるビジネスに携わりました。その後は監査法人へ転職し、会計や人事等、コーポレート部門のコンサルティングに従事。さらに次は、主に大手企業をクライアントに持つデジタルマーケティング企業へ。この頃は多くの企業がWebやSNSに参入しはじめた時期で、広い市場でデジタルマーケティングを経験できました。そして、前職の独立系会計コンサルティングファームへ入社。当社と同じく金融機関と協力して、企業の立て直しやM&Aを支援していました。その後、経営企画室へ異動となり、新規事業に携わることに。その事業がのちの当社になったのです。

様々なキャリアをお持ちですね。最も苦労したことは何でしょうか

1社目での仕事はかなり苦労しました。朝早くから夜遅くまでテレアポの毎日で、ノルマも厳しい環境。かなり精神を鍛えられました。その後の会社でもつらいことはありましたが、乗り越えられましたね。しかし、自分が大変な思いをした分、当社の社員には必要以上の苦労をさせたくありません。質の良いサービスを提供し、ステークホルダーとも協力することで、無理のない営業や開発を実現できていると思います。 私も営業やカスタマーサクセス、開発等、社内のほとんどの部門に携わっています。その中で、代表としても「なるべく苦労せず、楽しく仕事をする」ということは大切にしていますね。社員が高い能力や志を持っていることは前提ですが、効率的なシステムや体制を作り上げ、スマートに成功を目指したいと考えています。

代表として素晴らしいお考えですね。その中でどんな組織作りを心掛けていますか

よりディスカッションの活発な組織にしていきたいですね。一人では成し遂げられないことも、複数人で知恵を出し合えば達成できるかもしれない。皆の個性や考えをコラボレーションさせ、『ビジクル』の新機能や新たなサービスを生み出せると信じています。 当社には真面目で誠実な人がとても多く、誇りに思っています。それでも、社員に厳しいことを言わなければならないときはあります。代表としては、個人の性格や状況をしっかり掴んで、適切に指導することも意識していますね。 今後ジョインしてくださる方々も同様。今の社員のように、社会人として基本的な姿勢を持ち、物事をポジティブにとらえて行動できる人と一緒に仕事をしたいです。その土壌があれば、ITやコンサルティングの知識・スキルは後からついてきます。

今後、会社として目指す姿をお聞かせください

やはり、『ビジクル』をもっともっと世に広めることが一番の目標です。現在は金融機関を中心にかなり認知度が上がってきています。これを、一般事業会社にも提供していきたい。そのためには、各業界に合ったシステムの形へ『ビジクル』を多様化させていくことも必要です。そうして近いうちに、全産業で役に立てる“提案クラウド”へと成長させたいですね。 現在はDX化やデータ分析、さらにはChatGPT等のAIが、世の中で注目されています。当社はまさに、そのステージの上にいるのです。「IT領域の最前線で活躍したい」と考える人にはぜひ入社していただきたいですね。業界や企業の変化を一緒に楽しめる人をお待ちしています。 一方で、当社はMUFGグループの一員。教育制度や福利厚生、働き方等は大手企業並みの安定性をご用意できます。その点は安心していただけるのではないでしょうか。

最後に、三浦様のご趣味や休日の過ごし方などをうかがえますでしょうか

昔からサッカー少年でした。小学校・中学校・高校・大学……と、学生時代はサッカー三昧の毎日。社会人になってからも続けていますね。そしてつい、息子に教え込んでしまいました。10歳になる長男もサッカーに明け暮れています。その練習や試合に駆けつけて、私の休日はあっという間に終わってしまいます。さらに長男の下には2歳と5歳の子供もいて、毎日バタバタ。大変ですが、とても充実していますね。