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インタビュー画像飯髙 大樹氏 代表取締役(船長)

経歴とD・Ace起業の経緯を教えてください。

はじめはITとは全く関係のない料理関係の仕事に就きました。料理は好きでやっていましたが、街の小さな店なのでそれほど給料はもらえません。ちょうど21世紀になる頃で、友人から「21世紀ならパソコンじゃない?やってみたら?」と言われました。当時は紙媒体だった『DODA』を見てみると「PG40万」「SE60万円」と書いてある。PGとSEの意味も分からないのに、「そうか、こんなにもらえるのならやってみようかな」と応募したのがITへの入り口でした。 当時は30歳で、当然応募しても通らないものばかり。その中で2社だけ面談してくれて、とあるSIerに入りました。最初は子会社にアルバイトで入り、実績ができるとまずは子会社の社員になり、さらに実績ができるとSIer本体の社員になれる雇用体系でした。アルバイト中は毎週テストがあって、できないとクビですから必死です。一生懸命勉強してSIer本体の社員になることができ、この業界でのキャリアがスタートしました。 今でも忘れないのは、業界初日の業務終了時、パソコンの「電源ボタン」を押して電源切ったら怒られました。だってその日に生まれて初めてパソコンを触ったんですよ。知らなくて当然ですよね(笑)。 30歳からのIT業界デビューですから、新卒で入社した人と比べるとかなり遅れています。人の3倍は頑張らなければと思いました。そうやって必死にやっているうちに、年上のフリーランスの人と親しくなりました。ある日、給料の話になり、「君ら、仕事ができるのにそんなに少ないの?」と言われました。それをきっかけに、その場にいた人達と一緒に会社をつくりました。それが前職の会社です。 前職の会社では3年目で役員になり10年ほど在籍してまして、人数も100人近くになりました。その規模になるとルールやら何やら、いろいろ決めないといけません。次第に、もう少し自由にやりたいなと思うようになり、同僚と3人で「会社をつくって、またイチからやろうか」という話になり、軽い言い方にはなりますが本当に"ノリ"でD・Aceをスタートした感じです。

立ち上げる時に「こんな会社にしたい」という思いはありましたか。

ノリでスタートしているので、会社としてどうこうより、「3人それぞれがやりたいことを実現できるようにしよう」というスタンスでした。 私は単純にお金持ちになりたい。若いころにお金に苦労しましてね。スイカを丸ごと食べたいな~とか穴の空いてない服を着たいな~とか そんな事を考えていた当時の思いのまま、今でもお金持ちになりたいと思っています。 副船長は、とても優秀なエンジニアで、でもこの業界はできるエンジニアに仕事がたくさん回ってきます。自分の仕事を終えたら、終わってない他社の人の分までやらないといけない。彼はそれがイヤでした。そして、彼はゲームが大好き。新作がリリースされたら仕事を休んででもやりたいので、年の1-2か月は休める、そんな自由にできる働き方を望んでいました。 参謀長は、とても優秀な営業マンで顔も広い。ITの仕事だけでなく、ほかに面白い仕事があればやってみたいと思っていました。 「それぞれが、夢ややってみたいことを実現するために頑張ろう。」それが創業時の思いです。これは『ONE PIECE』の「麦わらの一味」と一緒です。海賊王になりたい人もいれば、世界一の剣豪になりたい人も、世界中の食材を探したい人もいる。いろいろな人達がいて目的は別々で、でも一つの船に乗って進んでいく世界観。これはまさに当社だよね、と言ってスタートしました。

三人で船出し、今では乗組員も増えました。社員にはどう育ってほしいですか?

順番に経験を積んでいくことですね。メンバー達にも言うのですが、「こうなりたい」というゴールが50階で、今は5階にいるという時、残念ながら50階直通エレベーターはありません。この業界は階段で上がっていくしかない。50階に行くなら、10階、15階と経由しないと到達しません。そこを、順番に経験してもらえるようにしなければと思っています。 とはいえ本人のやる気が第一で、それ次第で階段も1段ずつ上がるか2段飛ばしで上がるか変わってきます。会社としてできることは、そのやる気や環境を整えるためのバックアップ。当社の場合は、企業からバイネームで依頼を受ける経験豊富なエンジニア達がいるので、そういう人達の下に付いて、実務の中で学べるようにすること。その体制づくりは、私達がしっかりやります。 社員に育ってほしいと思うのは、私が優秀な人間ではないからです。カリスマ経営者なら、ワンマンと言われても全部自分でできるでしょう。でも私は違います。できないことがいっぱいある。3人で会社をつくった時も、まさにルフィと同じことを2人に言いました。「私は自分ができることは必死こいて精一杯やる。でも、できないこともいっぱいあるから力を貸してくれ」と。開発業務は副船長には敵いませんし、営業業務は参謀長には敵いませんから。 やはり、会社は1人では絶対に経営できません。創業メンバーの2人はもちろん、社員一人ひとりがそれぞれの役割を果たしてくれるから、会社が回って、仕事が回って、お客様達からも評価をされて対価が発生します。ただ目の前のプログラムを組むだけでなく、会社の様々なことに携わり、みんなで一緒に会社を大きくしている、一緒に船を漕いでいると感じ取ってくれたら嬉しいですね。そうすることで普段の業務の中でも力を発揮し、できることがきっと増えていくと思います。

御社にはどんな人が向いていますか。やりがいや得られるものも教えてください。

一つの業務を徹底的にやりたい人は、当社には向いていないでしょう。大手で自社サービスをやるとか、ゲーム会社でゲーム制作だけをやった方がいい。当社のような開発ベンダーに来るメリットは、お客様から様々な仕事の依頼が来て、それらを経験できることです。Web開発でもいろいろありますし、アプリ開発をやるかもしれない。アプリならAndroidもiOSもやります。言語もJavaをやっていたと思ったら、次はSwiftをやるかもしれません。ゲーム開発案件の話がくるかもしれない。やはりエンジニアとして多種多様な経験を積めるという点で、メリットはとても大きいと思います。 加えて当社は、なるべく社員がやりたい方向に進ませてあげようとします。もちろん、何から何まで全てやりたいことができるわけではありません。でも、営業がすごく優秀なので、いろいろな業務があります。プロジェクトの体制や進め方は、営業のトップと開発のトップを交えて考えますが、その中で人選はエンジニア本人にも選択肢を持たせます。会社から一方的に「これやってね。よろしく」ではなく、この案件、この体制ならこんな勉強ができる。この選択肢の中から「あなたが選んでいいよ」と言う。その選択のしやすさは、ほかの会社よりあると思います。

御社の価値観である『ONE PIECE』についても語ってください!

創業時から変わらず、それぞれの思いがあっていいと思っています。それがバラバラでもどこか大事な一つが繋がっていれば、同じ船に乗る意味があると思います。 私は、みんなが乗った船が進むべき方向に向かえるように、元気よく旗を振る。でも、私だけでは進めないから、みんなの力が必要です。そういう世界観が『ONE PIECE』には描かれていると思っています。 これから乗組員も増えていきます。思いが違っても、楽しそうなことがあったら一緒に冒険して、隣にいる人が困っていたら手を差し伸べる。面白いことがあったら一緒に大声で笑って、元気ない人がいたらさりげなく声をかける。個がありながらも、周りを見て、みんなで肩を組んで進んでいきたいです。 『ONE PIECE』の世界のように。『ONE PIECE』が好きというより、あの「麦わら海賊団」が好き。彼らの世界観と同じように常に前に進んでいます。

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