アトラス・コンピューター・システムでのキャリアは?
今から25年ほど前の話ですが、わたしはエンジニアとしてネットワークやサーバーの設計構築をしていました。ところが30歳を目前にした頃、メンタル面で不調をきたし、退職して療養することになり、通院しながら自宅で安静にしていました。 すると、当時の上司がちょくちょく家に様子を見に来てくれました。もう会社を辞めた身ですから、上司と部下の関係ではないのに、です。部屋に引きこもりがちになっていたわたしを、「ラーメンを食べに行こう」等と口実を作って外に連れ出してくれました。 半年ほど休んだら健康になり再就職を考えた時に、芸大出身のわたしはインダストリアルデザイナーにキャリアチェンジしようかと思いましたが、見舞いに来てくれていた上司から「うちに戻って来てくれないか?」と誘われたので、それまでの恩を返すつもりで当社に戻りました。
アトラス・コンピューター・システムでの現在の役割は?
当社に戻ったものの、エンジニアとして現場に戻るのではなく、組織や制度、社のインフラを整える役割を任されることになりました。人の繋がりで事業が動いていた会社なので、まだホームページもなく、社のネットワークや各サーバーの設計・構築を手掛けました。 現在はゼネラルマネージャーという肩書ですが、相も変わらぬ“何でも屋”です。社員にこき使われています。わたしはそんな形が良いと思っています。トップダウンでエンジニアを動かすよりも、みんなそれぞれにやりたいことをして、ハッピーなら最高です。エンジニアが幸せで長く働いてくれるのが、会社にとって一番の利益です。そんな思いから、社員の幸せのために汗水流して会社を守っています。
アトラス・コンピューター・システムで今後どんなことをしたいですか?
わたしはモノづくりが好きです。ゼネラルマネージャーの肩書で営業やバックオフィスのような動きもしていますが、組織作りをすることでモノづくりの気分を味わっています。幸い当社には社員の要望に耳を傾ける社風があって、たとえば制度面で「こんなのが欲しい」と提案すれば検討してもらえます。いまある資格手当は、わたしが社長に直訴してできた手当です。 会社としては、体力を付けるのが今の最優先事項だと思っています。エンジニアが増えて機運がアップしていけば、自社開発の道も開けます。自社でのアプリやサービスの開発に自分の夢を重ねられるエンジニアが入社してくれると、同志を得たような気持ちになれて心強いですね。
アトラス・コンピューター・システムはどんな会社ですか?
明るい人が多い会社です。当社代表がエンジニアによく「元気に・明るく・笑顔で」と言っていますが、お客様先で働くエンジニアには、このような振る舞いは重要なスキルだと思います。朝出社して元気に「おはようございます」と挨拶すれば、誰も嫌な気分にはなりませんよね。 また、明るくコミュニケーション好きなエンジニアが多いので、会社に集まった際には、強制ではないですが、飲みに行ったりもして楽しく交流しています。 機械は人間を癒やしてくれません。エンジニアはコンピューターを相手にする時間が長いので、どうしてもストレスが溜まります。仕事にのめりこんでいると、自分の思い通りにいかなくなりイライラしてくることもあるでしょう。ですがそんな時、仲間と息抜きできる機会があれば、気分をリフレッシュさせてまた仕事に打ち込むことができるかと思います。
どんなエンジニアがアトラス・コンピューター・システムにマッチしますか?
じっくりスキルを磨いていきたいという方に最適な会社だと思っています。案件へのアサインはエンジニアの希望を優先しますし、キャリアアドバイスもします。経験が浅いエンジニアでもキャリアアップができる会社、それがアトラス・コンピューター・システムです。 また、女性エンジニアも大歓迎です。女性はライフイベントの関係で、働いていくうえでいろいろな制限もあるかもしれませんが、会社として働き方を整備して女性にも選んでもらえる会社でありたいと常々考えています。世の中全体で女性が働きやすい環境が整ってきていることもあって、クライアントも理解を示してくれます。産休・育休や時短勤務の制度も実際に活用するエンジニアの意見を参考に、今後もブラッシュアップしていきます。