株式会社ワンポイントファイブ

株式会社ワンポイントファイブは、受託でのアプリ開発を中心に事業を展開する会社だ。いわば社会インフラともいえる大規模なアプリの開発、保守運用を手掛けている。2020年に創業した社員数名の会社ながら、過分と言ってよいほどの大きな案件を任されており、その信頼感と対応力は特筆すべきことだ。総勢数名の本当に信頼できる仲間たちで、日々アプリ開発を楽しんでいる。仕事の面白さ、やりがい、何よりもやりやすさは抜群だ。

アプリは既に広く世の中で使われているが、決して保守運用のフェーズではなく、常に新しい開発が走っている。時代と共に変化する利用者のニーズが次々とアプリに取り込まれており、その開発を進めている。我々の生活がリアルから掌のスマートフォンで全て事足りるようになる、まさにその歩みと同じことをしているのだ。

「仕事というより、そもそも、ものづくりって面白いんですよね。考えや想いを形にして、それがいずれ皆さんの手元で動くことにワクワクします。つくること自体の楽しさに加え、実社会で人の役に立つ。そんな面白さがあります」と、代表の大和氏は仕事の面白さを語る。

ワンポイントファイブはスタートアップのフェーズにあるが、よい意味でキラキラしていない堅実な会社だ。大和氏は言う。
「私たちはすごい技術者かというとそうではありません。どこにでもいる普通の人間の集まりです。ただひたすらお客様に寄り添いながら、一緒に考える。信用を何より大切に思っています」

その姿勢が、クライアントとの信頼関係をつくったのだろう。
「信用とは“やらないこと”の積み重ねだと思っています。お客様の課題解決に向けて“ミスリードしないこと”、お客様との約束を“破らないこと”。“やらないこと”を積み重ねた結果が今なのだと思います。“やっちゃう”ってのは1回やれば証明できてしまいますけどね」と大和氏。

ワンポイントファイブが手掛けるアプリは、止まったら社会に混乱をきたす。通常運転が絶対命題だ。誠実に業務を遂行し、何も起きないことに「よし！」と心の中でガッツポーズをする。そんな仕事だ。ホームページで実績として出すようなこともないが、そのような黒子の存在に徹していることにも自負と誇りを持つ。

一方で、開発においては屋台骨の役割を担っている。クライアントのビジネス要求や課題に誠実に向き合い、解決に向けてどう実現するかを一緒に話し合い、上流から構築、運用までを一気通貫で遂行している。

「大きな組織では説明ひとつとっても関係の各部署を巻き込むのが大変で、結果的に非効率な現状維持になることが多いと思います。あの人にはこう説明しよう、この人にはこう説明しようなどとやっていると、自分は何のために頑張っているのだろうとも感じるでしょう。当社においてはそういうことは一切なく、お客様のために“本当にやるべきこと”に専念できます」。気心の知れた小さな組織ならではのよさだ。一方でプロジェクトにおいて存在が増すにしたがい、人が足りなくなってきたのも事実。新たな仲間を得て、クライアントのさらなる期待に応えたいところだ。

そんなワンポイントファイブは、キラキラではないと言いながら、将来的には自分たちのプロダクトをつくりたい思いもある。それはただただ、ものづくりを楽しみたいから。
「世の中を変えたいというよりは、自分たちが楽しみ、周りが少し幸せになるようなことができたらと思っています。今の仕事以外の経験や実績を積み、技術を磨き、それをお客様に還元したい思いもあります。そんなものづくりは、新しい仲間がいたらもっと楽しいだろうと思います」と大和氏。
既に、社員皆でどんなものをつくろうかと、ワチャワチャと楽しく話している。新しい仲間が増えればそれだけ発想も膨らむだろう。

現在、勤務形態は出社とリモートのハイブリッドだが、週2、3回は実際に顔を合わせ、和やかに話しながら開発を進めている。働く時間などは自由。リモートを組み合わせて、お子さんを保育園に送ってから出社する人も。プライベートを大事にし、自分のペースで働く。特別な行事はなく、打ち合わせすらない。ランチ中の会話やちょっとした立ち話で意志疎通は十分だ。信頼しあい、仲はよいが必要以上に立ち入らない、心地よい距離感だ。

ずっと同じアプリの開発に携わっているので、自社サービスをやっている感覚に近い。SIerなどで案件を転々とし、自分でつくったものが最終的にどうなったかわからない、そんな働き方に違和感や残念な思いを持っている人もいるだろう。
ものづくりが好きで誠実で、真摯に仕事に取り組みたい人なら、必ず活躍の場がある会社だ。このやりがいあるプロジェクト、信頼できるクライアントや仲間たちに興味を持ったら、話を聞きに行くとよいだろう。