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株式会社リアズ

  • IT/Web・通信・インターネット系

【Green多数採用実績】ライブストリーミングサービスのパイオニア企業

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ

企業について

株式会社リアズは、成人向けライブストリーミングサービスを提供している会社だ。成人向けライブストリーミングサービスは、いわゆる「ライブチャット」として知られるサービスで、ユーザーである男性がサイトに登録した女性(チャットレディーやパフォーマーと呼ばれる)とのコミュニケーションを楽しむ娯楽サービスである。同社では現在、端末、ターゲット、価格帯などによってサービスを分けており、2001年から継続する『ANGEL LIVE』を軸に、『CHATPIA』『mocom』『famu』、さらにノンアダルトの『ライブでゴーゴー』を運営している(『mocom』『famu』はモバイル向けサービス)。

リアズ社は、成人向けライブストリーミングサービスのパイオニアであり、なおかつサービスの規模としてもトップクラスだ。主軸の『ANGEL LIVE』はストリーミング技術がまだまだ未成熟だった2001年にスタートし、2014年11月現在までに登録ユーザー数70万人以上を数えるまでに育っている。近年サービスが伸びてきているのは2009年に他社からサービスを引き継いだ『CHATPIA』。こちらは特定のジャンルのサービスだが、出演女性の数で同ジャンルの他サービスを圧倒する規模だ。同社サービス全体のトラフィック数は月間1億PVにも及ぶ。

同社の強みは、一貫して成人向けのライブチャットに特化したビジネスを展開していることだ。他社の場合、動画配信をはじめとするWebサービス全般を幅広く提供し、その中の1コンテンツとしてチャットサービスを提供している。そのためリソースは分散しがちだ。男性ユーザー様から女性にプレゼントを贈ることができる機能やイベントなど、ユーザー様が、出演女性とのコミュニケーションをより楽しめる機能を充実させられるのは、60名を超える社内リソースを、ライブチャットサービスに集中させているからこそ可能だ。

また、同社は出演女性が働きやすい環境づくりに力を入れることで、他サービスを圧倒する女性の登録数を実現している。サポート部門を設けて女性の相談に乗り、登録したばかりの女性には動画やイラストで構成したマニュアルを提供するなどして、少しでも仕事がしやすい環境を整える。そしてサイト上では女性をタイプごとに紹介する特集を組むなどして出演女性の魅力を伝える。出演女性に光を当て、魅力をアピールすることで、より多くの女性に安定的に仕事が発生しやすい環境を整えているのだ。同社のサービスにとっての商品は出演女性そのものであり、出演女性の数や接客の質を充実させることがサービス成長の生命線ともいえる。だからこそ同社は出演女性の数を増やしつつ、一人ひとりが長く仕事ができるための仕組みづくりに力を入れているのである。そしてその環境があるからこそ登録数や接客力の向上につながり、業界トップクラスのポジションをゆるぎないものにしているのである。

リアズ社が設立されたのは2005年だ。ただし創業はそれ以前にさかのぼる。もともと個人事業として各種インターネット事業を行っていた事業体が前身となっている。2001年、インターネットの将来性を見込みライブチャットサービスを開始。徐々に規模を拡大して2005年に法人化を果たした。それ以降も右肩上がりで成長し続けた同社だが、著しく成長したのはリーマンショック以降だ。景気の低迷が出演女性の層を厚くする結果となり、サービスの拡充に拍車をかけたのだ。売上高で比較すると2008年の32億円から、2021年度の158億円と売上は毎年右肩上がりで成長。

「2021年には、年間売上高200億円を達成したいと考えています。ただ私たちが目指していることは、自分たちが莫大な利益を得ることではありません。弊社では、ライブチャットサービスで稼いだ売上の7割が女性の口座に振り込まれる仕組みになっています。そういう意味では70億円分のお仕事を提供したいという想いで事業を展開しています」(金子氏)

成人向けライブチャットは、風俗業カテゴリーに入るサービスだ。同社も警察署に風営法の届け出をして営業している。ただしいくつかの点で、従来型のリアルな風俗店舗とは異なる。

第1に、サービスを運営するリアズ社と出演女性との間の関係性にグレーゾーンは一切ない。女性が登録する際には身元確認を行う。利用に一定以上の期間が空いた場合にも本人確認をする。サービス料の決済にはクレジットや銀行振り込み、ネット決済などが使われ、出演女性への報酬は銀行口座を通して支払われるなど、すべてにおいて記録が残る。そのため税務署からは、きちんと税金が取れるビジネスを行う企業として認知されている。

第2に、インターネットを介して提供されるサービスであるため、インターネットにつながるパソコンとWebカメラさえあれば、地方に住んでいる人や、何らかの理由で自由に外出できない状況下におかれている人であっても、等しく収入を得る機会を得ることが出来る。若い女性や主婦にとっては、安全な方法で月数十万円以上の安定した収入を得る機会はそうめったにないだろう。同社の場合はマスメディアでの露出も極端に少ないので、近親者に対する、いわゆる“顔バレ”のリスクも極端に少ない。

第3に、肉体的な接触が一切発生しないため衛生的であり、出演女性にとっても男性ユーザー様にとっても性病やストーカー被害などのリスクは伴わなず、また昨今の新型コロナウイルス等の驚異に対しても影響を及ぼしにくいビジネス構造となっている。

「人間にとっては食べることと同様、性は普遍的なテーマです。性に関する悩みやニーズが世の中からなくなることはありませんし、風俗業がなくなることも非現実です。そしてそれに伴う様々な問題や課題も絶えることはありません。その一方、特に地方では雇用確保という課題もなかなか解決されずにいます。ライブチャットサービスは、そういった問題を一部ではあっても解決する手段だと考えています」(金子氏)

金子氏のこの問題意識は男女間の性だけにとどまらない。今後は同性愛者を対象とするサービスにも着手する計画だ。同性愛者はその事実を隠さなければ生き辛い社会だ。事実をカミングアウトした前提で仕事ができる場を作っていくことも同社のミッションに含まれる。偶然にも同社が拠点を構える大阪市淀川区がLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)支援事業を行っていることもあり、同社は行政とイベントなどで連携することも視野に入れて準備を進めている。

「性」というテーマは、大きなビジネスチャンスにもつながる。

「成人向け、風俗、といったセグメントを選ぶ時点で、大多数の企業との差別化になります。そのセグメントを選ばない企業が圧倒的多数だからです。特に大企業はこの市場に参入しません。ビジネスの成否はいかに差別化ができるかにかかっています。多くの企業がこのセグメントを選ばないことが不思議なくらいですが、そこにビジネスチャンスがあると考えています」(金子氏)

金子氏がリアズ社に入社した時期は『ANGEL LIVE』がちょうどスタートした頃だ。この間インターネット技術が進化するに従い「時代がサービスにどんどん合ってきている」という実感を持ち、このビジネスに没頭していった。その一方では、世の中の変化に左右されない市場を選ぶことも重要だと金子氏は語る。

「最先端にはリスクもあります。変化しなくてもやっていけることが理想です。そのためには人間にとって必要不可欠なものを握っていなければいけません。性とコミュニケーションがバランスよく混ざった成人向けライブチャットは、そこに合致する典型例です。これからも、形態は変わるかも知れませんが、なくなることはありません」(金子氏)

サービスの性格上、偏見の壁にぶち当たることも少なくはない。だからこそグレーゾーンを排除し、きちんと税金が支払える仕組みを作り、堂々と胸を張って事業を行ってきた。大事なことは、信念を貫き、粛々と継続していくことだと金子氏は言う。

そんな同社が今後に向けて取り組んでいるのが、モバイル端末向けサービスの拡充だ。これまで同社がサービスを拡充することができた背景には急速な技術の変化に順応し続けてきたことがある。現在も、モバイル端末の普及やモバイルインターネットの高速化が急激なスピードで進む。それにつれてインターネットの主戦場はPCからモバイルへ移行しつつあり、その変化のスピードに対応することが大きな課題である。近年、積極的にM&Aを行ってきた同社では、新しいコンテンツが増えていることもあり、開発リソースが不足している状況だ。そこで現在、開発メンバーの増強に取り組んでいるところだ。

同社が携わるストリーミング技術は、国内においてはなかなか携われる機会が少ない分野であり、経験者は少ない。同社で活躍するエンジニアの多くも未経験で入社し、スキルを身に着けてきた。技術者に限らずデザイナーにも、未経験から採用されて段階を踏んで実務にアサインされていったメンバーが多い。それを可能とするのも同社の安定した経営基盤だ。

IT業界は変化が速い。最近の5年ぐらいの期間だけを見てもPCからスマートフォン、SNS、ソーシャルゲームと流行は変わり、そのたびにエンジニアは翻弄されてきた。それらと比べると、同社のサービスには“需要が減らない”“世の中の変化に強い”“落ち着いた環境で仕事に携わることができる”といった安定感がある。

「弊社のサービスは月間1億PVというトラフィックが集まります。エンジニアの方にはそれを捌く醍醐味は感じて頂けます。もちろん世界にはそのような規模感のサービスは数多くありますが、関西でこのボリューム感を体感できる会社は、さほど多くはないはずです。そろそろ落ち着きたい、きちんと技術を身に着けたい、自社サービスにじっくり取り組みたいと思っている方をぜひお待ちしています」(金子氏)

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インタビュー

株式会社リアズのインタビュー写真
代表取締役 釜野 2001年よりライブチャット『ANGEL LIVE』を軸にスタート。複数の企業買収を経て『人妻CHATPIA』『ライブでゴーゴー』などマルチジャンルのライブ配信サービスを保有。

── 社員の方に対する想いをお話しください。

社員に対する願いとして最も伝えたいことは、自分たちのサービスに誇りを持って生きて欲しいということです。リアズはそれを後押しできる会社でありたいと考えています。家族や親戚の方からも安心していただけるよう、経営の安定性を確保するとともに、職業人、技術者としてしっかり成長性できる環境を整備し、社会にも認知される取り組みは継続して行っていきます。

まず組織としては、会社の環境、オフィスの環境、すべてにおいて勝てる組織でありたいと考えています。ライブチャットを主戦場としている理由は、大手が参入しにくいブルーオーシャンの市場であり、かつマーケットの広がりも感じ... 続きを読む

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企業情報

会社名

株式会社リアズ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

300万円

売上(3年分)

202112

202012

201912

設立年月

2005年11月

代表者氏名

代表取締役 釜野

事業内容

ライブチャットコンテンツの企画・制作・運営・保守全般
事業内容に関する詳しい内容については、弊社企業HPに詳細に記載しております。
是非とも「株式会社リアズ」でGoogle検索して頂きご覧下さい。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

楽天株式会社、Google.inc、AmazonWebService、株式会社ドワンゴ、デル株式会社、富士ソフト株式会社、Adobe Systems Incorporated、株式会社ファンコミュニケーションズ、バリューコマース株式会社、トランスコスモス株式会社、さくらインターネット株式会社

従業員数

91人

平均年齢

31歳

本社住所

大阪府大阪市淀川区西中島5丁目14-10 新大阪トヨタビル4F JR新大阪駅から徒歩1分!!

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