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株式会社BONX

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 製造・メーカー系

世界中の日常から業務の様々なシーンまで、クルー、チーム、ファミリーをつなぐ。

自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

画期的なグループトークテクノロジー「BONX Grip」(ボンクス)をリリースしている、株式会社BONX。スノーボードやスキー、自転車、など、グループで楽しむアウトドアスポーツ/レジャーというシーンや、病院・ラグジュアリーブランド・小売店などビジネスシーンで活躍する、同時相互通話を可能とした新しいウェアラブルデバイスの開発に取り組んでいるベンチャーである。

「BONX Grip」は、スピーカーとマイクロフォンを内蔵した耳かけ式のウェアラブルデバイスと、スマートフォンのアプリで構成される。独自開発の音声データ通信システムと音声認識技術(VAD)の発話機能により、ハンズフリーでデバイスからの通信を開始して会話を始めることができる。デバイス間の通話はVoIPを用い、携帯電話のデータ通信を使ってやり取りする形式。したがって互いの距離関係なく、地球の裏側との同時通話も可能だ。

2016年11月に発売してから、スノーボードのみでなく、ファンライドやサバイバルゲームといったスポーツ/趣味のシーンで大反響を得た。
また、2018年4月にリリースした「BONX for BUSINESS」によりビジネス展開を始めた。ビジネスシーンにおける30人までのグループコミュニケーションを簡単に実現し、着々と導入企業を増やしている。

ある病院からは
「一刻を争う脳卒中診療において、治療時間の短縮につながっています」

ある住宅販売会社からは
「今まで繰り返しやっていたことが一回でみんなに伝わるので、本当に効率が上がりました。
これはもう導入するしかないなって、必然的に。」

航空会社では、
「サービス品質の向上と働きやすい環境を整え、お客様へのより一層の快適な空の旅をご提供すること」を期待されている。

こうしてあらゆるシーンで日々変化していく、コミュニケーションスタイル。
その先頭を我々「Team BONX」は走って行きたい。

 BONXの設立は2014年11月。当時は今以上に数の少なかったハードウェアスタートアップとしてスタートした。スノーボーダーである宮坂が「スノーボードをしながら話せるツールが欲しい」と考えたことが起業のきっかけ。「知らぬが仏だったからできた」と話すように、宮坂自身はエンジニアでもデザイナーでもなく、ハードウェアの開発に携わった経験はなかったという。

 最初のプロダクト「BONX」は設立から約1年をかけて開発。アプリを介して3G、4G、Wi-Fiなどのインターネットで接続ができ、最大10人までの同時相互通話を実現。ピタッと耳につく装着性、クリアな音質、IPX5の防水性能など、使いやすさとタフネス仕様を備えたコミュニケーションツールとして、注目を集めた。事実、2015年に実施したGREEN FUNDINGでのクラウドファンディングでは、支援総額が2500万円超。当時のIoTデバイスへの支援額としては最高金額を更新した。

 開発当時の苦労を宮坂はこう語る。「ハードは開発までに時間がかかり、すぐに収益を得られるわけではない。BONXのプロダクトはアプリとの連携が必須で、両方を並行して作る必要がある。トラブルが生じるとアプリとハードの両方をしらみ潰しで調べる必要があり、開発はとにかく大変だった。しかしそれをやるからこそ、高品質でユニークなものができ上がることも身を持って体験した」とこの1年間でハードウェアスタートアップとしての体制を築く。「開発のやり方を変えたのではなく、基本的には体制の強化。サーバーエンジニアやサウンドエンジニアなど、専門性の高い職種の人も数多く採用した」という。中には、BONXのコミュニケーションツールとして可能性に共感して、集まってくれたスタッフもいたとのこと。

 2017年の「BONX Grip」本格発売時には、ムラサキスポーツなどスポーツ専門店で大々的に展開。スノーボードがメイン市場という特性をいかし、スキー場開発を手掛ける日本スキー場開発とコラボレーションして、プロモーションを実施するなど、ウインタースポーツ市場が大きな牽引役を果たした。
ウインタースポーツをきっかけにBtoC市場を拡大したBONXだが、並行してBtoB市場も開拓する。「スノーボードでの使用を想定したBONXは、とにかくタフネス仕様。業務用としての使用にも十分に耐えうる」と宮坂はBONXのメリットを強調する。

 すでにその品質が認められ、全日本空輸(ANA)のエアバスA380型機「FLYING HONU」内で、客室乗務員同士のコミュニケーションツールとして採用。機内のどこにいても場所を限定せず、複数の客室乗務員同士でコミュニケーションがとれているという。
さらに、室内外でコミュニケーションを取る必要がある病院の手術室や、複数人での同時相互通話が必要になる小売店など、導入先は順調に増えている。BtoB市場開拓には、大手企業との提携による部分が大きい。NTT東日本のアクセラレータープログラムに参加するなど、大手企業とのパイプづくりは積極的だ。

 2018年7月には、法人向け音声コミュニケーションシステム「BONX for BUSINESS」(現BONX WORK)をリリース。2019年8月には、音声ソリューションによる業務効率化と働き方のアップデートする世界初のサービス「bonx.io(ボンクスアイオー)」の提供を開始した。
 2020年には新たなデバイスとなるBONXminiをクラファンで支援をしていただき、更に、2021年3月からは一般販売を開始している。

コミュニケーション体験を提供し、「声でつながる」ことでチームの成長に貢献しているBONXだが、既に次の1歩を踏み出している。
それは、音声DXの世界だ。
BONXは、声でチームを成長するプロダクトとして、雪山だけでなく高度38,000フィートでも、老若男女問わず資料して頂いているが、コミュニケーション相手が人に限定する必要ははない。
音声での、入力や通知、やり取りなどをシステムと連携することで、一気にチームでの成長に貢献できる世界が広がる。
それを可能にするのが、「bonx.io」だ。
bonx.ioは、音声データをさまざまな利用シーンや要望に合わせて、活用することが可能となり、業務効率の改善につなげるもの。発話者ごとに音声パケットを分け、ID別に分類。個別認識ため、発話者ごとのテキスト内容を生成できる。「話すだけで業務日報をつくる」(宮坂)ことも可能だ。

DXという言葉自体は広く知られるようになっていて、特に新型コロナウイルス拡大以降、現場系業務を中心に、三密対策として距離を取りながらも非接触型で隣にいるかのようにコミュニケーションが取れるBONXがいっそう注目を浴びている。
具体的には、PCやタブレットへの手動でのデータ入力ではなく、音声を発するだけで自動でデータが入力できたり、あるいは必要な情報を検索しアクセスしたりと、BONXでは、このような業務シーンにおける音声のさらなる活用を「音声DX」として展開を始めている。

実際の成果として、既に無事ネスシーンでの活用が始まっている。
歴史ある老舗百貨店「松屋銀座」様店頭における紳士用スーツの採寸業務において、BONXが株式会社リコーと開発した、「熟練のスタッフがお客様と会話しながら、採寸した情報を言葉で発するだけで自動登録する」システムが、それだ。
百貨店の熟練のスタッフの方が、デザインや着こなしをカウンセリングしならがら、今までは採寸内容をもう一人のスタッフがオーダーシートに手で書き込んでいたが、このソリューションでは、テーラーさんが音声で「肩幅 60センチ」というだけでCRMに入力されるので、テーラーさんとお客様の会話を途切れさせずに、必要な作業を進めることができるので、お客様の購入体験を提供できる。

まさにBONXが目指す音声DXがここにある。システムに置き換える、効率的にする、だけでなく、本質的な課題を解決することができる音声DXを提供するシチュエーションをどんどん増やしていきたい。

そして、ノンデスクワーカーの音声データを蓄積することができる稀有な企業として、音声データを利用したビジネス展開も視野に入っている。

BONXには4つのvibesがある。

ーーーーーーーーーー
「Make smile」
BONXの存在意義はユーザーを笑顔にすることだ。
チームBONXの一人一人がユーザーの笑顔を第一に考えて、
日々最高の仕事をしよう。
それが最後は自分の笑顔にもつながる。

「Talk easy」
BONXはコミュニケーションの会社なんだから、自分たちもたくさん話そう。
弱さを見せてもいい。
自ら進んで相談し、相談されたら担当やセクションの壁を超えて協力しよう。

「Fly high」
BONXでは、望む限りチャンスが与えられる。
自ら積極的にチャンスを掴んで、成長を求め続けよう。
一度きりの人生を楽しみ尽くそう。

「Be one」
ナンバーワンを目指すのかオンリーワンを目指すのかは自分次第。
チームBONXが一つになって世界一のチームを体現しよう。
チームでビジョンを成し遂げよう。
ーーーーーーーーーー

社員のコミュニケーションや挑戦がユーザーの笑顔につながり、
めぐりめぐって自分の笑顔にたどり着きます。

我々「Team BONX」はこのValueをもとに、
ユーザーはもちろん、仲間、家族を大切に日々働いています。

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企業情報

会社名

株式会社BONX

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

企業の特徴
自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

1億円

設立年月

2014年11月

代表者氏名

代表取締役CEO 宮坂 貴大

事業内容

・ウェアラブルデバイスの企画・開発・販売
・モバイルアプリケーションの企画・開発
・BONXに関連するサービスの受託開発

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

18人

平均年齢

32歳

本社住所

東京都世田谷区駒沢4-18-20 佐々木ビル3F

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