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株式会社バリューブックス

  • 商社(卸売)・流通・小売り系
  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

ITを活用し“本の未来”をつくり上げる新世代の古本屋

残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

インターネットで本を買い取り、amazonや楽天、自社のECショップなどを通じて販売するバリューブックス。必要事項を入力して申し込み、売りたい本を梱包しておけば、宅配業者が自宅まで集荷に来てくれる。倉庫に本が着いた後、最短2営業日で顧客のもとに査定結果が届き、査定金額に了承すればそのまま買取。買取価格に納得できない場合、キャンセルすれば本は返送される。送料も返送料も原則、無料。2回目以降の利用なら、面倒な入力も不要で、自宅に居ながら簡単スピーディに本を売ることができる。

バリューブックスの原点は、古本屋で市場価値よりも安価で売られている本を購入して、市場価格に見合った値段で販売する、いわゆる「せどり」にある。創業者の中村大樹代表取締役が2005年に、自身の所蔵していた書籍をインターネットで販売したのがはじまりだ。単身でスタートした古本販売のビジネスが、バリューブックス が生まれるきっかけとなった。

「前代表の中村がはじめたせどりのビジネスは、私を含めた高校時代の仲間が参加して、事業として拡大していきました。当時は東京に一軒家を借りて、事務所兼倉庫にし、関東一円の古本屋を手分けして回り、市場価値よりも安く売られている本を仕入れていました」(代表取締役社長・清水健介)

せどりはマンパワーを必要とするため、事業拡大に限界があった。そこで、2007年に、インターネットを活用して古本を買い取るべく、古本買い取り専用のサイトをオープン。同時に法人化し、個人事業ではなく会社の事業として走り出した。

「インターネットを活用した買い取りが軌道に乗るまでは、せどりと並行する形でビジネスを進めていました。2年後にようやくインターネットでの買い取りだけで販売する商品をまかなえるようになり、現在のビジネスモデルが確立しました。インターネットで売買が完結できるようになったため、本拠地を地元の長野県上田市に移しました。倉庫の賃貸に必要なコストを抑えることで、収益もアップし事業は軌道に乗りました」(清水)

バリューブックスのビジネスは、amazonや楽天といったEコマースの興隆を追い風に拡大。今では上田市内に5つの倉庫を構え、年間の販売数は約496万点。売上高33億5千万円にまで成長を遂げた。※2023年6月現在

インターネットを活用した古本の買取・販売は、特に珍しいビジネスではない。しかし、バリューブックスのビジネスは、それを軸にしながら様々なプロジェクトを実践しているところが特徴的だ。

2010年にスタートした「book gift project(ブックギフトプロジェクト)」は、古本のリユース活動。バリューブックスに集まった本の中から、インターネット市場では売れづらい本でも本としての価値があるものをピックアップして、保育園や児童施設、学校へ無償で提供している。

「バリューブックスには、一日に約3万冊の本が集まってきます。その中には、残念ながら販売につながらない本も。そんな古紙リサイクルになってしまう本を、別の形で活用できないか考えて生まれたのが、ブックギフトです。最初は小さなはじまりでしたが、今では長野県、関東を中心に、提供先が40箇所を超えるまでになりました」(取締役・中村和義)

バリューブックスで買取・販売に結びつかない本は、キズや汚れといった本のコンディションよりも、市場に広く流通していることが理由となるものが多い。たとえば、過去にベストセラーとなった本は、多くが古本市場に流れ、現在では販売に繋がりにくい。

本自体が持つ価値というよりも、市場の需要と供給のバランスで古紙回収へと回ってしまう本たち。それを活かすため、上述の「book gift project」だけでなく、上田でこれらの本を扱うアウトレット本屋「Valuebooks Lab」を展開したり、「古紙になるはずだった本」と銘打って無印良品にて古本の販売も行う。

新しい本の活用方法として、バリューブックスに本を送ることで、利用者が事前に選んだ団体に買取金額をそのまま寄付できる仕組み「charibon(チャリボン)」もある。「charibon(チャリボン)」を活用すれば、利用者は簡単にNPO・大学・自治体へ寄付ができる。通常の買取であれば顧客が受け取る買取金額を、各団体に寄付として渡すことができる仕組みだ。バリューブックスがある種変換機能を請け負うことで、顧客が本を使って現金を寄付することができる。

「チャリボンは、読み終えた本を寄付という形で社会貢献につなげようという取り組みです。寄付先のパートナー団体も多岐に渡り、今では約200ほどの団体(NPO・大学・自治体/2024年1月時点)と一緒に取り組んでいます。寄付金額の累計は7億円(2023年9月)を超え大きなプロジェクトへと成長してきています。」(中村)

2014年には、バリューブックス初の実店舗である「NABO」がオープン。古民家を改装し、カフェと本屋を担うブックカフェだ。インターネットで本の売買をしていると、顧客と直接触れ合う機会はない。「お客様とのつながりを感じられる場所を持ちたい」という同社の思いから始まったスペースだ。

その他にも、日本酒の老舗酒蔵5つを会場にしたイベント「くらもと古本市」をプロデュースしたり、長野県内のスターバックスと協力して店頭での本の回収を行ったり、本屋がない地域に本を届けるための移動書店「ブックバス」を走らせるなど、様々なプロジェクトを手がけている。”本”をキーにしながら、多角的な活動を通して社会を豊かにしようとする姿勢がバリューブックスらしさを生み出し、それが同業他社との差別化にも繋がっている。

バリューブックスは、ITを駆使した新しい取り組みにもチャレンジしている。先日リリースされた「本棚スキャン」では、スマホで本棚に並ぶ本を撮影することで、まとめてそれらを査定することができる。画像認識や本の背表紙の文字を読み取ることで実現させたサービスだ。

また、現状では主にAmazonや楽天といったECサイトを使って本の販売を行っているが、自社販売サイトでの販売も強化している。様々な販売のチャンネルを持つことで、より多くの顧客と出会い、繋がることを目指している。

新しい「本の未来」に向かって活躍するバリューブックスだが、その働き方も独特だ。従来のピラミッド型の組織と異なり、明確な上司や部下といった関係性はない。様々なプロジェクトから自分の意志で参加する場所を決め、そこで自身の力を発揮する。もちろん、自分自身で新たなプロジェクトを始めることも可能だ。同僚たちとのフラットな関係を保ちつつ、自然と発揮されるリーダーシップを尊重する社風となっている。

かっちりとした厳粛なルールを反映する組織体制ではないため、働き手の意志が問われる社内環境ではあるものの、反面、非常に柔軟な組織とも言えるだろう。変化する時代に対応しながら、本の未来をつくる新しい仲間をバリューブックスは常に待っている。

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インタビュー

株式会社バリューブックスのインタビュー写真
相良

── 山を駆けるエンジニア

お客様からお送りいただいた本を買い取り、倉庫で保管し、販売する。バリューブックスで行なっている仕事の裏側では、たくさんのプログラムが動いています。日々、エンジニアチームが様々な課題に挑戦しているのですのが、今回はその様子をちらりとご紹介します。

 今回インタビューに応えくれたのは、新潟より移住&転職をしてきた相良さん。上田での暮らしぶりも含めて取材するため、太郎山(上田のソウルマウンテン!)の山頂で話を聞きました。まだほの暗い朝6時、眠気まなこをこすりながらの出発です。防寒着の下で汗ばみ、湧き水で喉を潤しながら、やっと山頂が見えてきました。 続きを読む

社員の声

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企業情報

会社名

株式会社バリューブックス

業界

商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 出版・新聞・雑誌

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、残業少なめ
資本金

900万円

売上(3年分)

2023633.5億

設立年月

2007年07月

代表者氏名

代表取締役 清水 健介

事業内容

■ インターネットを通じた本の買取システムの運営
会員制販売買取サイト「VALUE BOOKS」と、非会員買取サイト「Vaboo」の2つを運営しています。これらのサイトや、下記で紹介している「チャリボン」、チラシやWeb広告を通じて、月に100万点以上の商品がバリューブックスへと届いています。現在、Amazonでの古本販売金額は日本でTOPクラスです。

■ 本で寄付をする仕組み「チャリボン」 取り組み
企業として、人として、本屋として、事業を通して社会に何かできないだろうか?
そんな思いを形にすべく、2010年よりチャリボンをスタートさせました。買取事業で培ってきたノウハウを活かし、寄付者の方から集めた本を買取金額と同等のお金に変えて、社会問題の解決に勤しむ団体や教育機関に寄付しています。2024年1月時点で約200団体(NPO、大学、自治体)と提携しています。本プロジェクトによる寄付金額は、累計で7億円(2023年9月)を突破しました。

■ 地域に根ざした「本と茶 NABO」 の運営
インターネットを活用した古本の売買にとどまらず、私たちの拠点である上田市にてブックカフェも運営しています。「本で町を豊かにしたい」という思い出2015年からスタートしたNABO。デンマーク語で”隣人”という意味を持つこのお店は、私たちが直接お客様と交流できる、貴重な場所です。各種のイベントも行なっており、地元の方たちに愛される書店を目指しています。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

300人

本社住所

長野県上田市上田原680-17

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