株式会社大伸社コミュニケーションデザイン

大伸社コミュニケーションデザインは、企業ブランディング、マーケティング戦略策定～実行を、デザインで支援する会社だ。

「私たちのデザインは、顧客やユーザーの声に耳を傾け、同じ立場で考え、共感することから始まります。ブランディングやプロモーションの案件では、様々な方法でユーザーの声を集積し、ユーザー自身も気づいていないニーズを見つけ出していきます。私たちは、ユーザーの経験や感情を生み出すコミュニケーションを徹底したユーザーの視点でデザインすることを大切にしています。」

こう語るのは、同社代表取締役・一色俊慶氏。近年は、DXとマーケティング施策の統合や、ブランディングからのコミュニケーション戦略など、複合的な要素を持ち合わせた案件を支援させていただくケースが増えており、マーケティングプランやUI/UXデザイン、ITエンジニアリングなど、様々な領域で専門性を持ったクリエーターが在籍し、デジタル力とマーケティング思考を習得した各分野のプロフェッショナルが、それぞれに顧客の課題と向き合い最適解にアプローチしていく。

同社は、デザインや印刷やデザインなどをメイン事業とする「大伸社グループ」に属する事業会社だ。そのルーツは、1952年（昭和27年）にさかのぼる。当時、今以上にたくさんあった日本酒の造り酒屋が、商品の差別化のために「酒のラベルデザイン」を構想。それを受注したのが、大伸社のはじまりだ。それ以降、紙媒体のデザインや印刷を中心に事業を展開してきたが、時代の流れとともにクライアントの幅も、担当分野も広げてきた。

昭和40年代にはいち早く写真スタジオを自前で持つなど、クリエイティブに力を入れるようになる。さらには制作だけではなく、プランニングから受けるようにし、近年は、コンサルティングから最終のアウトプットまで、企業・団体のブランディングをトータルで担えるようになった。そして2014年にはホールディングス体制に移行。ブランディング＆マーケティングをデザインで支援する部門の事業会社として、大伸社コミュニケーションデザインが誕生した。

大伸社コミュニケーションデザインの事業を、ひとことで言うと「トータル・コミュニケーションデザイン」だが、彼らがつくる具体的な「モノ」は、カタログ、Webサイト、展示会におけるブースデザイン、さらにはVRコンテンツなど、多岐にわたる。加えて、クライアントの業種も多様。近年では機械メーカー、住宅設備やインテリア系統の企業が多い傾向にあるとはいうが、それこそ大学などさまざまな業種のクライアントがいる。とにかく「いろいろやっている会社」なのだ。

「当社がデザインを担う領域もSPツールの制作からWEBサイトの構築と運用、ブランディング、ビジネスデザインへと年々拡張しています。その多くがデザイン思考を応用し課題を解決していく案件ですが、潜在的な課題や諦めていた問題、イノベーション創出のヒントを発見するためのアート思考的アプローチも実践しています。」（一色氏）

そんな同社が、今広く人材を公募しているには、ワケがある。大規模Webサイトリニューアルをはじめとする案件が増加中だというのだ。

「おかげさまで、クライアントからの引き合いがとても増えています。Webサイトリニューアルは、大きな仕事ではありますが、実はこれも『入口』。Webだけではなく、場合によってはクライアントの営業体制、コールセンターなどさまざまな部分にもお手伝いの範囲は広がります。紙のパンフレットや展示会ブースなど、デザインで解決できる部分にどんどん仕事が広がっていくことも多く、優秀な人材はいくらでも欲しいですね」（一色氏）

自身の専門性を活かしつつ、より広範囲の仕事に挑戦したい。そんな方にピッタリの職場がここにある。今こそ、大伸社コミュニケーションデザインへの転職を検討してみてはどうだろうか。次節では、さらに同社の「働く場としての魅力」に迫っていく。

大伸社コミュニケーションデザインを「働く場」として見た場合の魅力。まずは「学ぶ機会の多さ」を挙げてみたい。同社では、毎年テーマを決め、社内での研修を実施している。また外部のセミナーに参加したり、海外へ視察にいったりと、さまざまな「学び」の機会が提供されている。それは同社が、最新の技術やコミュニケーション手法を取り入れることに積極的だという表れでもある。

続いての魅力は「働きやすさ」だ。その現れのひとつには、産休・育休取得後の女性社員が復職する率が高いことが挙げられる。時短勤務はもちろん、働く時間、場所を選べる「フレックスタイム制」「Activity Based Working（アクティビティ・ベースド・ワーキング）」の導入など、制度面でもそれをバックアップしている。

大伸社コミュニケーションデザインは、多くのクライアントから信頼を集め、会社としての基盤もしっかりしている中、人材や技術に対する投資も惜しまない、「働く場としての魅力」にあふれた会社だと感じた。では最後に、一色氏からのメッセージをいただこう。

「顧客とのプロジェクトをユニークな取り組みにできるのは、最先端のテクノロジーや未来の可能性への好奇心と、専門性と感性＜センス＞を磨き続ける探究心に他なりません。メンバー一人ひとりの好奇心と探究心が明日の挑戦の原動力となり、顧客に喜んでいただける価値を創り出す源泉になると信じています。」（一色氏）