ノウブル株式会社

人は誰しも苦しい経験をするものです。
でも、そんな時に助け合える人が身近にいるだけで、間違いなく大きな支えになります。
そんな環境を会社のメンバー同士で持てたらと「ノウブル株式会社」を立ち上げました。

代表取締役の松原氏はインタビューでそんな思いを語った。

ノウブルは2017年から本格稼働し、今年7期目のまだ若い会社ですが
毎年前年売上を倍々に、大きく成長し続けている会社です。今期もすでに倍以上の着地を見込んでいます。

ノウブル株式会社の語源は、会社の業務ナレッジを知る「Know」と確かな仕事を提供することができる「Able」とを組み合わせた造語で「KNOWABLE」です。

KnowとAbleはどんな業界でも業種でも共通する事だと思っていますが、「確かな仕事を提供する」これは簡単そうに見えて、非常に大変な事です。ですが、だからこそ会社のメンバー同士で助け合って、それを乗り越えていきたいと思っています。

ノウブルで働くメンバーは、心から幸せになってほしい。
会社に関わった方を幸せにしたいとも思っています。
ですので、社員には自分の個性を活かし、自分でなければならないビジネスを追求してほしい。
「Know」と「Able」だけでない付加価値を、個性として尊重出来る会社にしていきたいと思います。
それは日本だけでなく、世界視野で私は考えています。

ノウブルのビジョンである「アウトソーシングを通じて世界中の業務改善に貢献したい」
という言葉にはそんな想いが込められています。

ノウブルは国内だけでなく、グローバルでITを見据えています。

少子高齢化や日本のGDP低下もどんどん進み、日本の価値はこのまま徐々に衰退を辿っていく事でしょう。
そのとき国内だけにしかビジネスのリソースを持っていなかったらどうなるでしょうか。
はっきりいって、エンジニアリングの世界は日本は遅れています。
国内に閉じこもってスキルを磨いているだけでは取り残される時がやってきます。

現在、当社は『オフショア事業』も並行して取り組んでおり、今後成長が見込める国々、人口の多い国々での開発も進めています。今後もこの海外開発拠点での開発は規模を大きくしていく予定です。

海外拠点を現時点で拡充させている目的は、世界的な需要と供給にいち早く対応するためだけでなく、
開発への相互スキルアップや情報収集、また日本の開発案件だけでなく世界の開発案件を手掛ける事へも繋がります。
日本では開発出来ない案件や、規制により契約の出来ない案件は多数存在します。
そしていずれ日本が世界からオフショア先として利用される時ももう間もなくきます。

弊社では国内のエンジニア事業のメインは現在は大きく２つ展開しています。
1つ目が『SES（システムエンジニアリングサービス）』で会社の成り立ちもココからスタートしています。
代表自身も元エンジニア。創業時は自ら出向して会社をどんどん拡大してきました。
エンジニアの想いを軸に事業を拡大している理由もココにあります。
やりたいことや、成長していける環境づくりを実現する事が会社と社員の将来につながると考えています。
SESは社内にやりたい案件が無ければ、社外からやりたい事ができる環境を用意できる事業です。
ですので、お取引企業との契約も直接契約をメインとし、開発に強みを持つ会社の特徴を活かし、上流工程から携わる環境を用意しています。色々な外部での開発経験を自身に蓄えられるのはSESだからこそできる強みです。

2つ目が『受託開発モデル』です。
海外開発も手掛けていますが、まずは日本から基盤を作ろうと取り組んでいます。
基盤づくりは今後、海外からプロジェクトを持ってきても同じです。
クライアントとプロジェクトの売上をシェアする『レベニューシェア』も展開し、社内の教育も含めた体制づくりや組織づくりも積極的に取り組んでいます。

近年の新型肺炎によるリモート対応もそうですが、日本で問題となっている地方の雇用創出や出身地への帰郷、エンジニアの技術力向上に向けた勉強会などの取り組みも引き続き行っていきます。
人材の育成が出来れば、社員がこれまで育ってきた環境に会社を設立したり、地方の雇用だけでなく今後の日本を支えるという事、田舎に帰る事へも貢献できます。これはいずれグローバル・エンジニアリング・ネットワークを達成するための取り組みでもあり、その為にも社内（日本）の開発に今注力しています。
そして、その取り組みを世界各国にも広げ、ネットワークが完成すれば文字通りできないことはなくなると思っています。

ノウブルの主役は社員であり、社員の想いからこれまでビジネス領域も拡大してきました。
内容は詳細に掲載できませんが、『自社サービス』も現在開発を進めており、オフショアを含め開発事業内では5つ目の事業展開もとなります。

ノウブルでは拠点の増設やスキルアップの機会など、組織として社員を支援できることに今後も投資を惜しむ事はありません。
世界の最新技術を活用した開発方法など、今後も得た機会、チャンスを利用して自分が活躍できる“フィールド”を開拓できるよう取り組んでいきます。そしてそれを開拓していくのは、社員自身の想いです。

ノウブルで求めている人材は「業務知識」と「スキル」「コミュニケーション力」の相乗効果によって付加価値を生み出せる人です。ですが、いずれも本人の心がけや環境次第で大きく伸ばしていけるものです。

「採用面接のときに大切にしているのは、会社のビジョンや考え方に共感してもらえるかどうかです。そして、根が良い人かどうかという点です。愚直に物事に取り組むことができて、そこから得た経験を自分の成長へと積み上げていける人はいいですね！」（人事担当：中島）

お客様のところへ出向く社員がいたり、リモートワークでの勤務が大半になるので、社員旅行や懇親会、情報共有は特に大切にしています。社員が自らの希望や意見を発信しやすいよう、タテ・ヨコのつながりにも配慮しています。
日頃から話しかけたり、向こうから話しかけやすい雰囲気をつくる様にもしています。
また本人の成長を考えたり、技術面をサポートできる組織づくりにも尽力しています。

だれもがその名を知るような企業と取り組めているのも、会社が大きく成長しているのも、誇れる人材力があるのが理由だと思います。本当にノウブルには根が良い方しかいないと思っています。

個性を尊重するという企業理念の主役は社員です。
会社の中に個人が収まっているのではなく、自律的な個人が繋がってノウブルを組織しているイメージです。
自らミッションを見出して、それにコミットしてく姿勢やマインドは各々が持っています。
お互いを尊重し合える環境だからこその「相乗効果」が生まれていると思います。

会社の強みは何ですか？とよく聞かれますが、ノウブルは競合他社に比べて、各々が個性を発揮しているので、幅広いスキルや知識をカバーし合い闘えてしまう所と、人間力のある社員が集まっている人財力が企業理念からもくる強みだと思っています。

年々会社が大きくなる今、将来の方向性が各々違うからこそ、色々なステージやポジションを今後も考えていこうと思っています。