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株式会社エクラアシスト

  • IT/Web・通信・インターネット系

受託・自社開発領域を拡大する第二創業期へ!エンジニアの成長をバックアップするシステムエンジニアリングサービスカンパニー

自社サービス製品あり

企業について

株式会社エクラアシストは社員の働きやすさと成長を重視しながら、システムエンジニアリングサービスを展開する企業だ。

昨今では育児や介護など様々な事情を抱えて、週5日のフルタイム勤務が難しい人も多い。高い技術力や豊富な経験を持ちながら能力を活かせないのは、社会にとってあまりにも大きな損失だ。同社は活躍したいと願う人が確実に活躍できる企業を目指している。「エクラ」は「輝き」という意味で、輝く人をアシスト(応援)したい。社名にはそんな願いが込められているのだ。

その想いを実現するためには、柔軟な勤務対応が取れる自社内開発の体制が必要となる。そのため、今後は受託開発や自社開発にも注力していく計画だ。新規事業をリードし、拡大に導く人材を求めている。

代表取締役社長の柴田尚範氏は、顧客管理システムのベンダーでカスタマーエンジニアとして15年間勤めた人物。その後は、オフィス用品・OA機器販売企業の営業職、SES企業の営業・人事担当としてキャリアを積んだ。

複数の会社勤務を経験する中で、人間関係のしがらみや働き方に対する疑問を感じることもあったという。「そのような課題を解消する方法はないのだろうか?」そう考えて思い至ったのが、自分で働きやすい環境を作ることだった。元々は起業する気はなかったという柴田氏だが、自身の働き方改革へのベストプラクティスが会社設立だったのだ。

「この発想が出発点だったので、社長というポジションに特別な思い入れはありません。社長はあくまでも"役割"であり、常に社員が会社の主役であって欲しいです」(柴田氏)

自身が会社員として働いてきた中で「こうだったらいいのに」と感じることを、同社の制度やカルチャーとして実現したいという。

「例えば、育児と仕事の両立に悩んでいる人は少なくありません。時短勤務やリモート勤務を導入していきたいですし、できれば事業所内に託児所を作りたいです。すでにこういった制度を取り入れている企業はありますが、われわれの業種と規模感で実現している会社はあまりありません。高いスキルを持ちながら働き方に悩んでいる人材に広く門戸を開きたいのです」(柴田氏)

しかし、SESは顧客側に主導権があり、勤務環境の融通が利きにくいのが現実だ。現状を打破するための挑戦を次章で紹介する。

SESという業種は、働き方に関する難しさはあるが、エンジニアにとっては複数の現場を経験して技術力を磨けるなどメリットも大きい。そこでSES事業はそのままに、同社は受託開発と自社開発という新たな領域への取り組みを開始した。

「あるクライアントから受託での開発依頼の声がけがあり、すでにスタートしています。しかし、まだまだ人員が必要で、直近では、.NETやC#の経験者が増えると嬉しいです」と柴田氏。

未経験でも最短ルートで開発エンジニアとして一人前に育てる自信があるだけに、これまでは経験が浅い人材も積極採用してきた。そのため経験者ならば、若いチームをリードする立場や中核として活躍していけるだろう。

さらに、自社開発でエンタメ要素を含む音楽制作のスマートフォン向けアプリをリリース予定。これは入社間もない社員が企画・提案してリリースまでこぎつけた製品で、現場業務とは別に給与が支払われたという。社員のモチベーションアップに気を配り、働きに対しては確実に対価を払おうという同社の姿勢が伝わる。

柴田氏は自社開発について、「現段階で詳細はお話ししづらいのですが、とある領域に対する自社ツール開発の構想があります。IT化が進んでおらず改善の余地が多い分野なので、ニーズはあるでしょう。そういったニッチな分野を狙って、誰もが使うようなオリジナルプロダクトを提供してきたいですね」と話す。

柔軟性が持ち味のひとつだけに、入社年数や経験によらず、良い提案ならば採用される可能性が高い。今後入社する社員の趣味嗜好を反映したプロダクトが続々と生み出されていくかもしれない。

「受託も自社開発もどんどん任せていきたいですし、伸びればその分しっかりリターンします。新規事業なので切り開いていく感覚があり、この機会をぜひチャンスとして捉えてほしいです」(柴田氏)

会社設立から5年が経ち経営基盤が固まった同社は、攻めに転じるフェーズに突入する。

社風を尋ねると、「とにかく明るく楽しくがモットー!ふだんはそれぞれ現場で頑張っていますが、月一回の帰社日には軽食をつまみながらざっくばらんに盛り上がります。帰社日以外でも、ランチミーティングを実施したり飲みに行ったりは多いですね。皆仕事はしっかりしますが、ここではかなりリラックスムードで仲良しです」と話す。

取材に訪れた日はちょうど帰社日にあたり、食事しながらのミーティングの様子を実際に垣間見た。柴田氏が言う通り、自然と笑いが起こる和やかな雰囲気で、社員が自然体で過ごしているのが伝わる。

一歩ひいたところから社員を見守るスタンスの柴田氏だけに、トップダウンで指示を出すということはなく、あくまでも社員の意見や思いをくみ取り後方からサポートしたいという。

「とはいえ会社として成長途上なので、まだまだ環境的に整備しきれていない部分もあります。逆に言えば、これから参画してもらうメンバーには技術力アップや仕事面だけでなく、会社のカルチャーづくりにも積極的に携わってもらえたら嬉しいですね。

今は飲み食い好きなメンバーが多いので、自然と飲みに行く機会が多くなっていますが、飲まないメンバーの交流の場がもっと増えてもいいと思っています。オフィスを自由に使ってもらっていいですし、必要だったら休日にも開放します。例えば、ボードゲーム好きが集まってのゲーム大会なんかを開催したっていいし、映画上映会だっていい。そのようなサークル活動の提案も歓迎したいですね」(柴田氏)

社員の意思を抑えつけることなく、各自の個性と能力を存分に発揮してもらいたい。柴田氏の言葉からは、社員へのそんな思いが伝わる。インタビューページでより詳しく語られているので、そちらもぜひ一読してもらいたい。

社員が伸び伸びと仕事に取り組むリラックスした雰囲気の中から、広く社会に必要とされる自社製品を生み出していきたい。それが同社の願いなのだ。少しでも気になる部分があったならば、ぜひ直接話を聞きに行ってほしい。同社では気軽な問い合わせを歓迎している。

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インタビュー

株式会社エクラアシストのインタビュー写真
代表取締役社長 柴田 尚範氏 販売管理システムのベンダー企業で、カスタマーエンジニアとして15年間勤務。 その後、オフィス用品・OA機器販売企業の営業職、SES企業の営業・人事担当などを経て、2014年に同社を設立する。 滋賀県出身。事業の傍らで、県人会運営に携わるなど郷土のつながりを深めるための活動を積極的に行う。

── 御社の理念に込めた意味を教えてください。

私の故郷である滋賀県は、かつて近江国と呼ばれていました。中世から近代にかけて近江の商人は躍進するのですが、その商売の基本原理が「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」です。有名な言葉なので、ご存じの方も多いと思います。

自分の利益だけを追求せず、お客様や広く社会に対する貢献にも重きを置く精神は、混沌とした現代でも十分に通じるものだと思っています。

近江商人の精神をITソフトウェア業界に対して体現していきたい。そんな思いをベースにして、会社立ち上げ時の社員全員で作り上げたのが、“作る喜びを共有しよう”、“使う喜びを創造しよう”、“信頼... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社エクラアシスト

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

1000万円

設立年月

2014年12月

代表者氏名

代表取締役社長 柴田 尚範

事業内容

システム開発
OA機器販売
LED販売

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

30人

平均年齢

32歳

本社住所

東京都豊島区東池袋3-21-18 第1笠原ビル606

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