株式会社beelief

株式会社beeliefは、企業のIT計画や導入・運用の支援を行い、ITによる最適化に貢献するITコンサルティング・ITサービスの会社です。クライアントは1,000人～10,000人規模の大企業が中心で、「上流重視」「チーム戦略」「技術力」の三つの軸に重点を置き、IT環境の課題解決を推進しています。同社は役員含めて10名強の超少数精鋭で、マイクロソフト出身者、SIer出身者、社内SE出身者などが在籍しています。上流工程から設計、運用までの全工程に対応できる人材が集結し、ITで課題を解決したい企業側に立ち、ソリューションの選定やベンダーとの交渉等も含めて、プロジェクトをトータルでマネジメントし、成功に導いていきます。

代表である松田は、マイクロソフトに17年間在籍し、企業ITにおける数々の事例を経験してきただけに、様子を見ればすぐに企業が感じているモヤッとした課題も、企業が気付いていないそのほかの課題も把握できます。課題の数々を早めに立ち回って解決し、プロジェクトのスムーズな進行をお手伝いするのが我々の役目であり、例えば、お客様がセキュリティを課題と考えているとします。我々が関わるからには、お客様の状況を正確に知った上で最適な解を出したいので、根堀り葉堀り色々な環境について聞きます。するとセキュリティ以外にも様々な課題が見えてきます。それを可視化して、「セキュリティ以外のこの辺りも解決できた方がいいですよね」と提案します。そうやって案件が広がっていくパターンが多いです。

導入後、運用のフォローもする中で様々な相談を受けることも多々あります。このようにして、ひとたびご縁ができたクライアントとの関係は続き、さらに新しいクライアントも地道に増やしながら、beeliefは成長してきました。得意とするのは、グループウェア等の情報系システムで、業界業種を問わずクライアント展開できることに加えて、働き方改革やコロナ禍で需要も伸びている領域です。相談や引き合いは絶えず、より多くの期待に応えるためにも仲間を得て体制を強化していきたいと考えています。

起業背景
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beeliefの創業は2019年。代表松田は日系超大手電機メーカー、ソフトウェア開発会社の日本法人、ITコンサルティングのベンチャー企業を経て起業。起業した理由は、メチャクチャいい組織をつくりたかったからです。みんなが信頼し合い、生き生きと働いたら、どれほどのパワーが出るだろう。そのパワーを全て、ITでお客様に貢献することに注いだら、どれだけすごいことが起こるのだろうと思ったのが背景です。大企業は、自分の力で組織を変えることが難しい。片や小さいところはトップ次第。自分の理想の組織をつくるには、やはり自分が起業するしかないと決断いたしました。

beeliefの強み
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仲間と二人で創業し、そこに前職やソフトウェア開発会社に勤務していた時の仲間等が加わり、徐々に拡大してきました。超少数精鋭の会社ながら、大企業と直接に取引ができているのは、これまでのネットワークと、それぞれのメンバーの誠実な人柄によるところが大きいと感じています。

各人のネットワークに加え、同社の特長は一人ひとりの技術力、対応力の高さです。「当社では、担当領域を設けません。『私の仕事はこれです』としたくないからです。それぞれの強みはありますが、みんなが全体を知り、コミュニケーションも密に取りながら進めるマルチチーミングの体制をとっています。案件には複数人でチームを組んで臨み、違う顔ぶれの組み合わせで常に複数の案件が並行して進んでいます。自然と横連携が生まれ、一人ひとりの技術範囲も広がり、会社全体の技術力が底上げされていく形になっています。

何でもみんなで話し合うのがbeelief流
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松田自身、仕事は創業時から変わりません。ずっと面白いし、本当にこの方達の力になりたいと思えるお客様ばかりです。「変わらない」といっても、個社によって課題も様々で決して飽きることはありません。上流から一連の流れを、裁量を持って進められる点は、大きなやりがいであり、仕事を通じて成長できる。やればやるだけ自分に跳ね返ってきます。

会社として、あえて目標は立てていません。「目の前の仕事をがむしゃらにやり、振り返ると成長している、となればいいと思います」常に考えているのは「この組織がもっと良くなるためにどうすればいいか」ということです。そして、それは私が決めるのではなく、みんなで決めるもので、みんなの一人が私です。業務のことはもちろん、会社の目指す方向性、ファシリティ等、働く環境、福利厚生、利益の分配方法まで、みんなで話しながら決めるのがbeelief流です。


beeliefの働き方
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仕事は完全リモートで、コミュニケーションはオンライン。毎週金曜日の午後に、2～3時間みっちり全員で話し合うほか、毎日、夕方の1時間、オンライン会議室に集合し、繋ぎながら各自の仕事をする。オフィスで机を並べるように、時に他愛もない雑談も交わす。誰も話さない時間もあれば、雑談が盛り上がることもありますし、これが意外に心地いいのです。このようなコミュニケーションの在り方も試行錯誤しながらみんなで決めました。もう一つ、みんなで決めた制度が、PC等のIT機器を予め決めた金額の範囲で各自が好きなものを購入する個人予算制度です。それぞれに好みがありますし、興味分野も違います。機器を買うのに都度申請するのも煩わしいと考えています。予算の範囲で選定や購入は各人に任せ、その良し悪しをみんなで共有しています。

今後、会社を無闇に大きくすることは考えていませんが、お客様の期待に応えるために20人、50人、100人とある程度の規模にはなるでしょう。そのなかで、今のフラットで心地よく、パワーは全てお客様に注ぐという風土をどれだけ維持できるか、試行錯誤しながらチャレンジを続けています。

社名に込めた想い
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社名のbeeliefは、belief＝「信頼、信念」、bee＝「集まり」、lief＝「喜んで行うという意味の英語の古語」の三つの単語を合わせ、「信頼に包まれた仲間と信念を持って仕事を楽しむ」という願いを込めました。葉っぱ（leaf）の中にハチ（bee）がいるロゴは、代表松田が自らがデザインしました。