SNOW Japan株式会社

SNOW Japan株式会社は、世界で4億人以上が使用するARカメラアプリ『SNOW』をはじめ、『SODA』『Foodie』『ZEPETO』『VITA』『EPIK』等、約20のプロダクトを日本市場に展開・運営している。ダウンロード総数は全世界で20億を突破するほど、莫大な支持を得ている。
代表的なプロダクトは、日常ががらりと変わるARカメラ『SNOW』。豊富な顔認識スタンプを使って動物に変身したり、様々なフィルターを使って日常をオシャレに加工できる。また最近は、空・手・体・地面等、認識可能領域を広げ、10代だけでなく、あらゆる世代からも支持を集めている。2020年1月時点で国内5,000万DLを突破した。

そのほかのプロダクトは、次のとおりだ。
『B612』：多彩なフィルターとアニメーションスタンプを使用して、好みの写真・動画を撮影できるカメラアプリ
『Foodie』：美味しそうな食べ物をより魅力的に！多彩な機能を搭載したフード専用カメラアプリ
『LOOKS』：“キレイになりたい！”を叶えるメイクアップカメラアプリ
『LINE Camera』：「ビューティー機能」や「スタンプフレーム」等、多様な機能&コンテンツを備えた万能カメラアプリ
『SODA』：『SNOW』と『Foodie』の人気フィルターをシンプルに楽しめるビューティーカメラ『ZEPETO』写真1枚で簡単におしゃれなアバターが作れる3Dソーシャルアバターアプリ
『EPIK』：オールインワン写真編集アプリ
『VITA』：豊富な機能で編集・加工が手軽にできる動画編集アプリ

SNOW Japan株式会社は、韓国のSNOW Corporationの日本法人。SNOW Corporationは、同国トップクラスのIT上場企業であるNAVER社の写真動画編集事業が独立する形で、2016 年8月に設立された。その後、LINE株式会社のグループ企業として出資を受け、LINE社と同じフロアにSNOW Japan株式会社の本社オフィスが置かれている。

バラエティのあるアプリをリリースしているSNOW Japanが目指すのは、“ワクワクするような自己表現やユーザー体験を提供し、新たなビジュアルコミュニケーション”をアプリから表現すること。非日常感覚で楽しめる面白さとアプリの気軽さが同居した『SNOW』は、App StoreおよびGoogle Playにおける、無料アプリランキングの写真カテゴリでそれぞれ1位を獲得している。同社は、人を楽しませるカメラアプリはもちろん、それだけに止まらない様々なアプリケーションのリリースを今後も行っていく予定だ。

SNOW Japanのカルチャーの特色は、風通しが良く、自由に意見が言える環境で、意思決定のスピードも速いこと。年功序列ではなく、やる気があって実力がある社員が評価され、活躍している。したがって、社員は速いスピードで成長できる環境があると言える。
また、男女の構成比は女性が9割で男性が１割という点も特徴的だろう。平均年齢は20代後半と若い。全員が中途採用で、即戦力として活躍できる人材を採用している。
社内の情報共有等の機会として、チームごとに毎週定例ミーティング行われている。残業時間は全社平均で20～30時間と少ない。
人材育成は基本的にOJTが中心で、年度末に人事評価が行われる。自分自身、同僚およびチームリーダーが評価し、その結果はインセンティブ金額の算定資料として使われる。

福利厚生のメニューとしては、次のものがある。

・リフレッシュ休暇手当
・慶弔手当
・交通費全額負担
・無料朝食提供
・社内カフェで昼食販売
・LINE PAY Benefit　月5,000円
・通信費用支援　月5,000円
・健康診断（年1回）
・インフルエンザ予防接種（年1回）
・妊活支援制度

等、充実していると言えるだろう。
なお、女性社員が9割を占めるため、マネージャーもほぼ女性。産休・育休は男性社員の実績もある。