株式会社サーティースリー

株式会社サーティースリーは、エンタメ業界に特化したプロモーション会社。エンタメコンテンツのプロモーションにおいて、PR・広告/販促・クリエイティブ・SNSマーケティング等をワンストップで請け負うのが同社の特徴。従来の縦割りで進められていたビジネスを一手に引き受けることで、サービスレベル・コスト効率・作業効率の圧倒的改善を実現する。

2021年1月に設立された会社だが、既に多くの話題作のプロモーションを担当した実績がある。

☆アニメ作品実績
『BLUE GIANT』『チェンソーマン』『BLEACH 千年血戦篇』『ゆるキャン△』『僕のヒーローアカデミア』『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』『ちいかわ』等

☆実写作品実績
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』『非常宣言』『Mr.Children「GIFT for you」』『モエカレはオレンジ色』『SEOBOK/ソボク』『キャッシュトラック』等

PR会社であり、広告会社であり、クリエイティブ会社でもある。その全ての強さを掛け合わせ、デジタルとリアルを越境し、エンターテインメントの新しい価値を創造する。世界中のクリエイター達が魂を込めて創り上げた作品を一人でも多くの心に届け、たった一度きりの人生に一回でも多くの興奮や感動を届けること、それを同社の使命としている。

「作り手が手塩にかけた作品を預ける時、真っ先にサーティースリーの名前が浮かぶ。そんな会社を作りたいというのが、創業の想いです。私も共同代表の久保田も、そして一緒に働いているメンバーも、みんなエンタメが大好きです。クリエイターは作品の制作に人生を賭けています。それに応えるには、プロモーション会社も、情熱を傾けて本気でぶつかるのが礼儀だと思います。ビジネスでありながらパッションを優先させる。だからこそ、クリエイターに熱意が伝わり、大事な作品のプロモーションを任せてもらえます」（田中氏）。

次々と話題作のプロモーションを担当し実績を積み上げている同社。映画やアニメの業界にある、既成概念をことごとく乗り越えている会社でもある。「業界革命」といった大きな旗を掲げているわけではないが、ビジネスあるいは経営において、粛々と新しい価値を生み出している。

その背景には、先述した「世界中のクリエイター達が魂を込めて創り上げた作品を一人でも多くの心に届け、たった一度きりの人生に一回でも多くの興奮や感動を届ける」というブレない思いが根底にある。エンタメコンテンツを取り巻く環境の変化として、例えばストリーミングサービスの普及やアニメ市場の急成長などが挙げられる。しかしながら、ユーザーへ届くまでの過程やコンテンツの種類に変化はあれど、目指すゴールは変わらない。だからこそ従来のナレッジやノウハウを大事にしつつ、その上で変化にもに対応できるようにすることが、エンタメを通して世の中を豊かにすることや、クリエイターへのリスペクトにつながると考えている。

「より良い環境への変革は、エンタメが好きな人からすると大変喜ばしいこと。我々も市場にマッチしたプロモーション手法を常にアップデートし、柔軟に対応していきたいと常に考えています。（田中氏）」

実際、元々同社は実写の劇場公開作品のプロモーションを中心とした会社であった。そこから市場の急成長にあわせてアニメーション作品を多数手がけるようになった背景もある。また、近年では主流となったSNSを用いたプロモーションに関しても、立ち上げ当初より正式なサービスとして展開するなど、スピーディーかつ幅広く対応している。

変化に対応し、アップデートを続けていくために、同社では大きく分けて三つ取り組んでいることがある。

一つは、「人事制度の構築」。2022年9月に人事部を発足し、採用・労務・教育・評価制度等、組織の土台作りに注力を始めた。また、同年より組織コンサルティングを導入するなど、会社の成長や今後のさらなる飛躍に備え、従業員がより安心して働き、より良い成果を出せる環境を作ることに力を注いでいる。これは2023年度の最大のテーマともしており、本年度中に評価制度の再構築や、福利厚生や人事制度の見直し等も予定している。

二つ目は、「業界未経験者の積極採用」。映画業界は比較的狭き門とされる印象があるが、同社は他業界での経験を生かして新しい風を吹かせてもらうことや、業界未経験だからこそ得られるいちファンとしての視点などを積極的に取り入れるべく、このような採用方針を選択している。映像業界でプロモーション実績を積んできたベテランメンバーに加え、様々な業界で活躍してきたフレッシュなメンバーとのハイブリッド体制で、既成概念を打ち破る戦略とプロモーション施策を立案できることも同社の強みとなっている。

三つ目は「業務を属人化しないこと」。エンタメのプロモーションは、一つ一つの業務が属人化しがちな仕事。業界は会社ではなく“人”を中心に回っている。それを、会社中心にしたいと考えているのが同社だ。属人化を防ぐため、マニュアル化して社内で共有するように心掛けている。そうすれば、入社した人がすぐに仕事にキャッチアップでき、同社に仕事を依頼すれば、誰が担当しても同じアウトプットが出せるようになる。

「2023年のテーマは、『飛躍するために、低くしゃがむ』。もちろん企業としての成長は止めない。けれども、将来のさらなる飛躍のために地盤となる教育や組織作りにも注力する1年となります。ですので、まずは弊社の理念に共感頂けるのであれば、業界未経験の方も安心してぜひご応募いただきたいです。」（田中氏）。