株式会社Lagna Systems

2023年3月に設立された株式会社Lagna Systemsは、Webシステム開発やWebサイト制作を手掛けるITカンパニー。アプリケーションからシステムまで、受託案件の全工程を自社チームで開発しているのが特徴。クライアントにとって最適なサービスの提供を理念に掲げ、IT業界への挑戦、またエンジニアのキャリアアップを応援する企業であり続けることを目指している。

ITエンジニアの働き方には、いくつかのパターンがある。SESエンジニアとしてクライアントのプロジェクトに参加するパターンや、クライアントから開発を請け負う形で仕事を進めるパターン。自社エンジニアとして開発に携わるケースもある。同社の場合、受託開発でクライアントのシステムやサイトを開発するのだが、グループ会社からの案件がメインとなるため、案件の供給が安定する。

加えて、自社チームでの100%開発を前提としており、クライアントと近い立場で仕事ができる。要件定義から始めて、設計、構築・開発、テストを経て納品をゴールとするウォーターフォール型とは異なり、PDCAを回しながらクライアントに併走してWebシステム開発やWebサイト制作を進める“アジャイル型”の開発スタイル。クライアントと一緒に開発や制作を進めている実感を得られるポジションといえる。

自社サービスに近い開発経験を積むことができるのも、同社で働くメリット。グループ会社のサービスの開発に参画する機会が多く、エンジニアとして“モノづくり”の楽しさを感じながら働ける環境がある。エンタメ系のポータルサイトやクリエイター支援サービス等の開発に初期段階から参加できるチャンスがある。

転職を考えるITエンジニアにとって、気にかかるのは「働き方」。2019年から厚生労働省が進めてきた「働き方改革」が実を結び、エンジニアの就労環境も年々向上してきた。特に、コロナ禍を経て「リモートワーク」が普及し、出社しない働き方も選択できるようになった。

エンジニアの仕事は、リモートワークに向いているといわれている。クライアントやチームメンバーと適切なコミュニケーションを心掛けていれば、開発の仕事は一人で集中する時間があると生産性も上がる。

しかし、特別な場合を除いてオンラインでのコミュニケーションのみで働く「フルリモート」を選択する企業は、まだ限られているのが現状。同社は、会社設立時から「フルリモート」の働き方を選択した。組織もそれを前提に組み立てられているため、スムーズに「フルリモート」の働き方を享受できる。

年間休日125日以上、月間平均残業時間も5時間程度。クライアントワークとはいえ、グループ会社が取引先となるため、無理なスケジュールで働くこともない。サービスリリースや大型アップデート等のタイミングで高稼働になることも考えられるが、土日出勤や夜間対応は99%ないという。プライベートを大切にしたいエンジニアにとっては、自分や家族との時間を存分に確保できる会社だといえる。

10時から19時が勤務時間となるが、フルフレックス制度の導入も検討中だという。設立1年が過ぎたばかりの会社なので、制度面の整備は今後入社するメンバーの意見を踏まえながら柔軟に対応していく意向だ。

加えて、従業員1,000人規模のグループ会社と同水準の福利厚生も魅力。服装、髪型は自由。エンジニアが自由と安定を手に入れられる環境がある。