仕事観についてお聞きします。石井代表にとって仕事とは何ですか?
私にとって仕事とは、人のためになる行いをする事だと考えています。 また、仕事とプライベートはON/OFFするものではなく、人生の表裏という認識です。頭の中には常に取り組む業務のことがあります。力を入れる比率は変えつつも、仕事とプライベートを完全に切り離すことは難しいと感じています。仕事とプライベートは密接に結びついており、バランスが崩れると互いに影響を及ぼします。仕事だけを考えて全ての体力を仕事に注ぎ込み、倒れるまで働くことで家族に心配をかけるのも間違っています。アクセルとブレーキをうまく使い分け、公私のバランスを取ることで楽しく仕事ができると思います。 「人のため」という感覚が大事だと考えていて、成果が人の役に立つことを喜べる方が無理なく仕事に取り組めるでしょう。そのような方にとって金星グループはお客様の声を近い距離感で感じ取れる環境なので、よりモチベーションが上がるのではないでしょうか。お客様の声を直接感じてその声に応えることが、仕事の大きなやりがいの一つです。このような考え方で、私は日々の業務に取り組んでいます。
これまでに影響を受けた人物や書籍などがあれば教えてください。また経営する上で心に留めていることについても教えてください
プラトンやソクラテスといった哲学者の教えには、多くの影響を受けています。 漫画もすごく好きで、特に荒木飛呂彦氏の作品は固定観念にとらわれない展開が多く、柔軟な発想に刺激を受けています。荒木氏の「ジョジョの奇妙な冒険」は特に愛着のある作品で、東京と岡山の社屋には複製原画を飾っているぐらいです。 映画も大好きで、特にSF作品を選ぶことが多いですね。「インターステラー」や「2001年宇宙の旅」、そして「スターウォーズ」は何度も観ています。アニメのガンダムシリーズも好きです。こうした映像作品は未知の可能性に対する好奇心を刺激し、新しいアイデアを追求するきっかけになっています。 経営については、お客様や社員がわくわくできるような商品提供を念頭に置いています。人のためになるという前提に立った上で、心に響く商品を創造することが重要ですし、その方が面白いですよね。そのため商品開発には私も常に参加し、社員と共に懸命に取り組んでいます。
人生のテーマは「真・善・美」だと伺い、経営理念にも掲げていらっしゃいます。その背景についてお聞かせください
先の質問への回答の通り哲学が好きで、プラトンが唱えた人間の普遍的な価値を示す「真・善・美」の概念に共鳴したのがきっかけです。プラトンが唱えた意味はもちろんのこと、それぞれの言葉自体が持つ意味も良いと思っています。「真」については、本物や真実であるものが長く続くと信じています。「善」については、道理にかなったものが人々を幸せにすると考えています。「美」については、シンプルに綺麗なものに触れれば幸せな気分になりますし、使い勝手の良さも美しさに含まれていると感じています。 このような考え方を元に、私はサービスや商品づくりに取り組んでいます。こうしたイメージや感情を内包したものを提供することが、人々の生活を豊かにし、幸せを感じてもらえると信じています。 私にとって会社は人生そのもので、根本的な理念は世の中の人々のためになる事業を行うことです。そのためには現状に留まらず、事業領域を広げていくチャレンジも重要だと考えています。
お仕事以外の時間はどのようなことをして楽しんでいますか?またこれからやってみたいことがあれば教えてください
創作系のラーメンが好きでよく食べに行っています。最近では淡麗系のすっきりした味わいのスープが好みになってきています。社員と一緒に行くこともありますよ。また、岡山の社員にも一流の味を楽しんでもらいたいと、東京からいきつけのラーメン店を呼んで社内でラーメンを提供するイベントを定期的に実施しています。 あとお話しした通り映画が好きなので、よく観に出かけています。直近で観た作品で面白かったのは、あのちゃんとYOASOBIの幾多りらが参加する「デデデデ」です。また、社員と一緒に「ゴジラ×コング」も鑑賞しました。興味の範囲が広く、面白そうなものを見つけたらジャンルにとらわれずに探求しています。 海外旅行も好きです。これまで訪れた国では、フランスが最も印象的でした。ロケセットのような美しい街並みに魅了されました。いつかはエジプトに行ってピラミッドを生で見たいですし、南米も訪れてみたいですね。
社員に対する想いをお聞かせください。そして最後に求職活動中の方々へのメッセージをお願いします
私が社員に求めるのは、嘘をつかないことです。これは当たり前のようですが、案外難しいことです。失敗をごまかすと、どんどん問題が大きくなり対応が難しくなっていく。だからこそ失敗を隠すのではなく、そこから学び、改善策を考える姿勢が重要です。どの業務においても、最終的なお客様のことを念頭に置いて進め方を考えてもらいたいです。 システムの開発においては、お客様の使いやすさを重視してほしいです。自分が楽をしたいがための作り易さが先ではなく、お客様が気持ちよく使え、目的を達成できることを第一に、直感的な操作性や手数を減らす工夫を考えてほしいと期待しています。 最後に、求職活動中の方々に向けたメッセージです。自分に制限を設けず、様々なことに興味を持ってチャレンジしてほしい。積極的に行動して、自らの可能性を広げていくことが大切です。開発業務においては、チームと協力して、目標を実現する方法を考えてもらいたいです。 会社と自身の成長を共に目指す、意欲的な方からのご応募をお待ちしています。