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インタビュー画像代表取締役 CEO 吉田 教充氏

まず、自分自身をどのようなタイプの経営者だと考えていますか?

そうですね。私自身は場を整える、つまり「地ならし」をするような環境構築型で、そこをスタッフが気持ちよく全力で突っ走っていけることを意識しています。 例えば誰かに仕事を任せるとき、経験値や性格も踏まえてどういう依頼方法をするかはすごく考えます。経験値のないジュニアの場合は「ゴールはどこで、主な手順はこう、注意すべきはこのポイント」と丁寧に渡しますし、逆に経験豊富で知見もあるスタッフであれば、ゴールイメージだけ渡してやり方から考えてもらうような伝え方をします。総じて、できるだけ渡された方がストレスを感じずに自分自身のやり方で進められて、かつモチベーション高く自らの成長に繋がるよう気遣うことを心掛けています。 そのためには、仕事を任せる相手がどういう状況で一番力が発揮できるのかを知っておくことが重要だと思っています。ですので、スタッフを知るためのコミュニケーションは常に心掛けていて、対面以外でもチャットやメール、あるいは人づてでの情報収集は意識するようにしています。ただ...私自身が「社長」と呼ばれるのがあまり得意ではなくて(笑)、どうも雲の上の存在感を醸し出してしまう肩書なので、呼ばれるたびに訂正しています。個人的には、会社内での役割分担として社長なる役割をやっているだけだと思っていますので、できるだけ身構えずに接してもらいたいですね。 ちなみに、ラボルを立ち上げるまでは経営者になりたいと考えたことはありませんでした。元来、私は提供するサービスのユーザーさまや社内スタッフと対話しながら、施策を展開して事業を拡大・改善していくのが好きなんです。前職であるセレスでは(※1)、せいぜい事業部長という立ち位置でやりたいことは実現できていたので、事業面を担う組織だけを自分で引っ張ってバックオフィスや会社経営は専門家に任せるという意識でした。ただ、事業が想定したよりも順調に拡大したことから子会社化して切り出すという経営判断になった時、誰がトップとして引っ張っていくかとなったらどう見ても自分しかいないと。それは私自身も全く同意見だったので、腹は括りました。 今現在は、これまでにやったことがないことを経験できている状態がすごく楽しいですし、シンプルに自分自身が成長できていると感じられてすごく充実しています。 ※1: 株式会社ラボルで行っている事業は、元々は親会社である株式会社セレスで立案・運営していたものであり、2021年12月に現在の形にスピンアウトしました。

仕事をするうえで大事にしていること、気をつけていることは何ですか?

今は、できる限り誰か(スタッフ)にやってもらおうと意識しています。 ここ1年間でスタッフも増員し会社の規模が少し大きくなりましたが、それまでは皆でゼロから会社を作ってきた中で、私自身でやってしまったほうが早いという気持ちで手を動かしていました。「誰もやらないし、やった経験を持つ人もいないから私がやっとくか」みたいな感じです。 でも今はできる限り自分がやっていたものを誰かに渡して、専任担当者として習熟度を上げながらドライブをかけて進めてもらいたいと思うようになりました。経験値そのものを積んでほしいという気持ちもあります。担当として責任感を持って仕事をしてほしいですし、そこから得た経験によって成長してほしいとも思っています。 それに、そうすることで「私にしかできない仕事」に集中できます。会社や事業の重要な意思決定だったり、その判断のための情報収集だったり。特に今はIPOに向けた計画を進めているので、その準備をしっかりしていきたいですね。

「あらゆる人々に平等なお金の価値を」というビジョンには、どのような思いが込められているのでしょうか?

フリーランスと正社員。それぞれの働き方において、得られる金融サービスの質が異なってしまうのが現状です。それは今後一層働き方の変化が進む中で、障害になりうる大きな問題だと考えているんですが、その原因であるギャップを破壊したいというのが一番の思いですね。 例えば、正社員であれば雇用先の与信があるので、仮に年収が少なかったとしても住宅ローンは借りやすいですよね。一方でフリーランスだと、仮に年収が1,000万円あっても住宅ローンを借りるのは難しかったり、金額がかなり絞られたりという結果になるでしょう。多くのフリーランスの方たちは企業勤めを経て独立する流れですが、独立することで収入が増えることも多い中、収入が増えてもお金を借りることができないというのはおかしな話だと思うんです。 ただ、銀行など従来型金融機関の理屈も理解できます。日本で終身雇用が普通だったころからずっと使い続けている与信の概念で、長い返済期間に渡って確実に返済されるかという観点ですよね。なのでそれはそれとして、既存のやり方を無理に変えようとするのではなく、既存のやり方ではベネフィットを享受できないケースにおいてどうにかして平等性を実現できないか、それが我々の思いであり、目指すところです。フリーランスでも必要なお金をしっかり調達できる環境を作りたいということですね。 またビジョンの別の意味として、日本の金融教育に対する思いも含んでいます。 金融教育に関して、日本は欧米諸国に比べてとても未熟ですよね。最近になってようやく各種メディアもそういう声を上げるようになりましたし、将来の年金制度への不安やNISAへの関心の高まりから熱量は盛り上がってきていると感じるからこそ、もっとこの流れを推進したいと思っています。 今の日本では、ある程度の原資(お金)を持っていれさえずればその運用方法を知っているだけでお金持ちになれます。逆に言うと、いくらお金を持っていても正しい運用方法を知らないとすり減っていくだけです。なので、若いうちからきちんとお金に関する教育を受けて金融リテラシーを身につけ、資産運用のような方法を身につけることが重要で、日本全体では一定の高齢化や人口減少は避けられない未来なので、個として稼ぐスキルを身につけることがひいては日本の国力の回復にも繋がるのではないかと考えています。そういった意味での平等というのもラボルとして今後こだわっていきたいところです。

プライベートの過ごし方は?

私のプライベートは...すぐに思いつかないほど無趣味なんですが(笑)、トイプードルを買っているので散歩に行ったり遊んだりということですね。 ちなみに、休みの日で意識しているのは「オンとオフのメリハリ」です。 これはスタッフのみんなにもそうであってほしいなと考えているんですが、休日でもふと仕事を思い出しちゃうことは当然ありますよね。嫌なこと、心配なことを思い出してしまうと最悪で、身体も精神もリラックスができません。なので、なるべくそうならないように家に帰ったら自分のスイッチを切り、職場に向かうときにはスイッチが入るような切り替えはすごく意識しています。加えて、仕事に取り組む間は集中力がしっかり維持できるよう、身体のコンディションを整えることも大事だと思います。 ラボルでも年齢やライフスタイルは個々人でバラバラなので、各々の時間の使い方はそれぞれ違います。当社はフレックスやリモートワークも制度として導入しているので、好きな働き方を選んで自分のパフォーマンスが一番高まる方法を見つけてほしいですね。

ラボルで働くことの「良さ」はどういう点ですか?

これは私自身、ふと立ち止まると強く実感することですが、当社の金融サービスは非常に成長していてユーザーさまもものすごい角度で増加しています。月次の取扱額も毎月10%以上に規模が拡大し続けています。その成長を間近で感じることができるというのは、どのような職種で関わる場合でも非常に貴重な経験になるのではないでしょうか。 また、スタッフ全員が「プロフェッショナル」でいてほしいということは常々考えています。自分の得意領域を更に突き詰めたい方、今は得意領域はないけれど何かを突き詰めてみたいという方は会社としても積極的に後押ししていきます。そういった経験をしてみたいという方には、ぜひ一度、話だけでもさせていただけると嬉しいです。

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