コンテンツ室 コンテンツ部 プロデューサーユニット ゲーム担当
原口 雄樹氏ご略歴をお教えください
2016年に建築系の大学を卒業後、ゼネコンに入社しました。大規模建設現場に配属され、監督業務を手掛けた後、2018年3月に大手出版社に転職します。元々アニメやゲームが大好きで、ゼネコンで培った工程管理の経験を生かし、エンタメ業界にチャレンジしようと思い立ったからです。 その出版社では、主にアニメを活用したゲームライセンスの企画営業、アニメを活用したゲームプロデュース及び監修、アニメの二次利用ライセンスなどの業務を4年弱手掛けました。その後、ゲーム会社(開発側)でゲームに領域にチャレンジ、本格的に手掛けようと2022年2月にゲーム会社に転じます。 その会社は、ゲーム開発とパブリッシングのどちらも手掛けていましたが、私はカジュアルゲームのプロデューサーとして従事し、アニメ作品を用いたゲームタイトルの制作も積極的に行いつつ、IP周りの新規事業も担当しておりました。そして、2024年1月に電通アニメソリューションズ（DAS）に転じたという経歴です。 当社に転職したのは、出版社やゲーム会社で培った能力をどちらもフルに発揮できる環境があったからです。既存のアニメ作品をゲーム化するビジネスで価値創出を手掛けたいとの思いに、当社のやろうとしていることがドンピシャだったことが大きかったですね。
入社後、どういった業務を手掛けているのでしょうか？
主に既存ゲームとアニメ作品とゲームコラボ企画(タイアップ)、アニメ作品のゲーム化企画などのゲームライセンスを担当しています。アニメ作品のキャラクターを期間限定で既存のゲームタイトルに登場させ、ゲームプレイヤーは有償でゲットできるといったコラボ企画をゲーム会社に提案し、企画が成立した後はアニメの世界観が正しくゲームに反映されるための監修や進行管理、契約の締結や管理も担います。ビジネスとしては、ゲームコラボ企画であればコラボ期間中に発生した収益のレベニューシェアもしくはイニシャルのタイアップ費用をいただき、ゲーム化時はゲームリリース後の収益からレベニューシェアを得ています。 この仕事では、アニメ作品の世界観の理解力やゲームづくりの知識、企画を成立させる交渉力やコーディネート力、プロジェクトをスムーズに進行させるマネジメント力、関連するレギュレーションの知見など様々な能力が必要ですが、それら総合力を用いて様々なゲーム企画を成立させるところに面白さを感じています。 なお、ゲームライセンスの傍ら、既存IPコンテンツを活用したカジュアルゲームの企画なども鋭意進めており、将来的にはアニメIPを活用した新規ゲームタイトルのプロデュースにも積極的に力を入れていきたいと思っております。
原口さんの仕事の要点をお聞かせください
自分が携わった企画、プロデュースしたゲームで、どれだけユーザーに喜んでもらえるか、どれだけ売上を創出できるか、市場へのインパクトを生み出せるかかにこだわっています。 そのためには、ゲームにマッチする作品の目利きや、アニメ作品とゲームタイトルの最適な組み合わせが大事なことは言うまでもありません。もちろん、自分が好きなアニメ作品を扱えることがベストですが、扱うからには責任をもって必ずそのコラボ企画、ゲームを盛り上げる、ヒットさせるというマインドが必要だと思っています。 そして、アニメ作品の原作を第一にリスペクトし、あらゆる権利者、ユーザーに可能な限り最大限満足してもらうコラボ企画、ゲームづくりを行うことを最も大切にしています。
この『Green』で募集するメンバーと、どういったチームをつくりたいと考えていますか？
私のチームは、“アニメ×ゲーム”に特化した企画を営業・プロデュースしていきますが、アニメ事業会社としてゲーム会社に並ぶぐらいの創出力を持つ存在を目指したいと思っています。 そこで、まずメンバーとしてはアニメとゲームのどちらも大好きな方であってほしいです。ユーザーとなる、どちらの愛好者の気持も理解できる必要があるからです。その上で、アニメ作品をゲーム化して大いに盛り上げたいという野望のある方だとよいですね。 チームの雰囲気としては、人に楽しんでもらうエンタメに関わる組織として、まず自分たちが仕事を楽しみたいと思っています。そのためにも和気あいあいとした関係性を大事にしていきたいですね。 当社では、“アニメ×ゲーム”の専門性を深めていくことができる絶好の環境があります。できたばかりの会社なので、自分しか成立させられないユニークな企画を自由に考え、実現させることもできるでしょう。業界にインパクトを残せる可能性が非常に大きいと思っています。ぜひ一緒に頑張ってみませんか！
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか？
アウトドア系では、月に一度は仲間と温泉旅行に行っています。日本の温泉街が好きで、みんなでお酒を飲み、カラオケを楽しむことが大好きです。これまで行った中で一番印象に残っている温泉街は、山形の銀山温泉です。風情がとてもよかったですね。 またゲームがとても大好きなので、ソーシャルゲーム、コンシューマーゲーム、協力型のゲームを問わず、一人でも複数人でもゲームをするのが大好きなので、外に出ている時間の大半以外はゲームを遊んでいますね。
