株式会社エンデバース

株式会社エンデバースは、IT業界の人材に特化したキャリアコンサルティング会社。未経験、あるいはIT業界での経験が浅い人材に、伴走型のキャリアコンサルティングを提供。一人ひとりに寄り添い、責任を持って転職活動をサポートすることで、未経験からチャレンジするには、ハードルが高いとされているIT業界で、新たに活躍する人材を送り出している。

ITエンジニアは、業界全体の慢性的な人手不足もあって、転職市場での獲得競争が激しい。そのため、働く人にとっては、給与や待遇面で好条件が期待できる。しかも、技術の専門性を高め、新しいスキルを習得することで、より高い収入を得ることも可能。その反面、プログラミングやITインフラなどの専門知識が必要で、未経験の人材が転職するのは難しいとされている。

「人気職種の一つであるITエンジニアは、将来性もあって若い人材がキャリアを積み上げるには最適な職種の一つです。けれども、大学や専門学校でITの基礎を学んでいないと、就業が困難とされています。エンデバースでは、ITスクールを運営し、未経験の人でもIT業界にチャレンジしやすい環境を用意しています。加えて、伴走型のキャリアコンサルティングで、長期的な展望に立ったキャリアデザインのサポートもしています」(代表取締役・百瀬将悟氏)。

ITスクールで未経験の人材がIT業界の基礎知識を身に着け、ITエンジニアになるための切符を手にする。さらに、未経験や経験の浅いITエンジニアの気持ちや考え方を熟知したキャリアコンサルタントが、求職者のライフスタイルやキャリアに対する考え方にマッチした企業を紹介する。

「未経験に限らず、ITエンジニアとして働いている人材でも、自身のキャリアについて明確なビジョンを持っていない人がたくさんいます。ITエンジニアとしてキャリアアップしたいけれど、どうすればよいのかわからない。そんなエンジニアと正面から向き合って、二人三脚で内定までサポートします。求職者とのオンライン面談には、時間を割いています。キャリアビジョンを明確に持ってもらうことで、ITエンジニアとしてキャリアを積み上げる覚悟が固まります」(百瀬氏)。

ITエンジニアは、スキルアップと転職を繰り返すことで、キャリアを積み上げて、収入を上げていくケースも多い。エンデバースでは、一度きりの転職で終わるのではなく、エンジニアのキャリア全体を豊かにするために、長期的なサポートも視野に入れてエンジニア紹介事業を手掛けている。

「転職希望者と真摯に向き合うことで、信頼関係を構築し、次の転職に際しても相談してもらえる会社を目指しています。転職活動が済んで働き始めてからも定期的にコンタクトを取る人もいます。次のキャリアの相談に乗るのに、その人を良く知っているキャリアコンサルタントなら良いアドバイスができます。事実、エンデバースの設立当初に紹介した人から、キャリアについての相談を受けています」(百瀬氏)。

エンデバースでは、キャリアコンサルタントも未経験からチャレンジしている人材が多くを占める。営業職や接客業で顧客とコミュニケーションをとってきた人材が、IT業界やエンジニアのキャリアについて勉強することで、IT業界で活躍するチャンスが得られる。

「エンデバースの社名は“努力”という意味に由来します。未経験の人材がITエンジニアにチャレンジできる事業だけでなく、エンデバースで働く人材も、努力をすることで自らの人生を切り開いてほしいという願いを込めています。インセンティブ制度を積極的に活用して、仕事を覚えてスキルを磨き、結果を残すことが収入に直結する。頑張りを評価する会社なので、どんどん成長して豊かになってください」(百瀬氏)。

エンデバースの「IT人材営業」は、求職者向けのキャリアアドバイザーとクライアント企業の営業、両面でコミュニケーションをとる。そうすることで、求職者・企業のリアルな声に沿って最適なマッチングを実現することができる。

「求職者にも企業の担当者にも喜んでもらえる仕事で、やりがいを感じられます。それだけでなく、インセンティブ制度で、頑張った分だけ収入アップが実現できます。未経験入社の人が、2か月目に初受注を達成し、月収35万円以上をクリアした例もあります。未経験入社1年目で年収500万円以上、あるいは入社3年目で年収1000万円を達成した人もいます。しっかりと稼ぎながら、IT業界でキャリアコンサルタントとして自らのキャリアを形成する。エンデバースでは、未経験からでもそれが可能です」(百瀬氏)。

未経験の人材をITスクールでの勉強も含めて、活躍できるエンジニアに育て、人材不足で困っているIT企業に紹介するエンデバースのビジネスモデルは、順調に成長している。IT業界に入りたい人がたくさんおり、他方でITエンジニアを必要としている企業もまだまだある。エンデバースの事業は、時代のニーズにマッチして、これから急速な成長フェーズに入ろうとしている。

創業2期目に入った同社だが、既にメンバーの大幅増員を計画しており、そのために2024年6月には新しいオフィスに移転した。オフィスを広くして、新たに入社する人材が快適に働ける環境、その整備に余念がない。

「ビジネスモデルが出来上がったので、今後は社員を増やして事業拡大を狙います。組織が拡大するのに合わせて管理職のポストも増えることが予想され、将来的にマネジメント層、あるいはその上の経営層として活躍を期待できる人材の採用を考えています。会社の制度や福利厚生の整備なども、今後入社する社員たちと進めていきたいと考えています」(百瀬氏)。

さらに、エンデバースでは、新規事業として「システム開発」の事業もスタートさせた。現在はSES事業をメインに展開しているが、いずれは自社サービスの開発なども視野に入れてエンジニアの育成を進めている。

「エンジニアの人材紹介だけでなく、自社で雇用して開発の現場で活躍するエンジニアの育成にも乗り出しました。IT人材紹介事業は、エンデバースの始まりであり、土台であって、目指す先ではありません。直近はIT人材紹介事業のスケールを優先しますが、長期的な展望では、システム開発や自社サービスの開発にも積極的にチャレンジしていく計画です」(百瀬氏)。

株式会社エンデバースは創業2年目のまだ小さな会社だが、IT人材紹介という収益性のある事業をベースに、走りだそうとしている。今のタイミングだからこそ得られるメリットがたくさんある。

「創業間もない小さな会社で働くのは、勇気がいるかもしれません。けれども、一緒に起業して会社を大きくしている感覚で働けば、得られる果実も大きく、やりがいも人一倍感じられます。お金をしっかり稼ぎながら、一緒にビジネスの創出や会社の経営を学んで、人に誇れる豊かなキャリアを築きましょう！」(百瀬氏)。