営業部長・吉田 拓馬氏 1992年生まれ。大学卒業後、大手中古車販売会社へ就職。営業職に従事。その後、独立し、異業種での起業を経て、2021年11月ポロックグループに参画。グループ会社・株式会社ライコンでSES事業の営業マネージャーを務める。2023年9月、株式会社ポロック・営業部長に就任。現在はグループ会社全体の営業を統括しつつ、新規事業立ち上げにも携わっている。

ご入社の経緯をお話しください。

私は、新卒で就職した中古車販売会社で、現在当社の社長を務める足立と同期でした。その足立からSES事業の営業として誘われ、面白そうだったので入社しました。IT業界は初めてでしたが、特に抵抗はありませんでしたし、業界が何であれ入社していたと思います。 私が興味を持ったのは、当社の環境です。当時はまだ4期目でしたが、何社も会社を立ち上げ、様々な事業が生まれ、人材が育っていました。一般のSES会社に入ればSESだけしかできませんが、当社ではグループ企業のシナジーを生かして様々な仕事に携われます。 また、社員全員で一生懸命会社を作って事業を伸ばしているという環境や、コンセプトの中心に人を置く会社であること等、全てにワクワクしました。

ご入社から4年、会社が変化する中で、意識されてきたことをお話しください。

私が入社してから、グループ全体の人数が約3倍に増えました。入社当時は、大阪支店のオフィスも10分の1ぐらいの広さで間に合う規模でしたので、個人個人が独立した動きをしていました。しかし規模が拡大したことで、今後は組織としてのマネジメントが重要になってきます。私がライコンだけではなく、グループ全体の事業に携わるようになったのもそのためです。 私がこれまで意識してきたことは、営業ですので当然、売上を上げることです。また私だけ営業ができても仕方がありませんので、他のメンバーの営業指導や個々の役割分担等、チームビルディングにも関わってきました。 ただ、私が最も自負していることは、旗振り役を担ってきたことです。ポロックグループはビジョナリーな会社です。外形的にはSES会社という見え方がありますが、本質的には“事業を作る会社”、“会社を作る会社”です。その中で社員一人ひとりの天職を創ったり、リーダーを育成したりすることをビジョンに掲げていますが、ビジョンを掲げるだけでは意味がありません。ビジョンを作ったのは代表の足立と末光ですが、100名を超えると、二人の言葉は末端の若い社員まで届きません。二人の思いを受け取って、社員にしっかり伝える旗振り役という自負を持って行動してきました。

ポロックグループにおけるSE事業の位置付けをお話しください。

ポロックグループの中でSES事業は収益の柱となる事業です。ITは現代社会に必要不可欠なものであり、社会から求められている事業であることも間違いありません。 ただ、当社にとってSES事業は、本質的には“人を稼ぐ”ための事業だと考えています。SES事業はエンジニアを確保しなければいけませんし、営業も必要です。人材業は人が集まるビジネスモデルなのです。集まる人の中には、多様な人材がいます。野心を持っている人もいますし、働き方にこだわっている人もいます。エンジニアの中にも技術を高めたい人もいれば、社会や業界に貢献していきたい人や、新規事業を立ち上げたい人もいます。様々な属性の人材が集まって、育っていく業界です。「天職を創造する」というミッションを達成するために、優秀な人材を集め、育成する手段として最適であることが、私達がSES事業を展開している理由です。

求職者にお伝えしたい会社の魅力、事業の魅力をお話しください。

人生の中でやりたいことは、その時々で変わっていくと思います。エンジニアとして長く働いている方もいますが、同じエンジニア職でもマネージャーやコンサルタントにキャリアチェンジしたり、他の道を見つけて異業種に転職したり、道は無数にあります。 当社は現在、ITを軸に事業を展開してはいますが、根本は事業を作る会社です。一般的な会社なら、キャリアチェンジしようと思えば、転職せざるを得ないことがほとんどです。しかし当社なら、グループ内で叶えられます。今は道半ばですので、限定的ではありますが、私達は人の未来を創るために事業に取り組んでいます。そういったビジョンに共感していただける方にご入社いただきたいです。 もちろん、ITを軸にした事業展開をしていることは事実です。その事実を踏まえ、私達も覚悟を持ってエンジニアの技術的な成長や、IT部門の発展に尽力し続ける方針です。エンジニアとして成長したいと考えている方々の未来も私達が一緒に作っていきます。技術の向上を含め、エンジニアとしてビジョンを持った方もぜひ話を聞かせてください。

最後に、ビジョンをお話しください。

ポロックグループは、“リーダーを育成する”、“天職を創造する”、“ワクワクする環境を創る”といった旗を掲げていますが、そのミッションを全員に浸透させて達成するには、私自身が体現する必要があると考えています。現場で働く若い社員にとって、上司は未来の自分です。私が体現できなければ、みんなが不安になりますし、ワクワクした気持ちにはなれません。だからこそ誰よりも私自身が、会社のミッションを体現している存在であり続ける必要があります。“天職の創造”についても、私が一番楽しく取り組まなければいけませんし、私が最もリーダーシップを発揮しなければいけませんし、私が最も仕事を楽しまなければなりません。これからもそのようにあり続けたいと考えています。 私自身、まだまだ自身の天職にたどり着いたとは言えないと思っていますが、そこにたどり着く過程を私自身楽しんでいることが伝わることが、若い社員達に「この会社で間違いないんだな」と思わせる、何よりの納得材料になると思います。言葉で「天職を創りなさい」「天職を見つけなさい」と言うだけではなく、私自身がお手本にならなければなりません。 私は、どんな人でも頑張ってさえいれば未来は明るいと思います。何者かになりたいという思いや、こうしたいけれど今の環境ではできないというジレンマを抱えている方、あるいは、エンジニアとしての技術や人間性等、何らかの成長を遂げたいと考えている方は、一度当社に来ていただければ、楽しいと感じていただけるはずです。