ミックウェア ナビゲーションズでエンジニアとして働く面白さは何だと思いますか?
真っ先に思い付くのは、今は世の中にないもの、5年後、6年後に向けた製品開発に挑めるところです。私達のお客様は、国内主要OEMメーカーやTier1(ティアワン)といわれる完成車メーカーに直接部品等を供給するメーカーなので、自動車業界の先端技術や“これから”のモビリティサービスに触れる立場、つくり出していく立場にいます。それは楽しいですね。 もう一つは、「人を動かすサービス」を創出しようとしているところです。ミックウェアは「人を外に連れ出す」ことをサービス開発の基本コンセプトに掲げています。例えば、『Beatrip』というブランドでは、直近で話題になったお店や施設、土地の昔話や伝承等の情報を地図上に表示することで外へ出かけるきっかけづくりをするとともに、現地に行った時の体験価値を高めるサービスを開発したりしています。単なる道案内に止まらない面白さがあると感じています。
今はまだ世の中にないモビリティサービスとは、例えば、どのようなものでしょうか?
まだ開発段階なので詳細を話すことができないのは歯がゆいのですが、例えば、XR技術を取り入れた、より安心安全で、かつ楽しい機能やサービス開発を考えています。通信速度が今後向上していけば、画像や動画を使って道案内してあげることが可能となり、利用者は周囲の風景も分かるので安心して進むことができます。先のルートにある危険等を事前に知らせることで安全性を高めるといった機能も。 これから当社のサービスを利用していただく方々は、小さい頃からスマホが当たり前にあったデジタルネイティブ世代です。AIに触るのも当たり前の人達ともいえるでしょう。そのような人達に“刺さる”サービス、“楽しい”と思ってもらえるサービスを生み出さなければならないので、より新しい技術に興味のある人や時代の最先端をつくり出すことにチャレンジできる人が仲間に加わってくれると心強いですね。
社内カルチャーの魅力は何だと感じていますか?
学歴、年齢一切関係なく、チャレンジ精神さえあれば、いろいろなことを経験させてくれるところと、そのチャレンジを評価してくれるところです。チャレンジと評価の連動をどうしているのか、気になる人がいるかもしれません。当社では、結果だけでなくプロセスをよく見るようにしています。プロセスの中でどのようなアウトプットを残してくれたのかを評価の対象にしています。例えば、自分が学んだことをチームに共有してチームの底上げに貢献したとか、どれだけの人に良い影響を与えたのかといったことも重視しています。 こういうカルチャーは、理系出身者ではなくてもエンジニアとしてしっかり育てていく等、出自に依存せず個々人の個性に応じて、個性を伸ばそうとする風土も関係しているのかもしれません。経験の浅い人が最初から結果を出すのは簡単なことではないため、成長するために何をしているのかを重視する考え方が自然と根付いていったからです。結果だけ評価していては人材が育っていきませんから。
社員に期待することを教えてください。
今後5年、10年の間に技術革新が加速度的に進んでいきます。AIも進化するし、通信も高度化していくでしょう。その過程で、今までの技術は過去のものになっていき、私達の世代が次の時代の常識に付いていけない可能性があります。 だからこそ、これからの5年、10年は次の世代の若い人達が主役になって、自分達が欲しいと思うものを形にしていってほしいと強く思っています。そのためには、これから次々と出てくる新しい技術に触れて、その良し悪しや有用性を見極めながら、自在に活用できるように習得していく必要があります。新しいものを生み出すということは、正解の見えていない領域にチャレンジしていくことになるため、チャレンジ精神が欠かせません。自分一人でできることは限られているため、周囲の人達を巻き込んでいくことも必要になるでしょう。そういったことに前向きに取り組める人材になっていってほしいというのが、期待していることですね。
最後に応募者へのメッセージをお願いします。
現在、自動車業界をはじめモビリティの分野は大きな転換点にあると考えています。その中において、地図をベースとしつつ、利用した人みんなが喜ぶサービスを、家から外へと出て新しい体験をしたいと思えるサービスを生み出し提供していきたいと思っています。そこに興味のある方はもちろん、自動車が好き、地図が好き、外を出歩くのが好きという方も一度お話をしましょう。 就職には、会社との相性もあります。当社のカルチャーに合わないと感じる方もいるでしょうし、当社としてもうちに馴染めないのではないかと思う人もいるでしょう。そこはお互いにしっかりと見ながら、両者にとってより良い結果を模索していきたいと思っているので、まずは気軽にご応募いただければと思います。