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株式会社フィルダクト

  • IT/Web・通信・インターネット系

3Dテクノロジーとニューモデルで歯科産業の未来のインフラをつくるスタートアップ

上場を目指す
平均年齢20代
自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

歯科業界の古い商習慣を刷新し、日本にオーラルヘルスを根付かせるために、新しいビジネスモデルにチャレンジするスタートアップがある。3Dプリンターを活用した歯科矯正サービス『DPEARL(ディパール)』を展開する株式会社フィルダクトだ。

オーラルヘルスとは「歯や口の健康」を意味する言葉。現代医学では、歯や口の健康が身体にも影響を及ぼすとされており、オーラルヘルスは、健康に長生きする秘訣だとされている。中でも「歯並び」が悪いことで、糖尿病に関係がある歯周病や虫歯になりやすいといわれており、不正咬合(噛み合わせが悪い)は肩こり・頭痛の原因となるという医学的なエビデンスもある。

アメリカでは「歯列矯正」が盛んだ。審美的な意味でも歯並びが良いと就職や結婚で有利になるということもあって、若いうちに歯列矯正をして美しい歯並びを手に入れる人が少なくない。歯並びが悪い人の約半数が歯列矯正を行っている。一方、日本の歯列矯正実施率は約20%。歯並びが悪い人の大半が歯列矯正を受けずに年齢を重ねているのが、日本の実状だ。

「気軽に歯列矯正ができ予防につながる社会を目指して、当社は歯科矯正のサービスを展開しています。歯列矯正をやらない理由を調査した結果、金銭面の理由が圧倒的。現在の歯列矯正の相場は、約80万円~120万円と高額で、そこがネックとなって歯列矯正に踏み切れない人が多い事実が判明し、従来市価の約半額、30万円~69万円で歯列矯正ができるサービス『DPEARL』を開発しました」(代表取締役CEO・金子氏)。

3Dプリンターを活用した歯列矯正『DPEARL』は、ワイヤーやブラケットを使用せず、定期的にマウスピースを交換して、少しずつ歯を移動させる歯列矯正。装置が目立たないため、周囲に気付かれにくく、快適さと取り外し可能な利便性が高い。

「もっと身近な歯科を実現するため当社では、歯科業界の構造に着目しております。歯科では、原材料費や歯科技工費以外に様々なコストが発生しており、それを当社が代行かつ効率化して取り組むことにより、歯科クリニックは初診の検査・歯型取り、毎月の定期観察など歯科医師がやるべきことだけに集中する仕組みを作りました。矯正器具の製作やデータモニタリング、患者様からの集金等、医療行為以外の業務を当社が担当します」(金子氏)。

歯列矯正にまつわる業務を切り分け、従来とは異なるビジネスフローを新たに組み立て、従来よりも敷居の低い歯科矯正を可能とした同社。自社で歯科クリニックを運営せず、既存の歯科クリニックに『DPEARL』ブランドのマウスピース矯正を患者に提供するビジネスモデルを採用している。

その中で同社は、『DPEARL』のマウスピース矯正を導入したい歯科クリニック向けに、集客から治療までトータルサポートする歯科クリニック向けのSaaS『Medileap(メディリープ)』を開発・提供している。

歯科医院向けクラウド管理システム『Medileap』は、「歯科医師が医業に集中できる環境を」をコンセプトに、患者カルテ・治療設計シミュレーション、オンライン診療のモニタリング機能等を兼ね揃えたクラウド。専用Webシステムで矯正治療の進捗を可視化。患者データ管理システムや、ニーズに合わせた口腔内スキャナーの導入支援も手掛け、患者の決済、技工物の支払いも全て同社が代行する。

高品質で快適な歯科サービスを届けるために、提供主体である歯科クリニックのDX化が必須だと考える同社では、『Medileap』をDPEARL提携クリニックに現在無償で提供している。

「当社の『DPEARL』に加入すれば、歯科クリニックはスムーズに歯列矯正を診療サービスに加えることができます。コンビニよりも数が多いといわれる歯科クリニックの経営。コストやリスクを抑えながら歯列矯正を診療サービスに組み入れられるチャンスです。ブランディングやマーケティングも当社が担当し、歯科医師にはWeb集客した患者の診療に集中していただきます。役割分担を徹底することで、クリニック経営における新たな収益の柱をローリスクで確立できます」(春名氏)。

同社では、初診で歯科医が取った歯型のデータを共有し、自社や提携する歯科技工所で、3Dプリンターを使って「マウスピース」を製作し、患者へ届ける。加えて、マウスピース矯正の治療を進める患者のサポートも同社が手掛ける。治療期間に必要な患者のモチベーション向上のために、独自にLINEを活用した機能『DPEARL support』を開発。計画通りに治療が進むようにサポートする。

「マウスピース型の矯正は、1日20時間以上装着しなければ計画通りに効果が出ないといわれています。ところが、マウスピースの装着管理は、非常に困難でもあります。従来のマウスピース治療は装着管理へのフォロー体制が不足しており、患者に委ねられているのが現状。治療の途中で離脱してしまう患者も少なくありません。『DPEARL』は、独自に開発したLINEを活用した機能で、治療期間中、患者のモチベーションを維持するため、適切なコミュニケーションを実施します」(春名氏)。

2018年3月、歯科CXの向上と歯科技工DXを旗印に、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)の修士課程在学中の金子奏絵氏によって、設立された同社。2019年11月に、3Dテクノロジーを用いた透明マウスピース型の歯科矯正サービス『DPEARL』をスタート。2020年3月に正式にローンチした。

2022年3月には、サービスの申し込み窓口であるLINE公式アカウントの友だち登録数が1万人を突破。20代から40代の男女を中心に、現在も利用者数を伸ばしている。提携クリニック『DPEARL Spot』の数も順調に増えており、北海道から沖縄まで全国に80カ所を超える歯科クリニックで『DPEARL』ブランドの歯科矯正サービスを提供している。

2023年4月には、「東京医科歯科大学発ベンチャー」の称号認定を受け、大学と共に歯学分野における新たなヘルスケアテクノロジーの開発に繋がるビジネスモデルの研究・発表等、社会への還元を促進する活動に取り組んでいる。

「当社が目指す世界は、歯科CXの向上と歯科技工DX。透明マウスピース型の歯科矯正サービスは、その最初の一歩です。歯科に通うのが苦手な人は多く、歯科の利用体験を向上させることで、オーラルヘルスへの意識を高め、日本人の健康をサポートしたいと考えています。加えて、アナログな作業環境にある歯科技工の世界をデジタル化することで、歯科技工士という職業が若者にとって魅力的な選択肢となる世界を作りたいという金子の思いも実現していきます」(春名氏)。

シリーズAラウンドの資金調達も実施し、累計調達額約5億円に達した同社。多くのベンチャーキャピタルが、同社の事業に熱い視線を送り、サービスのグロースを強力にバックアップしている。

「現在、役員やインターンを含めて、10名規模の組織です。そのほかに業務委託のメンバーが30名、当社のサービス開発に参加してくれており、ビジネス拡大期に入ったとの実感を抱いています。今回の資金調達によって採用強化と組織整備を進めていきたいと考えております。オフィス移転も計画中で、メンバーのモチベーションがアップする素敵なオフィスを探しているところです。当社は、ウェルネスとテックの共存ができるカルチャーを大切にしています。だから、豊かさを感じ集中がしやすい環境でパフォーマンスが出るオフィスにはこだわり続けたいです」(春名氏)。

各方面から大きな期待を浴び、メディアでもたびたび取り上げられる同社。サービスが本格的にグロースする局面を迎えている。コアメンバーとして同社の爆発的な成長を実感したいなら、今のフェーズで入社するのが最適なタイミングだ。

募集している求人

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インタビュー

株式会社フィルダクトのインタビュー写真
代表取締役 CEO 金子 奏絵氏 東京医科歯科大学大学院在学中に起業した学生起業家。歯科医を目指していたが、第二志望の「口腔保健学科」に入学。歯科技工士の免許を取得後、歯科医の夢を追い求めて編入試験を受験したが、不合格。第二志望の大学院へ進学。その後、自身の将来を徹底的に見つめ直した結果、事業創出を決意。歯科技工DXを実現するために、株式会社フィルダクトを創業。大手人材会社の内定を蹴って、同社の事業に人生を懸ける。

── 株式会社フィルダクトを立ち上げるまでの経歴は?

私は、東京医科歯科大学の東京医科歯科大学歯学部の「口腔保健工学専攻」に入学しました。口腔保健学工学専攻は、歯科技工士としての資格を取ることができます。

歯科技工士は元々専門学校でのみ資格の取得がされるものでしたが、オーラルヘルス時代を見据えた歯科技工士の重要性の高まりから2つの大学で取れるようになりました。
私はそのうちの一つ、東京医科歯科大学(現、東京科学大学)で技工のコースが新設されてから3期生に当たります。同級生は10人しかいない、希少な専攻でした。これが後に、当社を創業する理由の一つになりました。

卒業後は大学院の医療政策学コース(... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社フィルダクト

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、平均年齢20代、自社サービス製品あり
資本金

-

設立年月

2018年03月

代表者氏名

金子奏絵

事業内容

当社ではデジタルで効率化した独自のワークフローを構築する事で、現代の生活者のニーズに即した歯科矯正サービスをより多くの人々に届けるべく、3Dテクノロジーを用いた歯科矯正サービスDPEARLの事業開発を着想しました。

歯科医院のDXツール導入を含む効率的なワークフローの構築により中間コストを削減し、約1/2のコストダウンと通院回数の低減、治療期間の短縮を実現。症例経験豊富な歯科医がライフスタイルも踏まえたプランをコーディネートし、データに基づく良質な矯正と予防歯科の機会を多くの人々に届けます。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

Grobal Hands-on VC PKSHA Capital W ventures Mistletoe

従業員数

11人

平均年齢

25歳

本社住所

東京都港区六本木4-8-5 2F

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春名 航佑
取締役COOです。カジュアル面談はポジションに応じて柔軟にアレンジします。ぜひ一度カジュアル面談をしましょう!
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