シャインパートナーズ株式会社

当社はWebtoon制作、ローカライズ、既存作品や自社タイトルのWebtoon化、メディアミックスなど、マンガに関する事業を幅広く手掛けている会社で、業界内ではスマートフォンで読む「縦スクロールマンガ＝Webtoon（ウェブトゥーン）」の日本におけるパイオニア企業として知られています。

当社は韓国で先行していたWebtoonを日本で広め、現在のWebtoon普及の礎をつくった会社です。マンガ制作会社としては次々に自社のタイトルや新人漫画家を世に送り出している会社であり、同時に精力的に既存タイトルや自社タイトルの縦スクロール化（＝Webtoon化）をすすめている会社でもあります。

代表の岩本は大学で韓国に留学し、そのまま韓国でマンガの編集や制作等、漫画関連の業務に従事した経歴を持っています。当時の韓国はWebtoonの黎明期であり、Webtoon制作や韓国の漫画家の日本での活動支援等を岩本は手掛けていました。そういった業務に従事する中、岩本は異国の地で改めて世界に誇る日本の「MANGA」のパワーや価値を再認識し、それを国内外に広めようとフリーランスで精力的に活動する中で、日本の出版社から協業の声がけなどもあり、2016年に日本で当社を創業しました。

当社は2016年の創業以来、一度も赤字を出すことなく、順調に成長しています。現在はさらなる事業拡大に伴い、制作サイドを中心に組織を拡大中です。直近の2023年から2024年にかけては、編集や制作を中心に社員数が約20人から約40人超へ倍増以上となっています。

2022年5月にはTBS、韓国のIT最大手であるNAVERと共に、韓国の首都ソウルに合弁会社「Studio TooN」を設立しました。「Studio TooN」はWebtoonの企画・制作、版権管理を行うマンガ制作会社で、当社の創業者で代表取締役を務める岩本が、同社でも代表取締役を務めています。

2023年6月には集英社と共に、集英社初のマンガ制作会社「集英社TOON FACTORY」を設立しました。「集英社TOON FACTORY」も「Studio TooN」同様、当社の岩本が取締役を務め、関連会社と併せて当社はWebtoon業界で注目されています。

現在、シャインパートナーズが展開しているビジネスを整理すると、オリジナルマンガ制作、社内マンガ制作スタジオ、海外作品ローカライズ編集、見開きマンガの縦スクロール化（＝Webtoon化）、メディアミックスになります。

◆オリジナルマンガ制作
オリジナルマンガ制作は外部パートナー（漫画家）と連携したオリジナル作品を制作する編集プロダクション事業で、一方、社内マンガ制作スタジオは完全分業制のスタジオ事業です。どちらもマンガ制作を行うビジネスです。

◆海外ローカライズ編集
海外作品ローカライズ編集では、海外のマンガを日本語化して国内で展開するほか、多言語翻訳で日本のマンガの海外展開も行っています。

◆Webtoon化
既存マンガや自社タイトルのWebtoon化では、すでに見開きマンガとして親しまれた作品を縦スクロールマンガとして再構成・着彩し、スマートフォンで読みやすいようにWebtoon化しています。

◆メディアミックス
制作したオリジナル作品は反響に応じて、メディアミックス展開をすすめています。

今は未だ編集プロダクションとして生み出す作品が多い状態ですが、今後は自社でストーリーから制作までを完結するスタジオ機能をさらに拡充していく方針です。オリジナル作品をノンストップで制作する体制を整え、多くのユーザーから支持を得る作品を生み出していきます。また、当社の基盤となる海外ローカライズ編集もWebton化と連携し、見開きから縦スクロールへ、更に縦スクロールから見開きへ、多言語翻訳も交えながら展開していきます。


【私たちのビジョン】
私たちのビジョンは多くの人の支持を得るコンテンツを生み出し、ドラマ化、アニメ化等、多方面への展開で更なるマンガの成長を目指すことです。これまでの実績で培ってきた出版社、テレビ局、プラットフォーマー等、国内外の様々なネットワークを駆使し、マンガだけに留まらない多角的な展開、海外への展開などをすすめ、それを可能とする良質なコンテンツを生み出すことが私たちの想い描く未来です。

事業拡大に伴い、この1年でクリエイターの社員を中心に20人規模から40人超の規模へと拡大した当社ですが、クリエイターが中心となる会社だけに、一般の事業会社とはやや異なる楽しみも存在します。

「私自身はマンガは描けないけれど、エンタメに関わる仕事がしたいという想いをこの仕事を通じて叶えられました。クリエイターが働きやすい会社になっていくことが仕事の醍醐味だと感じています。クリエイターが制作に専念できる環境を作れるよう、これからも模索していきたいと思っています」

バックオフィスの部署はこのような想いを持っており、クリエイターだけでなく、それぞれの部署、特にクリエイターが働きやすい環境を心がけています。

また、当社では、マンガ喫茶や映画など、コンテンツの勉強として使える独自の手当もあります。週末は、手当を使ってマンガ喫茶でマンガを読むなどあらゆるコンテンツをインプットすることができます。また、マンガやアニメが好きな社員ばかりなので、好きなマンガやアニメの話で盛り上がることもあります。