ご略歴をお教えください。
2016年に大学を卒業後、ファシリティマネジメントの会社に入社し、5年ほど分譲マンションの管理業務に携わりました。もっと沢山の人に関わる仕事がしたいという思いから、その後アニメグッズ会社に転職し、企画業務を手掛けます。ただ、前職が専門性のある業務だっただけに物足りなく感じ、やりきった気持ちを抱けないまま転職を決めました。そこで、求人サイトの当社ページに掲載されていた「先輩の声」を見たとき、経歴も似ており、明るい社内の雰囲気に惹かれました。仕事としても、前職で発注書類や労務安全書類にタッチした経験があったので、何か生かせるものがあると感じ、当社への入社を志望したという経緯です。 現在は総合システム事業部で、非定型業務や顧客折衝も担うB職として働いています。入社年次的に部長の次というポジションのため、当該業務の傍ら、部署メンバーのまとめ役も担っています。あまり自信はないのですが、メンバーから頼られる存在になることを目指して頑張りたいと思っているところです。
総合システム事業部をどんな部署にしていきたいと思っていますか?
仕事ができる人に業務が偏る傾向があるので、そういった偏重や属人化を無くすために、全員が等しくスキルアップできるような仕組みが必要だと思っています。個人差があるので、得意不得意を明確にして個別的に育成を図るといった方法を考えています。 当社は新人が入社すると、専属の教育係を付けるメンター制度を導入しているのですが、私はメンターをサポートする立場でもあります。何か相談を受ければ一緒に考えて、より良い結果に繋げていきたいですね。 また、みんな責任感があって自立心が強いためか、悩んでいてもそれを表情に出すメンバーが少ないように感じています。そこで、リーダーとなれば自分の方から声を掛け、話を聞いて解決していくように心掛けて、より働きやすい部署にしていきたいと思っています。
佐藤さんの仕事観をお聞かせください。
以前は、人生時間の大半を費やすものとして、理想的な仕事像というものがありましたが、社会人経験を重ねた今は、「生きるために働いている」といったざっくりしたイメージに変わっています。現実の中では「仕事とはこうでなければならない」といった概念にとらわれず、肩の力を抜いて柔軟に取り組んだ方が、結果的にいい仕事ができるのではないかということです。 ただし、大事なことは譲るべきではありません。例えば仕事において「責任を持つ」ということは、自分の中でも重要視しています。新卒のとき、上司へ提出した資料に不備があり、「これが社外への提出資料だったらどうする」と言われハッとしました。自分の仕事の一つ一つが、「お客様」「同僚」「上司」「会社」、「自分が想像できていない範囲」にも影響する可能性があると認識して行動する必要があると感じました。常にどんな立場でも、仕事上の責任感を「会社の看板を背負っている意識」として持っておきたいと思っています。
メンバーに対して期待することや、メンバーが御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
「生きるために働いている」と前述しましたが、人は仕事を通じて成長できると思っています。定型業務を行うメンバーは、与えられたタスクを効率的に、そして正確にこなしていくことになると思いますが、そういった仕事の中で、自分ならどんな価値を付けることができるかを深掘りして成長に繋げていってほしいです。また、非定型業務や顧客折衝も担う人は、いろいろなことを学べる機会が多いと思いますので、吸収して成長に繋げてほしいです。その成長が私生活にも良い刺激となり、自ずと人生も充実していくと思います。 求職者の方へのメッセージとしては、当社の「仕事のしやすさ」をぜひ知っていただきたいと思っています。社員の私が言うよりも、実際にご自身の目で確かめていただくために、面接の際は社内見学も受け付けています。30代前半という平均年齢で穏やかな雰囲気をぜひ実感してください。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
友人と集まりショッピングやグルメを楽しんでいます。自分一人の時間では、ミステリーをよく読んでいます。好きな作家は、米澤穂信さん、綾辻行人さん等です。年齢を重ねていく内に健康を意識し始めて、たまに登山をしたりもします。昨年は富士山に登って達成感を味わうことができました。ライフワークバランスも整っているので、ぜひ皆さんも、オフタイムに好きなことをしてリフレッシュしてください。