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インタビュー画像執行役員 CTO 岩田 和宏氏 認知症プラットフォームを作るプロジェクトのキーパーソン。複数のIT関連会社に勤務した後、タクシー配車アプリを開発・運営する会社において、取締役CTOとして技術組織のリーダーを務めた後、電機メーカーで常務執行役員CTOとして、同社の技術革新と開発組織の成長を牽引。2024年2月、Theoria technologiesのCTOに就任。第一号社員としてエンジニアチームの組織化を進めている。

Theoria technologiesのCTOに就任した理由は?

これまでに多くのITサービスの開発に携わってきました。その中で思ったのは、社会を変えるサービス開発が楽しいし、やりがいがあるということ。タクシー配車サービスをゼロから開発し、前職でも歴史ある企業でモビリティ領域での新規事業の創造に関わりました。当社に移籍した経緯でいえば、まだ会社ができる前に、エージェントを介して声が掛かりました。エーザイが認知症プラットフォームの立ち上げができるCTOを探している、と。 エーザイからのオファーは、課題解決した時の社会的インパクトが他とは比べものにならないほど大きく、こんなチャンスは二度とないと思い、話を伺うことにしました。 Theoria technologiesのCEOで、創業家出身でエーザイの現代表執行役専務でもある内藤景介さんと複数面談を重ね、認知症プラットフォームの構築に対するエーザイの意気込みや景介さん本人の熱い思いに触れ、タフなチャレンジになるとは感じましたが、だからこそやりがいがあると考え、ジョインを決めました。

認知症プラットフォームを作る事業に参画を決めたポイントは?

エーザイが認知症プラットフォームを作るに当たって、デジタル事業会社の当社を設立すると決めた点が大きなポイントです。大手企業は多くの従業員が働いていることもあって、スピード感ある開発は難しい。認知症プラットフォームを構築するというのは、壮大な計画であるため、スピードにこだわらないと実現しないと考えています。その点で言えば、子会社で自由に開発を進めるというのが、非常に重要なポイントとなります。前職は数百人規模の部下を抱えるポジションでしたが、当社に入ったのは私が一人目。全くのゼロから組織をつくり、世界で誰も成し遂げていない認知症プラットフォームにチャレンジするのは、エキサイティングだと思いました。 タクシー配車アプリを開発した時もそうでしたが、オーナー企業はトップダウンである場合が多く、それが上手く機能すると、困難なことや大きい事業を立ち上げる際にスピーディーに事を運べます。当社もその当時の状況と似ており、認知症プラットフォームの構築においてプラスに作用するのではないかと思っています。

Theoria technologiesにジョインしてからは、どんな仕事を手掛けましたか?

一人目社員ですから、何でもかんでもやっていました。エーザイで開発していたサービスを一部譲り受ける形だったので、インフラを構築したり、サービスを移行したり。もちろんエンジニア組織をつくるために、採用も担当しました。会社のフェーズとして開発だけをやりたいエンジニアにはマッチしないと考えています。サービスの企画や要件を徹底的に議論して、ユーザーにとって価値あるプロダクトを作ることができるエンジニア集団にしたいです。スキルよりも「Will・Can・Must」でいうところの「Will」がしっかりある人がマッチするでしょう。 当社が本格始動してから1年が経過しますが、これまで多くのステークホルダーにインタビューしてきました。その中で認知症にまつわる人々は多くの課題を抱えていることが改めて浮き彫りとなりました。次は一つひとつの課題を解決するため、丁寧にかつ最速で要件を整理してサービスを企画しなければなりません。エンジニアにも、課題解決するためにサービス設計に関わってもらい、目の前にある課題を順番に解決していきたいと考えています。現在も複数のモック開発が並行して進んでおり、担当エンジニアには重要な意思決定も含めて仕事をどんどん任せていきたいです。

エンジニア目線で見て、Theoria technologiesで働く魅力は?

認知症プラットフォームがもたらす社会的なインパクトの大きさは、国内の開発でも群を抜いていると思います。認知症予防もプラットフォームの一部に入っているため、ユーザーターゲットは数千万人規模です。世界でも類を見ない取り組みなので、海外展開も視野に入れると、その規模はもっと大きくなり、数億人がユーザーターゲットになります。日本発のITサービスで世界進出に成功し、数億人のユーザーがいるものは稀です。テクノロジーで認知症との新しい向き合い方を創造しようと考えている企業と協業できる仕組みづくりを進めているので、認知症に関するデータ基盤の構築という大きな取り組みも、夢物語ではないと感じています。 誇張ではなく、10年先の世界をつくろうとする試みだと考えています。今後の10年でITはさらに飛躍的に進歩するでしょう。特に、AIの進化は目を見張るものがあり、人間はAIに簡単な指示を与えるだけで、AI同士で連携してサービスを形にするような世界が訪れるでしょう。そうなると、デジタルデータの蓄積が大切で、認知症プラットフォームはソリューション提供をしながら、データ基盤を整備するプロジェクトでもあるので、テクノロジーの進歩に合わせてできることが増えていきます。

仕事をする上で、大切にしていることは?

成果にこだわることです。特にその精度を強く意識します。成功か失敗か、何事も結果は二つしかありません。成功に導く確率を上げるために、走り出す前にしっかりと細部まで深く考え抜くことで、本当の意味で成果にこだわることができると考えています。成功の確率を上げようとすると、思考がもう2・3回転するイメージで、プロジェクトの行く先をイメージできます。やみくもに走り出して、結果をアジャストしながら成功に導くやり方もありますが、限られたリソースと時間の中で、誰も成し遂げていない大きな仕事をするには、走り出す前に成功する確率を上げるためのアクションが重要だと考えます。 今のメンバーはみんな無駄を省いて「最短・最速」を意識して動くので、開発がスピーディーに進みます。大企業で開発以外の人間関係等に意識と時間を割かれた経験がある人なら、スタートアップならではの開発にフォーカスできる環境は心地良いですよ。スーパーフレックスやフルリモート等、会社もエンジニアが働きやすい環境を整備してくれます。自立的に動く人が多いので、管理コストがかからず効率的な開発が進められていると思っています。

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