播田氏にとって仕事とはどういうものでしょうか?また、創業から現在までで仕事の上で印象深かったできごとを教えてください。
自分たちの作ったものやサービスをたくさんの人に知ってもらい、利用してもらいたいです。いいね!と評価されるものを作っていきたい。自分たちが自慢できるものを生み出すために仕事をしています。 業績に対して組織としての取り組み方にも変化があったことがまずひとつ目の印象深かったことです 社員数が10~20名の頃は、私も一エンジニアとして一緒にものを作るという感覚でした。しかし、30名を越えたあたりで統率を取ることの難しさを感じるようになりました。「組織」や「チーム」を考えないといけない時期になったのです。人数が増えることでより大きなシステムやサービスを作っていけるので、もちろんそれは良いことだったのですが、組織を運営することに対しての考え方を変えていきました。 他には、目測を見誤り、開始一カ月ほどで「このプロジェクトは厳しい」と感じた案件がありました。しかし、もの作りをする側のプライドとしてやりきった。この時は、大赤字となりましたが、お客様との関係はとても強固になりました。 これらが、私の中での印象深い出来事ですね。
仕事において大切にしていることや座右の銘がありましたらお聞かせください。
座右の銘というのは特にないですが、大切にしているのは「ものを生み出す側の人間として形あるものを残す」ということ。建築のような形とは違いますが、サービスとして価値を残せるものです。やはり価値がないものは消えていくので。 当社は設立以来、右肩上がりで売上を伸ばしていますが、これからの数年間はこのフレーズを掲げて成長を加速させます。 作って終わりではなく、作ったものがしっかりと価値を生み出すところまでトータルに責任を持ちたい。そのために必要なチーム作りをします。経営者としての判断はもちろんしていきますが、プロデューサーに近い感覚もあります。会社としても、プロジェクトを総合的な目線でシステムをプロデュースしていきます。
趣味は何でしょうか?また、今楽しみにしていらっしゃることなどありましたらお聞かせください。
ブラックバス釣りにはよく行きます。かかった時の手応えが面白いですね。 釣りは、やみくもに糸を投げてもかからない。魚がいるところを読み取れば、釣れるんです。そのためには魚の嗜好であったり、温度、天候、水のにごりなど、様々な要素を事前に考えなければならない。適切な場所で適切な餌を仕込まないと釣れないのです。 そういった意味で、釣りは経営に通じる部分もあると思うのです。 ビジネスもニーズありきで、適切な市場で展開しないと結果が出ない。 釣りが趣味だという経営者が多いのもわかります。
社員に求める仕事への取り組み方、社員に対する想いをお聞かせください。
成長に貢献してくれるスタッフにどう幸せになってもらうか、会社としてどのように分配できるかを一番に考えています。その方法や工夫は手探り状態ですが、福利厚生に関しては出来る限り充実させるように努力しています。 社員には、市場で評価されるものを生み出すことに貪欲になって仕事に関わって欲しい。それが会社の成長になり、そうして得たものを社員に感謝として返していきたいです。 また、私が現場に入ることが少なくなってきているので、この思いを皆に託したい。経営者としてもちろん経営判断はしていきますが、会社は皆で運営できるようにしたい。皆で作っていきたいという思いがあります。 具体的には、業務の他に一日30分ほど社内活動に参加してもらっています。社内イベントの企画であったり、社内報制作であったり、採用活動であったりと様々。その運営をすべて社員に任せています。こうして良い組織を作り、良いものを一緒に作っていきたいですね。
御社の魅力はどのようなものでしょうか?また、応募者へのメッセージもお願いいたします。
当社はエンジニア・クリエイターが8割。他の職種でも「作る集団」と交流し、連携してもの作りをしていけます。 今後は、手掛けるサービスを開発だけにとどまらず、コンサルティング、プロモーション、UI、デザインまでトータルプロデュースして一層拡げていきます。様々なノウハウと知識を共有しながら、広い視野を持つエンジニアやプロフェッショナルとして成長していけるでしょう。 toCサービスに特化しているのも特徴です。一般ユーザが使うサービスを作れる面白さがあります。 「サービスをプロデュースする」。この点において活躍できる才能を持った方たちのご応募をお待ちしています!