株式会社ミエデン

自治体・公団体を主要顧客とする株式会社三重電子計算センターは、民間企業、医療機関を主要顧客とする株式会社ミエデンシステムソリューションを統合し、「株式会社ミエデン」として2023年7月1日よりスタートしました。

　ITサービス市場の拡大を目指し、これまでの技術、知識、経験を基盤に、両社の協力で付加価値をもたらすビジネスインテグレータとして、民間企業や医療機関向けのシステム開発やソリューション提供など、多様なプロジェクトに対応します。また、自治体システムの標準化やガバメントクラウドとの共存など、公共分野における取り組みも行います。
　さらに、自治体・民間・医療分野など異なる業界間で新サービスを開発し、弊社のデータセンター「MDC」を活用したクラウドサービスやAI・IoTなどの最先端技術を駆使したサービス展開も視野に入れます。デジタル時代の新しい地域社会の創造に引き続き貢献してまいります。

大手メーカー、流通会社、物流会社など多数のシステムを手掛けている同社。特徴的なソリューションの一例として、花卉仲卸業務支援システムの開発などが挙げられる。

「早朝の商品入荷時の仕分け作業が手作業である」、「仕分け作業のノウハウが平準化されていない」、「仕分け作業から出荷先への納品（請求）事務処理を一元化できていない」「店舗での販売管理業務が一元化できていない」といった課題を抱えているクライアントに対し、同社では、花卉市場（花卉卸業者）との買付データ連携を実現。

バーコードハンディ端末を導入、システム上で受注情報と仕分け情報を登録できる内容をシステム化、店舗POSシステムとのデータを連携化するなどの対応を行った。
その結果、「花卉市場からの買付データ連携により、受注登録・仕分登録・納品/請求処理がシステム上で一本化された」、「バーコードハンディ端末活用により、早朝仕分け作業の効率化アップと、作業要員の配置最適化を実現」といった効果を出すことに成功している。

さらに、東海、北陸、関西では、多くの病院に医事会計システム、電子カルテシステム、オーダリングシステムなどの適用から運用までをサポート。
たとえば、2つの市立病院を統合し、無床診療所と老健施設に再編する、というプロジェクトなども手掛けてきた。

このように、ミエデンが手掛ける案件は、私たちの日常に密接で、広く社会に役立つシステムであり、社員もそういったプロジェクトに携われることを誇りに思っている。

クライアントからは、課題に対して柔軟な動きができている点を評価され、長年の信頼関係を構築している。その一方、新規の顧客については、すでに他企業が担当しているシステムの乗り換えといった事例も多いという。そのため、クライアントと密接な関係を作り、ニーズをしっかりと把握し、実際の業務に最適な提案を行っている。

ITサービス市場内のビジネス拡大に向け、自治体、公団体を主要顧客とする株式会社三重電子計算センターと、医療機関、民間企業を主要顧客とする株式会社ミエデンシステムソリューションを統合し、新会社「株式会社ミエデン」をスタートしました。
ミエデンは、今まで培ってきた技術・知識・経験をベースに、両社のシナジーによる付加価値サービスを提供するサービスインテグレーターとして、2023年7月1日より事業を開始しました。


～自治体、医療、民需分野における体制を強化～

私たちミエデンは、直近に迫る自治体システム標準化、ガバメントクラウドとの共存といった公共分野における対応や、医療機関や民間企業へのシステム開発・ソリューション提供等、現在着手している様々な案件に向けた対応はもとより、公共と民間、公共と医療等の異業種分野間を結ぶ新しいサービスの開拓及び当社データセンター「MDC」を用いたクラウドサービス、AI・IoT等の先進テクノロジーを用いたサービスも視野に、活動の幅を広げ、デジタル時代の新たな地域社会の創造に貢献します！