株式会社ケーワン・エンタープライズ

同社は自社企画のポータルサイトの運営を中心に着実な成長を続けているWebサービス企業である。

設立当時、まだ世の中に出始めたばかりであったポータルサイトの収益性と将来性に着目。
「ユーザーにとって本当に価値のある情報サイト」を作ることを目指し、同社は事業をスタートした。

他の業界に比べて比較的Webサービスの普及が進んでいなかった分野に目をつけ、ユーザーにとって使いやすく、そして店舗にとってより効率的に集客できるような情報感度の高いポータルサイトの構築に力を注いできた同社。サービススタート以来、何よりもユーザビリティーを第一に考え、手間をいとわず改修を続けてきたという同サイトの情報量は業界トップクラスにまで成長。

担当者は同社のビジネスについて次のように語る。
「これまで雑誌を中心に情報を探してきたユーザーが、インターネットやスマートフォンの普及によりあらゆる情報をWebで検索するようになりました。『最新の情報』をより『簡単に』手に入れたいというニーズは現在では当然のように認識されていますが、当社はこういったニーズが顕在化する前から、ユーザーが求める情報をいかに簡単に正確に提供できるか、ということを追求し、改善を続けてきました。デザインの改修や新機能の追加、SEO対策など、地道な努力を怠らないという姿勢が、ユーザーのみならず、広告主であるクライアントにも高い評価を頂き、これまでの成長を続けることができたのだと感じています」

クライアントからの信頼がビジネスの拡大を後押しし、現在ではWebサイトの受託開発や基幹業務システムの開発、Web広告事業、撮影スタジオ事業など活躍の場を広げている。

そんな同社は、これまで培ったWeb事業におけるノウハウと、クライアントとの強固なネットワーク、そして豊富な資金力と安定した経営基盤をもとに、今まさに新たな成長ステージに向けての一歩を踏み出そうとしている。これらの事業開発の「核」となってくれるような人材の参画を強く求めている。

「新規事業といっても、全く未知のことにいきなり挑戦しようとしているわけではありません。業務提携先もしっかりと選別しており、ユーザーのニーズがありながらもなかなか良いサービスが存在していない、と確信をもっている分野で新たな価値を提供したいと考えています。これまで培ったサイト作りのノウハウと技術力を元に、しっかりと勝っていけるサービスをつくりあげていきたいと考えています」。

新規事業が成功することはもちろん最重要事項ではあるが、「ただ儲かればよい」という考えではない、という。
「これまでもそうでしたが、当社が最も大切にしているのは『ユーザーの満足度』です。当社のサービスがあってよかった、このサービスを使ってよかった、と一人でも多くの人に思ってもらえるようなサービスを作ることが当社の存在意義だと思っています。
このようなサービスを作ることが、社員一人ひとりの自信や満足に繋がっていき、こういった社員の思いが、更に良いサービスを実現する力になっていくのだと思います」。

「ユーザーのためになる」ことが明らかな場合には即断即決し、スピーディーに形にする一方で、少しでも迷う要素がある場合には、時間をかけて徹底的に社内で議論するという同社。ユーザーやクライアントの期待を超える努力を惜しまない姿勢、また既成概念にとらわれず、過去の成功にも疑問をもつ姿勢が同社の成長の原動力となっているのだ。

社員の何名かに会社の雰囲気や社風を聞くと「意見が通り易い」、「一人ひとりに与えられている決裁権が大きく、色々なことに挑戦できる」、「社長直結で提案ができる」などの声が聞かれ、同社の風通しよく、働きやすい社風を強く感じられた。

同社は新しい技術を取り入れることにも貪欲であり、特に技術職のメンバーについては、自分で興味をもって勉強していれば仕事にも活かすチャンスがあり、実績を積めばしっかりと評価される環境であることも魅力の一つであるようだ。

今同社に参画すれば、新しい事業の立ち上げから収益化までのプロセスに貢献することができ、また組織づくりや社内のルールづくりに挑戦するチャンスもある。これまで身につけたスキルや経験を活かしながら、更に自分を成長させられる環境に飛び込んでみたい、という気概をもつ人物の参画を同社は待ち望んでいる。