経歴を教えてください
1995年、栄光ゼミナールの講師として働き始めたのが入社のきっかけです。 工学部の大学院生だったので、コンピュータシステムには詳しかったのですが、当時は英語指導に情熱を燃やしていました。入社後は、難関指導の英語科責任者を経験し、2007年に弊社の学習システム「CATS@home」のプロジェクトマネジャーに抜擢されて、当時のシステム部所属になりました。それ以降、教育ICTの実現に前線で携わり、現場利用ツール開発から国内外の教育工学会参加まで、様々な経験をさせていただいております。
現在の仕事内容を教えてください
教育現場での経験を活かして利用者・顧客の立場に立ち、開発の前段階で要件定義をするのが私の主な仕事です。 グループ内のシステム開発チームと現場とのつなぎ役としてプロジェクトに参画することもあります。 また、すでに運用中のオープンソース学習プラットフォームの保守管理、効率的な利用方法の提案なども業務の一部です。仕事内容は多岐にわたっています。
現部署でのやりがいや魅力は何ですか?
教室の現場は、子ども達の笑顔が溢れ、とても魅力的で、彼らが志望校に合格した時には、何ものにも代えがたい”やりがい”を感じました。現部署での仕事は、直接、彼らの笑顔に出会うことはありません。 しかし私には、システム開発の向こう側に、たくさんの笑顔があると感じます。システム開発は、自分が関わった人を幸せにするだけではなく、直接的な関わりがない人も幸せにできる力があるからです。 『栄光ゼミナールが持っている知見を、 そこに通っているすべての子ども達に与えることができる』 それがシステム開発の本質なのです。 もちろんシステムだけで人々を幸せにすることはできません。それを使ってくださる先生や子ども達、保護者の方々をつなげることで実現するのです。 それが今の私の”やりがい”になっています。
どんな人に仲間になってほしいですか?
短期的にも中長期的にも目的と意義を共有して、一緒に課題解決ができ、その達成に喜びを感じられる人と働きたいです。 言い換えると、一緒に努力し、わからないことを考えて、共に苦楽を共にしてくれる人です。 私はこういう人を「正しく 強いエンジン を持っている人」といっています。 はじめから高いスキルと経験を持ち、すぐに私の右腕になってくれる方が来てくださらなくても、「正しく強いエンジン」をお持ちの方は、入社後に仲間から学び、お客様から学び、自ら学んで成長し、かけがえのない戦力になってくれると信じています。
今後のビジョンを教えてください
教育は決してなくならないサービスだと思っています。 教育が国の未来を支える根幹だからです。私たちは、その大切な教育という分野に関わらせて頂いていることを誇りに思っています。また、私たちが開発するICT技術で生徒と先生の支援を具現化できるならば、それが大きな社会貢献につながるとも考えています。まずは、現在開発中のシステムを完遂し、さらに発展させ、栄光内だけではなく、社外への利用提供も行いたいです。