経歴と、創業のきっかけを教えてください。
小さい頃から戦国武将に憧れていて、特に司馬遼太郎さんの『国盗り物語』などには大きな影響を受けました。「僕も彼らのような熱い人生を生きたい」と思い、社長になろうと思い至りました。ですから、「将来は自分で会社を興す」と決めたのは子供の頃でした。 実は、創業時はエステの経営が主な事業でした。エスタイルという社名は、そのときの名残です。結局、そのお店は友人に売却。好きな仕事で新たに挑戦したいという気持ちから、コンサルティングファームに勤めた経験を生かし、2010年にウェブマーケティング事業をスタートさせました。SEOやリスティングなどと事業を拡げていく中で、何か新しい軸となる事業に取り組まないといけないと考え、検討の結果、もっとも可能性を感じたメディア事業へと拡げていったのです。最初のメディアの運営は、2011年に立ち上げた『APPGIGA!!』です。その後、現在までに全部で4つのメディアを立ち上げています。
社長にとって「働く」とは?
ちょっと変態っぽく聞こえるかもしれませんが、働くことは「修行」だと思います。あまりキャッチーな答えではなくて申し訳ないですが(笑)。 たとえばお寺に入って最初に「境内を掃除しなさい」と言われたときには、ただ掃除をしてきれいにするだけじゃない「意味」があると思うんです。掃除という行為を通じて人間性が見えてくるといいますか。それをすることで人間性を高めていくという意味で、僕自身は仕事というものを捉えていますね。だから、「ご飯を食べるために働く」とか「やれと言われたから仕事をする」のではありません。働くことを通じて人間性を磨いていくという感覚は常に持っています。 私が理想とする経営者像は、京セラの創業者である稲森和夫さんです。彼が掲げる「人間成長」という考え方には強く共感しますね。仕事の究極の目的は、人間として成長することです。
入社する社員に期待することは何ですか?
メディアを扱うビジネスをしている以上、インフォバーンやメディアジーンなどの先輩たちと並んで、一流のメディア企業だと自負できるような集団を目指したいと思っています。そのためには、もっと人の力が必要だと考えています。 編集の仕事でいえば、いろいろなことに興味があり、普段からたくさんの情報をインプットしていて、なおかつそれを誰かに伝えたいといつも考えているような人に来てほしいです。ブログやツイートをやっていてそこに読者がついていたりする人であれば、自分の発信したいことと、周囲が喜んでくれることの両方を理解したうえで、情報発信ができるでしょうから。 プランナーの場合は、とにかく人が好きで行動力がある人。人に会いたくて行動しちゃうようなタイプの人がいいですね。 とにかく、力を貸してほしい。そして、一緒にエスタイルを盛り上げていきましょう。 これは今いる社員に対しても同じ気持ちですが、エスタイルで働くことを通じて、自分に自信を持てるようになってほしいと思います。人の役に立てている実感がないときは不安だし、自信を持ちにくいですよね。でも、エスタイルで仕事をすることで、いろいろな人から「相談にのってほしい」「手伝ってほしい」などと頼られる場面があるでしょう。それはすごく幸せなことです。仕事を通じて人生をハッピーにし、その結果、社員一人ひとりが自分に自信を持てるようになったら、経営者としては一番のやりがいです。
エスタイルで働くことで、何が実現できると思いますか?
コンテンツを扱うビジネスの重要性は、今後5年、10年と増していくでしょう。ですから、当社でメディア事業やコンテンツマーケティングの仕事に携わることで、キャリア形成という意味では困ることはないと思います。今、コンテンツマーケティングの仕事を覚えることで、3年後、5年後、10年後のキャリアの選択肢は確実に広がるでしょうし、収入面でも、IT業界の平均よりは高いものを得られる日が来るでしょう。それだけ、メディア事業は今まさに成長していて、いろいろな経験ができる時期だということです。
最後に応募者へのメッセージをお願いします。
人生を切り開くのは自分次第だという考えに共感してもらえる人に、挑戦してもらいたいですね。自分の夢を実現するためにエスタイルという場所を能動的に活用してほしいですし、僕自身も人生を積極的に生きている人と一緒に仕事がしたいと思っています。 社員にいつも伝えてきたのは、「夢を持つこと」。そして、「仕事をしている今を楽しもう」ということです。私が経営者としてやるべきことは、そういう社員の気持ちに応えるために、環境を整えることだと考えています。ぜひ、あなたの挑戦をお待ちしています!