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GMOデジロック株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

業界屈指のドメイン登録数。低単価・高機能サービスで情報発信をサポート

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ

企業について

GMOデジロック株式会社は、2001年7月の創業以来、ドメイン登録と無料・有料のレンタルサーバーを中心とするインターネットインフラ事業を展開し、堅実な成長を遂げてきた企業である。設立10年目の2011年7月に、GMOインターネットグループにジョインしている。そしてそれ以降は、グループの総合力を活かしながら、これまで以上にサービスの安定・充実を図るとともに、海外向けの新規事業にも取り組んでいる。

現在まで同社の中核事業であり続けているのがドメイン登録とレンタルサーバーだ。レンタルサーバー月額平均300円など、廉価であることと、その価格帯では考えられない高機能性が特長だ。特に創業当時から提供しているドメイン登録サービス『バリュードメイン』や、レンタルサーバーの『XREA』(無料版、有料版)、また2007年にスタートしたレンタルサーバー『CORESERVER』の3サービスに関しては、ビギナーやライトユーザーにとっては少し敷居が高いが、ドメインの知識を持ち、大量のドメイン名を運用しているユーザーからは、非常に利便性の高い操作性や柔軟性が高く評価されてきた。そういった特性から、同社サービスのユーザーには、自分でサービスを立ち上げて公開するようなユーザーが多く、契約者全体の約90%が個人またはSOHO事業者(特にエンジニア系)で占められている。歴代ユーザーの中には、同社のサービスの利用を通じて、多くのインターネットユーザーに認知・利用されるようになった有名サービスを育てた事業者も多数存在している。

一方でインターネット市場が成熟するに従って変化するニーズへの対応も怠ってはいない。2013年5月には、ビギナー向けに使いやすい仕様を追求したレンタルサーバー『バリューサーバー』をリリース。さらに2015年2月にはGMOインターネットグループのインフラを活用し、WordPressに特化した『COREPRESS Cloud by GMO』を、2016年5月にはIPアドレス分散、負荷分散サービス『VALUE-IP by GMO』をリリースしている。近年は、『XREA』『コアサーバー』といったサービスを最新の仕様にアップグレートし、好評を博している。

そして現在、全社を挙げて取り組んでいるのは、18年以上のインフラ構築、運用ノウハウを生かしたOEM提供事業と、海外向けインフラサービス提供事業である。特に成長著しいアジア向けのインフラ提供サービスは同社の成長の鍵である。

創業者の代表取締役社長・平岩健二氏はサービス方針について以下のように述べている。「弊社の創業当時からのサービス方針は、“情報発信する人のお手伝い”です。それはこれからも変わりませんが、時代に合わせたサービスが必要です。私の感覚では無料ホームページの時代は数年前に終了しています。ホームページで発信するより今はソーシャルメディアの方が発信力は高く、引き続き発展していく分野です。それにつれてニーズもますます多様化していくと考えられますので、そういったニーズをしっかりキャッチアップして、ユーザーに喜んでもらえる新しいサービスを提供したいと考えています」

同社のスタンスは、メインストリームにはこだわらず、どちらかといえばマイノリティへの視点を大事にしている。創業サービスである『XREA』と『バリュードメイン』、そして収益の核を担う『CORESERVER』でも、一部のマニアを意識したサービスを提供してきた。平岩氏が意識するのは、マイノリティへの訴求だ。

「マイノリティへの視点は非常に大事だと思っています。メインストリームの層だけが市場を動かすわけではないし、マイノリティが市場を動かすこともあるかも知れない。むしろそれこそが最先端なのかもしれません。国内インターネット業界最大手グループの中で、弊社が担うべきマーケットはそこにあると自認しています」(平岩氏)

平岩氏がインターネットに関心を持ったのは中学生の時。まだパソコン通信の時代、掲示板への書き込みが主な使い方だったが、モニターから広がる世界の大きさに圧倒された。学生が大人と対等に話ができる。時には自分の発言が大人を動かすこともある。地域社会や学校での生活ではありえないダイナミズムに触れ、平岩氏の中で、インターネットは非常に大きな存在となった。
高校時代はアメリカの会社に自ら売り込みをかけ、プログラミングを請け負い、スキルを磨く。相手と対等の交渉ができるように英語も独学で習得し、アメリカのサーバーを安く仕入れて日本のユーザーに販売するビジネスをスタートした。高校は進学校だったが、そのまま大学へ進むことに疑問を抱いた。「早く何かやらなくては、と焦っていた」と平岩氏は振り返る。受験勉強をやめて没頭したビジネスは順調に顧客を増やしていったが、学術的な視点を学ぶため、関西大学に進学した。そこで知的財産の基礎や経営の知識など身に付けつつ、サーバーの再販事業を継続して、資金を稼ぎながら無料レンタルサーバーの提供をスタート。当初、会社設立は考えていなかったが、利用者や広告収入が増えていったことで責任感が芽生え、2001年の有限会社デジロック設立、翌2002年の有料サービス開始へと至った。
GMOインターネットグループにジョインするまでは、スタッフは平岩氏を含めて2名。徹底した自動化を進めるとともに、サポートなどは海外在住者を含めた外部パートナーに委託。それによって低価格・高機能なサービスを維持してきた。

「最大の目的は、会社を大きくすることではなく、情報を発信する人にとって使いやすいサービスを、最小限のコストで実現することです。“誠実で心のあるサービスをモットーに洗練されたサービスを提供する”という理念のもと、利益を最優先させず、最も安い価格で提供することを使命としてやってきました。それを高くご評価いただき、想像以上の成長を遂げることが出来ました。お客様のニーズがありきで、それを追い求めた結果としての会社、結果としての利益、今もそう考えています」(平岩氏)

リーマンショックの影響も、同社にとってはプラスに働いた。上の価格帯のサービスを利用していた層が廉価サービスへと流れる際の格好の受け皿となった。逆に好景気になれば、無料サーバーのユーザーが有料サービスを利用するようになる。そのようにして、創業以来ずっと右肩上がりの成長を続けてきたが、創業10周年の節目、2011年の東日本大震災もあり、転換期を迎えることになる。これまでの最少人数体制では不測の事態が起きた時の対応が取れないと、社会的な責任を考え、GMOインターネットグループへのジョインを決断した。

ジョイン後は、まずは管理部門を固めた。次に既存サービスを安定的に運用していくためのサポート部門を強化し、開発・デザイン部門を構築。さらに今回は新規事業の中核を担うエンジニアの採用による開発部門の強化をおこない、体制作りを更に進めているところだ。

現時点でのスタッフ数は全体で20名弱。人数は増えたが、創業以来の理念とサービス方針にブレはない。

「本質的にその想いを共感できる人が集まっているので、ことさら“理念の共有”を意識することはありません。サービス面で何らかのトラブルが発生した場合には、スタッフの方からこう対応しようという提案が出て実行しますし、実行してミスなどがあれば修正するという行動が自然にできるチームになっています。本格的な採用を始めて4年経ちますが、未だに退職者は1人もいませんので、採用のミスマッチは発生していないと考えています」(平岩氏)

スタッフの中にはもともと同社サービスのユーザーだったという人物が多い。そのため同社サービスに思い入れを持ち、少しでも良くしていこうという気持ちが強いという側面もある。だからこそ各自余計な工数や時間をかけずに効率良く業務を進める。残業もほとんどなく、人数が増えたことが提供価格に影響を与えるような事態には至っていない。むしろスピード感が増し、既存サービスの改善も進んだことで、契約数を順調に伸ばしている状況だ。5年後には50名規模のチームを必要とするようなサービスが運営できればと平岩氏は語る。

同社で働く最大の魅力は、“自分が作った”という実感が持てるサービスに関われることだろう。自社サービスなのでユーザーの反応が数値化されてダイレクトに実感できるということはもちろんだが、少人数であるため各自が事業全体、サービス全体に携わることになる。1人で何でもできるし何でもやりたいようなマルチプレイヤータイプの人にとっては、非常に充実感が味わえる環境だろう。サービス全体、チーム全体の動きを意識しなければいけないので、マネジメント能力も自然と身についていく。

「弊社のスタッフは各自、新しいことをやりたいという意識と、それをこう作っていきたいという気持ちを持っています。そういった意識を持った者同士、ある意味では競い合っている状況です。そこでお互いにコミュニケーションを取りながら、会社としての最適な答えを見つけてゴールにたどり着く必要がありますので、プロジェクトを推進する能力は鍛えられます」(平岩氏)

スキルアップの機会も十分だ。GMOインターネットグループとして開催する研修はもちろん、同社のオフィスはグループ会社が集まるオフィスビルにあり共有スペースは自由に使えるため、自分たちでセミナーを開催することも。また、グループ内で共有・蓄積されている海外のトレンド情報に触れる機会が多いこともメリットの一つだろう。

同社が求めるのは、このような環境をフルに活用して活躍できる人材だ。

「会社としても私個人としても、スタッフ1人1人を100%信用して任せています。スピード感を持ちつつ、自分のペースで着実にゴールを目指せる人が弊社では活躍できるのではないでしょうか。非常に大きなインターネットグループに属してはいますが、弊社単体としては、決して大きな会社ではありませんので、1人1人がベンチャースピリットを持つことが大事です。自分の力で弊社を成長させてやる、弊社の環境を使って自己実現を果たしたい、といった意欲ある方をお待ちしています」(平岩氏)

業界屈指のユーザー層を誇る既存サービスと日本最大手グループの安定した経営基盤。関西でこのような条件を備える企業は多くはない。東京のIT企業で働いてきて、そろそろ関西に帰って働こうと思っているような人にとっての受け皿としても魅力的な会社であろう。IT業界でより一層の飛躍を目指す人には、ぜひチャレンジしてほしい企業だ。

企業情報

会社名

GMOデジロック株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

1000万円

設立年月

2001年07月

代表者氏名

平岩健二

事業内容

インターネットサービス提供
ソフトウェア開発

株式公開(証券取引所)

主要株主

GMOインターネット株式会社 平岩健二

主要取引先

GMOインターネット株式会社 eNom, Inc. Key-Systems GmbH 株式会社日本レジストリサービス

従業員数

20人

本社住所

大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 23階

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