今後の御社の展望についてお聞かせください。
今までのように主体的に深くクライアントと関わってのアジャイルな受託開発や、ビジョンコンサルティングを続けながら、自社サービスを積極的に世に出していきます。 現在、着手しているのはアーティスト支援型のプラットフォーム開発です。 AI化が進んでいく社会の中で人間に何が求められるのか?と考えたとき、私は創造力だと思っています。創造の種としてのアートは、必ず文化向上の活力になるでしょう。しかし、創作活動を行うアーティストは、金銭的な報いを求めていなかったり、報酬を得るためのアピールが得意でなかったりすることが多い。 だからこそ、ITテクノロジーによってそのようなアーティストを助けたいのです。クリエイティブやアートに対する一般論を根本から変えたい。評価や報酬が適切にアーティストに還元される仕組みづくりをして、社会全体でフラットにアーティストを支えるのが当たり前の世の中にしたいと考えています。 そして、一般消費者がよりカジュアルにアートを楽しむという新たなカルチャーを作りたいのです。
どのような企業像をイメージしているのでしょうか?
ゆくゆくは、先の質問でお答えしたアーティスト支援型サービスを日本のみならず世界へ広げ、多様性に富んだグローバル企業を目指したいと考えています。 また、アート関連だけにこだわらず、ライフログが流通する時代に人々を幸せにしたり新たな価値を提供したりするべく、今までにないサービスやプロダクトを作りだしたい。 そのためには、性別、年齢、国籍といった枠にこだわらず、個々人の能力をいかんなく発揮する環境が必要です。 当社は、自主性や個性を重視しながら社員が共に学び、常に前進を続ける企業でありたいと考えています。
どのような人材に入社してほしいですか?
新卒入社してまだ経験の浅いメンバーもいるので、彼らをしてリードしていける人が来てくれたら嬉しいです。 マネージャーとして上から指示をしたり管理したりというのではなく、どちらかと言うと、対話をしながら、引っ張っていく立ち位置で技術的なアドバイスをしたりサポートをしたりしてもらうイメージです。 当社の社員はキャリアも個性も様々ですが、「イケイケ」ではない(笑) 性格的に穏やかな人が多いので、やりづらさはないと思います。入社したばかりだからと遠慮せず、ガンガンやっていってほしいです! また、今後、サービスを開発することは、日本だけで無く海外を見据えることになるでしょう。そのため、会社組織も多国籍になっていくと思いますので、異文化に臆せずオープンマインドでコミュニケーションを取れる人がいいですね。 語学レベルは問いませんが、壁を作らず歩み寄ることに抵抗がないという感覚でしょうか。 今後は社内で英語勉強会と外国人社員向けの日本語勉強会を開催していく計画です。
ご自身の仕事観や日常の心がけについて教えてください。
世の中を変えていきたいという気持ちが常にあります。 今のファクトを積み重ねてサービスを考えていくと現状の改善にしかならない。そのように現状を研ぎ澄ましていくやり方もあるとは思いますが、私はあるべき姿=ビジョンを示して、現状を「こう変えていこう」という仕事の進め方が好きです。 何かを相談されたときに「ないよね、できないよね」と諦めるのではなく、なんとか解を作っていくこと、そして、その実現に向けてプロトタイプを作ることが重要です。できない理由は後回してで、できることは何なのかを考えたい。 そして、もうひとつ大事だと思っているのが「頭」と「手」の二つを同時に使うこと。技術は自分で作ってみないと理解できないし活かせない。作る側のロジックがわからないと構想することも、指示もできません。 そうかと言ってスキルだけでなく、考える力もないとダメ。 理論と実践を両輪でやっていかないといけないのです。 技術・ノウハウを覚えることと、論理と理論を学ぶことを並存してやる。 それが大切だと思っています。
応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
自分で「何かをやりたい」と思っていても、ひとりで実現できる領域は広くはありません。 自分が「こうしたい」と発信したときに、ポジティブに受け止めて「できるよね」と言ってくれる仲間がいる。これは、大きな力です。 やりたいことを話してください。そして、一緒にやっていきましょう。世の中にインパクトを与えましょう。 新しい技術を使って今までになかった新しいものを作りましょう。 人に喜びなり何かしらの価値を提供したいという思いはありますか?新しい技術に興味を持つことと同時に、アートやクリエイティブへのリスペクトがあることも重視したいですね。 当社は「できることを体感できる」場です。 そんな感覚や経験を求めている人は、ぜひ来てほしいです。待っています!