執行役員 Webグループマネージャー 渡辺紀章

Webグループの組織の長として、意識していることや気を付けていることは何ですか？

「日常であまり介入しない」ことですかね。やり方には口出しはしません。 もちろん、声をかけてくれれば、いくらでも相談にのるし、助ける前提です。特に声をかけてこなければ、どうなっているんだ？と随時確認はしていません。 基本的に数字（売上や受注額）は見ているので、営業にあまり行っていない等という状況がもしあれば、何か問題や困っていることがないか、個別に話を聞き一緒に改善策を考えます。まずは自分で考えてやってもらって、結果としてあまり良くないということであれば、話しをするスタンスですね。 成長を促すという意味では、OJTやOFF-JTだけではなく、自分で興味のある社外のセミナーや講座に業務時間として参加可能で、費用も年額20万円まで会社負担していることですね。

求める人物像を教えてください。

当社自体が、長期的にコツコツと堅実に進んでいく会社なので、「長い目で何がしたいかを考えて、確実にその方向に向かって努力できる人」が向いていると思っています。 そのためには、自分のことを他人事でなく、自分のこととして考えられる人あることが求められる条件です。 自分で言ったことに責任を持てる人であること、いわゆる「有言実行」な人を求めています！

制作営業（プロデューサー）としての1日のスケジュール例を教えてください。

9:20 　出社 9:30 　メール確認、訪問状況の確認・同行者と情報共有確認 10:00　クライアントとのメールや電話対応 11:30　ランチ 12:30　移動 13:00　A社初回訪問　 　　　　　　 会社説明、お客様がやりたいこと考えたいことを伺う 　　　　　　 事例を交えてニーズ引き出し、次回提案の日程を決める　 14:00　移動 15:00　B社提案訪問 　　　　　　 サイトの構造やコンセプト等、アウトライン提案をする。 　　　　　　 予算と内容に関してディスカッションする 16:00　移動 16:30　帰社　不在の間の電話対応、メールチェック 17:00　訪問内容の議事録まとめ、必要なメンバーを選出、上長に相談、企画書作成 18:30　明日の訪問の確認、資料用意 19:00　退社　

制作営業（プロデューサー）の具体的な仕事内容を教えてください

大枠で言うと、資料作成、電話やメール（対見込み顧客）やり取り、初回訪問、提案訪問、営業案件の社内調整、受注案件のチーム編成、受発注処理があります メインは、初回訪問後の社内のリソースを調整することです。初回訪問の一番のポイントは、「何を作りたいかを明確にし、いくらお金が出せるのかを聞き出すこと」この2点なんです。 予算に関しては、経験豊富な別のプロデューサーや上司にこの予算感で、どのようなものが作れるか目安をつけてもらいます。かつ、ディレクターやコーダー等の実務担当者に、具体的な情報をもらいます。この情報をお客様の知識の量にあわせて、「整理して提案していく」ことが重要です。 同行者はお客様に合わせて選出します。見た目重視であればデザイナー、テクニカルな面を重視であればエンジニア等をアサインします。 営業の重要なポイントは「お客様を捕まえておくことはもちろんですが、社内のスタッフをいかに巻き込んでいくか」だと思います。難しい知識を知っている必要はなく、知識あるスタッフに振っていくこと、どれだけうまく振っていけるかが大切です。

制作営業（プロデューサー）の大変な点、醍醐味は何ですか？

大変なところは、発注をなかなかしてくれないお客様がいることですね。 すごく仲良しにはなるんですよ。でも、予算をたててくれないんです。仲良くなるのは大切なことですが、お客様にいれこみすぎると、ある意味大変なので、距離感をつかみ、関係性を築くことがポイントかな。1年ほど経ったときに、大きな案件を発注頂くこともありますね。 醍醐味としては、「はじめまして」からはいって、気が付くと「すごく頼りにされている状態」に3ヶ月～半年ほどで到達することですね。自分自身を信頼してもらえるという実感はかなりあります。当社は、他社にはない「多言語」という部分で強みがあるので、単純なWeb制作会社の一つのような案件は少ないためです。お客様には、Webの専門家や多言語の専門家がいることもありますが、その双方がいることは無いので、その部分で頼りにされます。