岩城さんは初めての転職活動で何を重要視していましたか?
一番はたくさん開発経験が積める点ですね。挑戦できる環境を求めていて、経験したことのない分野や技術に触れていきたいと考えていました。 新卒で入社した前職ではeラーニングプラットフォームの開発・運用・保守を担当していましたが、軌道に乗っているサービスなので開発自体がそれほど多くはない感じでした。 あと社会への貢献度合い。みんなそうかと思いますが、作ったプロダクトが世の中に良い影響を与えられるとやりがいを感じるんです。 最後は社員の雰囲気が合うか合わないかですかね。
シマントに応募しようと思った理由は何でしょうか?
まずは、モダンな言語を使っている印象があって色々新しい経験ができると思いました。 物流業界についてはあまり業界知識もゆかりもなかったけど、「物流2024年問題」という言葉はニュースで見聞きはしていましたし、身近な宅配サービスで考えるだけでも物流業界って業務要件が複雑そうだなと。 そこにシステム開発で挑んでいくというのは、まさにチャレンジングだと感じて応募しました。
選考の中で印象深かったことはありましたか?
小作さんの技術テストですかね。 今プログラムを書くときって色々なライブラリが用意されていて、ライブラリにお願い!とすればやってくれます。ライブラリの奥を考えたことがなくてなかなか不具合が直せなかったりと、苦労したこともありました。 技術テストを通して言語の裏側まで、ちゃんと目を向けて考えられるエンジニアがリーダーなんだと分かって、一緒にお仕事ができたら自分にとってとても勉強になりそうと感じました。
入社して3ヶ月間どのような業務を経験してきましたか?
最初は物流業界のドメイン知識や技術をキャッチアップしながら、運用保守フェーズの物流システムに新しい機能追加だったり不具合修正だったりを任せていただいていました。 小さいところから携わらせていただいて、物流ならではの業務オペレーションや用語、取り扱うデータを一通り理解しました。 最近は新規プロジェクトにアサインされて日々緊張感があって(笑)。 配送センターと各拠点を行き来する運搬計画のロジック設計と開発を担当しています。 ちょうど先日お客様のところに行って現場業務の見学とヒアリングさせていただきました。知識もゆかりもなかった物流業界でしたが、ほぼほぼ手書きの紙と電話のメモで業務を対応されているアナログな状況を目にして、システム開発に一層やりがいを感じましたね! あと、持って行った試作品を動かしながらコメントをいただきましたが、直接現場の声を聞かないとわからなかった要件がいくつかありました。普段現場のベテランの方が何気なくやっていることを、一つ一つ細かくシステム仕様に落とし込んでいくことができたので、現場に行って会話ができてすごくよかったと思いました。 今は見学でいただいたフィードバックをもとに、先輩エンジニアとも相談しながら開発を進めています。 プロジェクトは違うとはいえ、根本的な考え方は経験していたプロジェクトと近しいので、現場業務とシステム目標の理解はスムーズでしたね。
今後さらに挑戦してみたいことやどんな仲間と一緒に働きたいかを教えてください。
今後挑戦してみたいことは現状プロジェクトごとに独自で作っている物流ならではのアルゴリズムを汎用化していきたいですね。 例えば、シマントの中でアルゴリズム研究チームを作るとか。世界各国でも新しく研究されているアルゴリズムを武器としていれば、もっと幅広く応用できるんじゃないかと考えています。 配車業務のように人間の頭で考えるには本当に複雑な業務に対して、精度のよいアルゴリズムがないか日々勉強していきたいですね。 それらのことを一緒に挑戦して実現していくにはまず新しい知識や技術の習得を楽しいと感じる方ですね。 それから、新規プロジェクトと自社プロダクトのゼロイチ開発が並行していますので、チームワークを大事にできて周りとコミュニケーションが取れる方と一緒に挑みたいですね。