株式会社JOINT CREW

フロントエンド技術に特化してWebシステム開発を手がける株式会社JOINT CREW。現在は、WEB開発、クラウド、この二つを利用し地方創生ビジネスとBaby Techを展開している。

同社の強みは、JavaScript（React、Vue.js、AngularJS）を中心に、Webアプリケーション開発技術に長けたエンジニア集団であること。
「技術の変化の波が激しい中、これら最先端かつ最も優れたWeb開発技術をキャッチアップし続けることで生き残りを図っていきます。当社には、単にプログラミングをするだけでなく、サービス開発という目的を共有し共にモノづくりの醍醐味を経験できる環境があります。エンジニアにとっては面白い経験ができると自負しています」と代表取締役の村越了氏は言う。

これまでの主な開発実績としては、企業の法務関係者向けビッグデータの可視化ツール開発、エンタテインメント系ファンクラブサイト開発などがある。
またクラウド事業は、協業していた日本有数のクラウドインテグレーター社から得たクラウド技術＋企業研鑽によって培ったノウハウをMIXし、確かな技術としてクライアントへ提案する形で行っている。

「当社は少数精鋭であり、100〜500名クラスの中堅IT企業が取引きを行えるエンドユーザー、そして、主に先端技術を扱いサービスを生み出している新進気鋭のベンチャー企業との取引きが大半を占めています。それが実現出来ているのはホスピタリティ&技術力に優れた社員が在籍している為。」と村越氏は強調する。
そんな同社のビジョンは、ITを活用した“地方創生”を成して"日本の子供たちを笑顔にする"にある。

新潟県長岡市の出身である村越氏は、東京への一極集中と、その真逆にある地方の衰退による日本全体の沈滞化に危機意識を抱いている。
「東京都の人口はこの58年間で800万人から1330万人に増えています。また、GDPの19.4％が東京で生み出されています。しかし、この10年間は19.1～19.7％にとどまっていることも確か。今後の日本経済を発展させるためには、地方に眠っている可能性を引き出し、活性化させるしかないと思います。まずは自分の故郷である新潟を皮切りに活性化を促し、また福島など社員の出身地を活性化させ、ひいては日本全国の活性化に波及させることに貢献したいと願っています。そうしなければ、独立国家としての足場を弱体化させ、有名な長岡の花火のような日本らしい文化を失うことにもなりかねないと真剣に考えています」と村越氏は危機感を語る。

その“地方創生”のキーとなるのが、ITやWeb技術であるという。村越氏は続ける。
「ITやWeb技術があれば、距離や時間を超越し、お客様を集めることができたり、モノやサービスを届けることができます。そんな何よりの“武器”を提供することで、地方の人を奮い立たせていきたいですね」

そんな思いを込めた最初の活動が、新潟県長岡市で開催されたイベント「グッタメ〜あなたのタメのGood Entertainment〜」への参加。小・中学生向けに、ダンスやエンタテインメントなどを通じて新たな興味や未来の夢を持ってもらい、地域を盛り上げようという試みである。同社はここにIoTラジコンや、スマホで描いた絵を使って遊べるVRゲームなどを提供した。
「イベントには300人ぐらいの小・中学生が集まりましたが、全員が最低1回は触ってくれたと思います。面白そうに遊んでくれて、リアクションは良かったと実感しました」。（村越氏）

更には“病児保育をもっと身近に”といったコンセプトから2022年に病児保育予約検索サービスの「くれいしゅ」をリリース。自社プロダクトにも力を入れている。

2015年3月に設立されたの同社は、クライアント向けWeb開発で技術と収益を高め、経営基盤を安定化させつつも、自社プロダクト開発にも果敢に挑戦していく方針だ。そして、ビジョンである“日本の子供たちを笑顔にする”やミッションとする“地方創生”の具現化に近づけていく。
「そろそろキャストも揃いつつありますので、この動きを加速させていきたいと思っています。もちろん、新しい人材にもサービスづくりに積極的に加わってほしいと思っています。ぜひアクセスしてください」と村越氏は呼びかける。

全社員の内、エンジニアは8割在籍。平均年齢は33歳。中途社員で主に構成されている。技術の下地がある社員で構成されているため
、総合力の高さが特色の一つだが、組織風土づくりは“個人が尊重されること”が重視される。

まず、エンジニアと営業間で垣根を持たないシステム開発事業部といった共通のチーム、共通のミッションで活動しており、互いの気持ちを通わせやすい組織づくりを進めている。
定例で開催される全社MTGでは全員に業績数字や課題を共有し、全員が会社の内情を知ることも可能だ。
そして、このようなイベントや日常の業務においては心理的安全性が最重視されている。
社歴、年齢、性別、役職に依らないコミュニケーション環境が存在し、その環境下で素の自分を出すことができるだろう。

福利厚生も、社員の意見を参考に取り入れオリジナリティに溢れる福利厚生が魅力的。オススメは13のメニューから自身の受けたい補助を自由に選択、利用ができるJOINTCREW BUFFEUT（ジョイントクルービュッフェ）だ。カーシェアリングや懇親会費、リモートワークの環境をグレードアップできる備品購入、資格の受験料、トレーニングジムの年会費といった多様なメニューが用意されている。こういった側面でも個人の合わせた、皆が活用できる福利厚生は何か？を追求した結果であり、社員を取り巻く生活環境にもリンクさせている。

また、全社員にフレックス性を敷き、残業時間も同業他社に比べると圧倒的に低く、ON/OFFにメリハリがあり当社に転職してからプライベートが充実化している社員が多い。更に”働く時間や場所に制限をなくす”といった考えを持つ当社では、家庭や個人の都合に応じたリモートワークも推奨している。

そんな同社が求める人材像は、次の通り。
1. 自分本位でなく、相手の立場に立って考えられる、相手を喜ばせることの意味と価値を追求したい人
2. 何を成し遂げたいのかという志を重んじる人
3. 有益な情報を出し惜しみせず“おすそわけ”ができる人
4. 仲間のチャレンジに協力し、自らも仲間と共にチャレンジする意欲を持つ人

WEBやクラウド関連技術を磨き、自分が生まれ育った地域や日本のためになる仕事をしたいという人にとっては、またとない企業といえるだろう。