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アエテ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

私たちは自ら商品やサービスをつくり、お客様の手に届くまでをデザインします。 強い意志をもった「あえて」を皆様にお届けしたいと考えています。

自社サービス製品あり

企業について

2017年10月、設立6年目のデザイン会社が、社名を変更した。
その名は「アエテ株式会社」。

同社は、元の社名を「株式会社カドーデザイン」といい、「cado」ブランドのスタイリッシュな家電製品を世に送り出すことで知られる家電メーカー・株式会社カドーのグループ会社である。cadoといえば、従来の家電製品にはない優れたデザインの空気清浄機や加湿器などをリリースしている。その旧・カドーデザイン社が、cadoグループには属したまま、今回、社名を変更したのである。

「当社の事業は今、2本の柱で成り立っています。ひとつは、cado製品のデザイン全般。本体の株式会社カドーは、メーカーとしての製造・販売の機能が中心で、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザインは私たちが担っています。
もうひとつは、カドー以外のクライアント向けのデザイン業務です。ブランディングまで含めたコンサルティングから、製品、そしてカタログ等のデザインまで、トータルで引き受けています。今回、後者の仕事が増えつつあることを考えて、社名を変更しました。単なるデザイン事務所から、ブランディングを含めた『デザインコンサルティング』に事業の軸を移していこうという決意の表れです」。(代表取締役 鈴木健氏)

アエテでは現在、大手総合スーパー「イトーヨーカドー」のプライベートブランド開発、商品開発、各種デザインディレクションを手がけているほか、日本航空(JAL)グループのJALUX、アカチャンホンポなど多種多様な企業のブランディングやデザイン面でのサポートを行っている。今も多くの企業から引き合いがあり、そのためにも人材を増やしていきたいという。

他方、アエテにとって「cadoブランド」の重要性は今後も変わらない。飽和状態の家電業界に一石を投じ、独自の製品をリリースしていくcadoのデザイン部門は、彼らが担いつづける。

「ある意味で、外部のクライアントとお仕事をさせていただくのもcadoのためなんです。外部の空気、いろいろな仕事での知見を、cado製品にフィードバックし、相乗効果を得ようと考えています。特にデザイナーという人種は、同じような仕事をしていると同じような発想に固まってしまいがち。いろいろな仕事をする、というのはとても大切なことなんです」。(鈴木氏)

株式会社アエテは、先ほど挙げた2本柱の事業に加え、今、新しい事業への挑戦も始めている。

「私たちは今、3本目の事業の柱として『自分たちで考えたものを作り、発信していく』ことに挑戦しています。デザインやコンサルティングだけではなく、自分たちでブランドを作り、モノを作り、世に問うていきたいのです。最近ようやく、この事業も花が咲きそうなところまできています」。(鈴木氏)

同氏によれば、今進んでいるのは日本国内のとある伝統工芸とコラボし、アエテがブランディングを担当。販売については、アエテと伝統工芸側の人々がいっしょになって行うというものだ。

「伝統工芸は、後継者不足に悩んでいるところが多いことでもわかるかもしれませんが、基本的に彼らは『発信下手』なんです。せっかくいいものを作っていても、それをうまく発信できていない。そこで私たちの出番、というわけです。今までに培ったブランディング、デザインの力を活かして、彼らのよいモノを日本に、さらには世界に発信していきたいということです」。(鈴木氏)

これに加えて、家具の分野でも新たにアエテ自社企画の製品が誕生しそうな状況とのこと。単なるデザインオフィス、ブランディングのコンサルティングをする会社というだけではなく、自らモノづくりのできるデザイン会社へと、アエテは脱皮しつつあるのだ。

「当社で働くことの面白みは、単なるデザイン会社と違って複数の事業の柱があり、モノづくりの上流工程から、お客様に届く下流工程まで、すべてに関わることができるという点です。自分の作ったモノ、関わったモノが『どう売れているか』『どう評価されているか』というフィードバックが得られ、それがやりがいに繋がります」。(鈴木氏)

さらに、大手クライアントとの仕事が多いことや、「一部分の作業」だけ任されるのではなく、企画から携わることができるのもポイントだという。加えて、自社製品づくりにもトライできる環境であること。自分が作りたい、売りたいものを作れるというのは、モノづくりに興味を持った人物なら誰もが憧れるだろう。実際、アエテでは、良いモノであれば社員発のアイディアもどんどん採用されており、製品によっては試作まで自社で行っているという。

では、アエテでの「働き方」についても聞いてみよう。

「当社では、10時に出社して、まずみんなで掃除をします。きれいな職場でないと、きちんとしたデザインはできない、と思っていますので。その後は、基本的に各自の作業を各自の判断で進めていきます。月曜の朝に全体でミーティングをし、その場で『今週やること』のすりあわせをして、それをベースに進めていきます。作業自体は個々人で行うことが多いのですが、プロジェクトは周囲のメンバーと協力して進めていきます。特に企画スタートの時点や、アイディア出しの段階では、それこそ全員で寄ってたかって考えるようなこともありますよ。企画が固まり、追い込みの作業になると、1人か2人で集中して作業するのが普通です」。(鈴木氏)

デザイン関係の仕事というと、どうしても「尖った」人が多いのでは、とか、自分の世界に集中するタイプが多いのかも……と思いがちだが、アエテの社風はかなり明るく、和気あいあいとしたものらしい。

「みんな仲良く、意外に団結力もあります(笑)。あと、皆『大人』ですね。仕事のことでは、厳しく意見交換することもありますが、あとにはまったく引きずらない。さっぱりとしていて、気持ちいいくらいです。
当社にマッチする人物は、コミュニケーションが好きな人でしょうか。私たちの担うブランディングという仕事は、1人でコツコツ進めるよりも、ひとを巻き込みながらまとめていく仕事ですからね。とはいえ、言葉上手である必要はありません。明るく、情熱のある方であれば、成功できると思います。あとは当然ですが、モノづくりの好きな方。あなたの『やってみたい』をかなえられる環境だと思いますので、ぜひ積極的にご応募いただきたいですね」。(鈴木氏)

繰り返しになるが、アエテは単なるデザイン会社ではない。「自分たちで考えたことを、自分たちで作り、自分たちで発信する」ことができるのが最大の特徴だ。製品づくりの一部分だけを極めるのも働き方のひとつだろうが、興味あることすべてにチャレンジできるアエテの環境も、やりがい、面白みのあるものといえるだろう。

「モノの姿形を整える『デザイン』だけではなく、ブランドづくり、コンサルティングからできる当社ですが、近い将来、自社でいくつものブランドを保有することも目指しています。あらゆる角度からモノづくりに挑戦できるアエテで、ぜひあなたの可能性を広げてください」。(鈴木氏)


企業情報

会社名

アエテ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

300万円

設立年月

2011年07月

代表者氏名

代表取締役社長 鈴木健

事業内容

・cado製品のデザイン全般
・プロダクト・グラフィック・コンサルティング・広告・インテリアのデザイン等

株式公開(証券取引所)

主要株主

株式会社カドー

従業員数

4人

平均年齢

35歳

本社住所

東京都港区白金台4-2-11 9F

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