これからの「AI SHIN-C」について
◆よい仲間とよい仕事を、ずっと 会社を運営していく上で大切にしたいのは、メンバーの心身の健康です。 その上でも、メンバーが幸せになってもらえる会社にするということを重要視しています。 会社というよりも、共同体やチームといった感覚のほうが近いですね。 自分が中心にあるとすれば、その周りに同心円状に幸せの輪が広がっていくような形で大きくしていきたいと考えています。 社員やお客様、外部パートナーが同心円に加わるわけですが、それぞれは立場の違いがあるだけで、分け隔てて考えていません。 「良い仲間と長く仕事をしていきたい」 その気持ちは根強くずっと持ち続けています。 友人関係も、多くなくとも求め求められ、幸せに長く続けていきたいという方針で、その思いが強く根付いているためでしょう。 ◆プロフェッショナリズムと人の良さのバランスが1番のテーマ 会社とメンバーは共同体である一方で、それを長続きさせるためにもビジネスで利益を出し続けなければなりません。 そこで難しいと感じるのは、共同体的な在り方と、お客様にソリューションを提供するプロフェッショナル集団であることをどう両立させるか、ということです。 「勝てないけれどもいい人」と「高い業績を上げるだけの人」による集団ではダメで、全員が両面を併せ持っている必要があります。 それをどのように実現させるか。 ” 採用か、教育か、福利厚生か ” このことは、会社を経営していく上で最も重要なテーマであると思っています。 できるだけビジネスモデルを増やすことなく、シンプルに追求できるようにしてきたのは、そのテーマに取り組みやすくしたいとの思いがあるためです。 ◆「AI SHIN-C」の企業風土と、今後のあり方 今後、今まで育ててきたWebマーケティングと、新しいサービスの創造の両輪で回していきたいと考えています。 そのためにもより強い「プロフェッショナル集団」でいなくてはなりません。 今までデザイナーやエンジニアはキャリア採用してきましたが、それぞれが自身の強い思いをもって与えられたタスク以上の努力と成果を積み重ねてきてくれたおかげで現在の当社があります。 ベンチャー企業というものには色々な定義があるとはおもいますが、私としては「新しい付加価値を生み出していきたいという気持ちがある限り、ベンチャー企業である」と考えています。 そういったポリシーを突き詰めていったら今のこのプロフェッショナル集団になっていました。
中澤さんにとって“仕事”とは?
◆課題解決が得意。誰と仕事をするかが最も大事 若い頃は、「どれだけいい仕事を残して死ぬか」などと、幕末の志士のような気概でいました。 誰とやるか、どんな条件でやるかといったことは気にせず、何を残すかにだけこだわって尖っていたと思います。 今はまったく違っていて、「誰と仕事をするか」が最も大事だと感じますね。 人間には、生物的な側面と、社会的な側面と、個人的な側面があると思います。 生物としては、メシを食って排泄するといったことですが、メシを食うには仕事をする必要があります。 社会的な存在としては、人との繋がりの中でやりがいのあることをしたいと思うでしょう。 また、個人的には、成長を実感したり、達成感を味わったり、人から感謝されたりすると喜びを覚えると思います。 つまり、そういった「人」としての喜びや幸福感は、仕事を通じてもたらされると思うのです。 仕事とは人生そのものともいえます。 そういう点で、仕事を特別なものとは考えていません。 私自身、あらゆる職種や立場を経験してきたので、課題解決が好きです。 べンチャーあがりですが「1番!」とか「最速!」とかよりも、課題解決が得意です。 IT事業は天職なのかもしれないですね。
オフタイムの過ごし方をお教えください。
◆娘と過ごす時間が大切。趣味は読書 もっぱら、8歳の娘と過ごしています。 週末は公園に行って思い切り遊びますし、夏休みはプールにもたくさん行きました。 特別なことより一緒に時間をすごすことが大切だと考えています。 最近は山登りにも行くようになりました。 尖っていた20代からずいぶんと丸くなったのは、娘と妻のおかげだと創業メンバーからはよく言われます。 娘と1日会わないと寂しくなるほどの親ばかぷりです。 それ以外では、昔から読書が好きです。 ビジネス書は会社に持ってきていますが、自宅には歴史や自然科学の本が結構ありますね。 それと、おいしいものを食べることも好きで、音楽とファッションも好きです。 逆に全くやらないのは、ゲームとギャンブルですね。
求職者にメッセージをお願いいたします。
人間関係にマイナスのエネルギーが働くと、無駄な時間が生じ、仕事にも集中できません。 その点、「よい仲間とよい仕事を、ずっと」を理念にかかげる当社では、マイナスな人間関係とか無駄な会議を省くことで、それぞれが業務・課題・自分のお客様に集中することができるような環境が整っています。 また、小さな会社だからこそのチームづくりやカルチャーづくりにも関わってもらえます。 まだまだ小さい会社なので、共同体を作っていける。 仕組みを作っていける。 そこに興味を持っていただける方なら、当社にベストマッチすると思います。 100人の会社だったら100分の1ですが、7人の会社だと7分の1の影響力をあなた一人がもっています。 面白いと思いませんか? 当社には、プロフェッショナルとしてリスペクトできる真面目で誠実なメンバーが揃っています。 そんな「チーム・AI SHIN-C」のメンバーに、ぜひ加わってください。 お待ちしています!
ご略歴について、お教えください。
◆システムエンジニアを経て友人と起業。ベンチャー企業の経営者へ 大学卒業後に大手SIerに就職し、システムエンジニアになりました。3年目頃、高校時代の同級生から「一緒に起業しよう」と誘われ、その時には断ったものの5年目に再度声がかかり、27歳でジョインすることにしました。 立ち上げた会社は簡単に言えばプロモーションの企業です。書店のデッドスペースに通信販売の無料カタログを置いたり、スーパーの食材の前に関連したレシピ本を置いたりといったクロスプロモーションなどを手がけました。 彼とは今でも友人関係ですが、後に意見の相違で会社から離れ、2006年に携帯電話の販売や、人材サービスなどを手がけるホールディングの上場会社にIT事業を立ち上げる責任者として転じました。 そして、ECシステムを販売する子会社を設立し、副社長に就任します。 それが当社との出会いであり始まりでした。 ◆IT事業立て直しのため再度就任。MBOで「AI SHIN-C」スタート 1年ほど立ち上げに関わって、軌道に乗せたところで本社へ戻り、その後、執行役員に就任しました。 しばらく離れていたのですが、IT事業が業績を落とし、会社の存続が問われる局面に陥っていました。 私が立て直しに入ることとなり、結果的に2014年にMBOで独立することになります。それが現在の「AI SHIN-C」のスタート地点です。 新しくジョインしてもらったメンバーもいますが、転籍してついてきたくれたメンバーも多く、今もコアメンバーとしてチカラになり続けてくれています。 ◆新規営業なしで業績をあげてきた。ビジネスは「信頼の拡大再生産」 私が立て直しに入った当時はECシステムの販売から成果報酬型SEOにサービスを切り替えていましたが、現在はWebマーケティングのコンサルティングに始まり、Webサイト制作、Webサイトのアクセス解析、SEO対策、運用型広告の代行、システム開発・保守、サーバー管理と、企業のWebマーケティングに必要なメニューを網羅し、お客様へワンストップサービスを提供しています。 業務を丸受けし、アタマからオシリまで業務を一貫して請け負うことは、当社としても学びが多く、その上でお客様の信頼も深く厚く得ることができるという、最高の相乗効果があります。 お客様が成長すればするほどお取引も増えていくし、課題もお客様がもってきてくださる。 お客様とお取引させていただくことで双方の成長につながっていく。 そうした信頼の連鎖を何より大切にしていきたいと考えています。 AI SHIN-Cの「SHIN」は信頼の「信」です。 ありがたいことにMBO以来、新規営業なしで順調に業績を伸ばしてきました。 お客様からのご紹介や、サービスの拡大による増大です。 すべては信頼に成り立つ成果であると思っています。 ◆常に社会にとって必要なものを作っていきたい 技術は常に変わっていくので自分を最新の状態にアップデートして磨いていくことが必要です。 特にWebマーケティングにおいてはITではありますがアナログにマンパワーの作業が必要な部分も多く、根気のいる作業も多い。 だからこそ、この事業はゆっくり人の成長とともに育てていきたいと考えています。 今後は現状のWebマーケティングの事業と両輪で育てていけるような新しいサービス開発をしていく予定です。 よりお客様との信頼関係を深めて成果につなげていけるような、要望をダイレクトに反映でき、エンドユーザーにまで届けていけるようなサービスを作る予定です。 例えばクラウドサービスや、メディア型ECなどお客様の課題解決につなげることの出来るサービスを生み出していきたい。 そのためにも今、当社には新しいメンバーが必要なのです。