株式会社プリアップ 代表取締役社長　明永 敏悟氏 株式会社コーエーの米国子会社KOEI Corporationに駐在後、株式会社日本一ソフトウェア子会社NIS America Inc.を設立、社長を務める。 社長就任中、日本で制作された様々なゲームやアニメなどのライセンスを受け、欧米向けにローカライズ、発売を手がける。 米国での豊富な事業経験をもとに、日本での新たなビジネスモデルを着想。2012年株式会社プリアップを設立。

今後の戦略や注力していく領域など、展望についてお聞かせください。

私たちが目指すのは「パブリッシャー」です。日本中、世界中には優れたモノ・サービスがあふれています。そして同様に細分化された顕在、潜在ニーズが存在します。 モノ・サービスの最適なカスタマイズ、カルチャライズ、マーケティングによって、それらニーズを実際の需要に結び付けてゆく「総合コンテンツプロデューサー」集団でありたいと思っています。 具体的には、ジャンル問わず優れた商品を開発する様々なメーカー様とお取引を頂き、より多くの商品をeコマース最大のモールであるAmazonや有力モールにて販売、販促をさせて頂いています。その過程では、私たちが想定していなかった売れ方をする商品や、お客様からのフィードバック、競合商品の動向など「アイデアの種」が得られます。 この「アイデアの種」を磨きメーカー様にご提案することによって、製造技術、品質はそのままに、より現在のニーズにマッチした新たな商品が生まれることがあります。特にこの発想は海外のニーズを取込む上でかなり有効だと思われ、優れた日本製品を海外市場に向けて積極的に紹介していきたいと考えています。

どのような企業像をイメージしているのでしょうか？また、御社の仕事によって作りたい世界観は？

日本は各地にある素晴らしい技術を引き継ぐ後継者が圧倒的に足りないという問題に直面しています。しかし、人口減少が進む日本では内需拡大を期待することは難しいでしょう。 このような状況の中、それらを後世に残すためには、海外需要の取込みが必要不可欠になります。 当社が目指す「パブリッシャー」というビジネスは、国内、海外という市場、人、文化の違いに捉われず、その違いを理解、尊重し、それぞれのニーズに合わせた商品、サービスを届けていくモデルです。 私たちは、日本の素晴らしい技術、製品をベースに、様々なモノやサービスをボーダレスに紹介、流通させることで社会に貢献したいと考えています。

社員の仕事へのモチベーションの源は何にあるのでしょうか？ また、どのように仕事に取り組んでもらいたいとお考えですか？

仕事へのモチベーションの源は、人それぞれ異なるのではないかと思うのですが、多かれ少なかれ共通しているのは「成功体験」じゃないかと思います。当社が日本総代理店として展開する「タングルティーザー」というヘアケアブラシは、ビジネス開始当初は殆ど知られていない商品でした。 しかし、その商品力を信じ、各事業部、各担当者がそれぞれの分野で努力した結果、ヘアブラシジャンルのベストセラーに成長しました。 この過程ではスタッフ一人一人が「タングルティーザー」の認知度を上げる為、売上を上げる為、お客様に喜んでもらう為、様々なトライを行い、それぞれの「成功体験」を得ることができたと思います。 当事者としてのトライがなければ本当の意味での「成功体験」は得られません。当社スタッフにはいろんな事に自発的に積極的にトライ、チャレンジしてほしいと思っています。その結果としての失敗は、必ず将来の成功の糧になりますので失敗も大事な経験です。 そうやって大小関係なく「成功体験」を積み上げていってほしいと思っています。

応募者の方へのメッセージをお願いいたします。

当社は、まだまだ駆け出しのベンチャー企業です。その為、私たちと一緒に成長をドライブしてくれる原動力となれる人材を必要としています。 まずは、コアバリュー「PREAPP.」に共感する方。その他、 ・チャレンジ精神、フロンティア精神旺盛な方 ・会社と共に自身も成長することにやりがいを感じる方 ・仲間を信用できる方 ベンチャー企業にとっては人材が全てです。よって、私がすべき最重要の仕事は、人材がやりがいを持って力を発揮できる「環境」を整えることだと思っており、成長ステージに応じて、精一杯良い「環境」を作っていきたいと思っています。 常に当事者意識を持って仕事に取り組もうとする方にとっては、とてもやりがいのある会社だと感じて頂けると思います。 共感頂ける方々のご応募お待ちしています！