ラキールの企業理念は?
企業の継続性を経営の最重要課題とする。これがラキールの企業理念です。「100年続く会社を作りたい」という想いで起業しました。そのためには、若い人たちの育成が大事。社員にはほかのメンバーが自分を支えてくれていることを意識してほしいです。メンバーがいるから組織があるしプロジェクトも回ります。それを踏まえたうえで、自分のやりたいことや得意なことを生かして仕事を進めてほしいです。 「LaKeel Online Media Service」「LaKeel Messenger」などLaKeelプロダクトは社員のアイデアをスタート地点にしているモノもたくさんあります。こんなことをしたいと手を挙げて、会社が承認すれば、プロジェクトのトップとして開発を任せます。有言実行でプロダクトを完成させてクライアントからの評価が良ければ、当然社員の評価にもつながります。ラキールに新しいプロダクトを加えてくれるような人材なら、大歓迎です。
社員に求めていることは?
マネジメント力は重要だと思います。書店にはマネジメント力を付けるためのビジネス書が星の数ほどあります。それだけ、誰もが重要だと認め、かつ自分もしくは会社のメンバーにマネジメント力を付けたいと思っている証拠です。 マネジメントの難しいところは、基本的に「人対人」の話である点。極論すればケースバイケースで相性の問題もあるだろうし、個々の体調やバイオリズムの問題も絡んでくる。気分の浮き沈みもあるでしょう。昨日と今日では違う関係といってもいいぐらい「人対人」の話は一筋縄でいきません。 社員にマネジメント力を習得してもらうには、1on1で時間を使って上司や先輩がいろんな話をするしかないと思っています。当社がMBOをした後に会社の方針を大きく変えたとき、部長クラスの意識が変わってくれたからこそ、今の結果につながりました。彼らが能動的に動いてくれるようになり、新規案件の獲得に結びついたのです。
仕事をするうえで大切にしていることは?
プロジェクトの雰囲気ですかね。雰囲気の良し悪しで生産性が変わります。朝のあいさつをしても何も返ってこない、ミーティングしてもみんな積極的に発言しないようなチームに比べ、雑談で話が弾むチームは和気あいあいとしていて、やるべき時は集中して仕事をするし、オンオフをしっかりしていると作業に集中できます。雰囲気の良いチームのメンバーは、スイッチが入ったら集中力が高く、そしてそれが持続します。いろんな現場でチームの雰囲気が大切なのを経験してきたから、意図的に和気あいあいとしたムードを作るように心掛けています。 若い人に「和気あいあいとした雰囲気が生産性を上げる」ということを教えて、それを実践して見せることで、彼らも自分のチームを作るときに、いいムードを持ったチームを作ってくれると願っています。コミュニケーションは現場の人間みんなで作るもの。それぞれが自分の個性を生かしながら、どうやってチームと関わっていくかの話です。
休日の過ごし方は?
ほぼ毎週ゴルフに行っているので、休みがないですね(笑) 当社は社長を筆頭にゴルフ好きが多いんです。ラキールが主催するアマチュアゴルフトーナメントがあるぐらいです。全国で予選を行い、勝ち抜いたチームで地区決勝を戦い、その勝者が決勝大会に駒を進める、かなり大きな大会です。 当社にはゴルフチームもあり、「日経カップ 企業対抗ゴルフ選手権」や全日本企業対抗ゴルフトーナメント「リクルートCup」といった大会に出場しています。営業部にハンデ+3のメンバーがおり、彼を中心にチームを編成。社長も私もチームのメンバーです。今後は企業対抗の大会で勝ちたいですね。