御社を設立されるまでの経歴を教えてください。
学生時代から組織でリーダーを務めてきたこともあって、組織管理に興味を持ち、大学では経営学部で人的資源管理論(HRM)を専攻しました。就職に当たっては、コンサルティング業界一本で就職活動を行っており、組織変革によって企業のパフォーマンスを高めるといったような仕事に、経営層の右腕として従事するというようなことをイメージして、そういった働き方ができる環境に魅力を感じていました。 新卒で入社したのは日系のコンサルティングファームです。ここではまずお客様のシステム環境を構築するITコンサルティングに携わりました。その後、ビジネスコンサルティングの領域にシフトしていき、戦略チームが推進する案件に携わるようになりました。その後、外資系コンサルティングファーム2社で、金融機関向けに事業戦略、マーケティング戦略立案やデジタルトランスフォーメーションを推進するプロジェクトを手がけた後、2016年4月に当社を設立し代表に就任しました。
御社の掲げておられるビジョンを教えてください。
「日本発のグローバル・セキュリティコンサルティングファーム」へ進化することです。日本のコンサルティング市場はずっと欧米からの輸入モデルでした。今後、日本の生産年齢人口は減少を続け、日本市場はシュリンクしていくというマクロ環境の中で、クライアントを支援する必要があります。恐らく、コンサルタントのアウトプットのなかに「グローバル化」「海外でも競争力のあるサービス開発」といったものが出てくるのではないでしょうか。そのなかで、ずっと輸入モデルだった日本のコンサルタントは何を”New Learning”としてクライアントに価値を提供するのでしょうか。その観点から、このままではクライアントから必要とされなくなるのではという危機感を持っています。 私はコンサルタントという仕事が好きで、この仕事で成長させていただいたと思っています。優秀なコンサルタントを育て、今後も必要とされ続けるようにしたいと考えています。そのためにはコンサルティングサービスにおいても、日本発でグローバル展開する輸出モデルに転換しなければいけません。そんな想いで当社を立ち上げ、このビジョンを掲げたのです。
仕事に当たって心がけられていること、大切にされていることは何ですか。
心がけているのは、常にクライアントの想像を超えることです。 当社では以下のミッションを掲げています。 1.クライアントの想いを実現する 2.自らを絶えず変革し、クライアントの想像を超える 3.未来の価値あるビジネスを創る人材を輩出する これらを持続的に実践することで、クライアントの成長をサポートし、選ばれ続ける企業を目指しています。